自死ゼロ・事故ゼロの世界を創るメンタルコーチ
安田伸也です。
突然ですが、質問です。
あなたは、
「短所って、自分の悪いところ」
「治さなきゃいけないところ」
そう思い込んでいませんか?
仕事でミスをしてしまったり、人間関係で自分の言動を悔やんだりすると「これが私のダメなところだ」と自分を責めたくなることありますよね。
でも、ちょっと待ってください。
実は、あなたが「短所」だと思っている部分には、他の人から見ると「長所」と感じられる要素がたくさんあるんです。
たとえば、こんな風に考えてみてください。
三日坊主 → 好奇心旺盛で行動力がある
あがり症 → 純粋で正直
忘れっぽい → 過去に囚われない
どうでしょうか?
・アドラー心理学から見る「短所」の捉え方
アドラー心理学の創始者アルフレッド・アドラーは、こう言っています。
“暗いのではなく、優しいのだ。のろまではなく、丁寧なのだ。失敗ばかりではなく、たくさんチャレンジしているのだ。”
この言葉は「短所」とされる部分の裏側には必ず「長所」としての面があることを教えてくれます。
物事には必ず両面があり、それをどの角度から見るかで、感じ方や行動が変わるのです。
たとえば「失敗ばかりしている」と思うと落ち込みがちになりますが「失敗するほど多くのチャレンジをしている」と捉えれば、前を向く力が湧いてきますよね。
そして、これは他人を見るときにも応用できます。
怒りっぽい人 → 情熱家
細かいことを言う人 → 慎重な人
仕事が遅い人 → 丁寧に仕事をする人
こう考えることで、自分だけでなく周囲の人たちへの見方も柔らかくなり、人間関係がスムーズになることが多いんです。
・短所で人に愛される
こんな言葉があります。
「長所で人に貢献し、短所で人に愛される」
短所を治そうとするのではなく、「これも自分の一部だ」と受け入れる。
すると、心が軽くなり、自分をもっと好きになれるようになります。
そして、不思議なことに、短所と感じていた部分が誰かにとっては愛おしく、魅力的に映ることも少なくありません。
実際、「ちょっと抜けてるところが可愛い」と言われる人、「真面目すぎるところが信頼できる」と評価される人は身近にいませんか?
短所はあなたの個性そのもの。そこには誰かを笑顔にする力が潜んでいるんです。
・長所を活かし、短所を受け入れる
だから、短所に目を向けて「これを変えなきゃ」と頑張るのではなく、まずはあなた自身が自分の「長所」に気づき、それを伸ばしていくことにエネルギーを使いましょう。長所を活かして人に貢献しつつ、短所はそのまま受け入れてみてください。
あなたはあなたのままで、十分に素敵です。そしてその素敵さは、あなたの周りにいる人たちにもしっかり伝わっているはずですよ。
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