自死ゼロ・事故ゼロの世界を創るメンタルコーチ
安田伸也です。
アメリカ大リーグの大谷選手。
今年はメジャーリーグの記録を次々と塗り替える大活躍でしたね。
完璧なスーパーマンのような彼の姿は、野球が大好きな子ども達の憧れの的でしょう。
ところで、そんな大谷選手の今年の打率はご存じでしょうか?
常に高みを目指し、ミスのない完璧な自分を理想とする。
だけど、この「完璧であること」へのこだわりが、時には自分を深く縛りつけ、生きづらくしているのかもしれませんよ。
わたしも昔は「優秀でなければならない」「失敗してはいけない」と、自分に厳しいルールを押し付けていました。
何をするにも「完璧にやらないと恥ずかしい」「ミスしたらどうしよう」と考えてしまい、ちょっとしたことにも緊張して動けなくなってしまう。
そんな自分に疲れてしまって、うつうつとした気持ちにとらわれていたこともありました。
アドラーの言葉に「不完全である勇気を持て」というものがあります。
最初は「不完全な自分を認めることがどうして勇気なのか」とピンときませんでしたけどね。
でも、少しずつ自分と向き合い、自分が完璧でないことを認めることで、心が軽くなっていきました。
完璧主義の人は、どうしても自分の「ダメなところ」にばかり目が行きがちです。
「あれもできない」「これもできていない」と自己批判のループに陥ってしまう。
だけど、そんなときにちょっと立ち止まって、「できたこと」にも目を向けてみてください。
できたこと、小さな成功、ちょっとした進歩、それらをしっかり見つめてみると、「意外と自分、頑張ってるんじゃないか」と思える瞬間があるはずです。
自分のダメな部分を認め、できないことを受け入れるのは、決して「自分に甘くなる」という意味ではありません。
それは、等身大の自分を受け入れることで、心に余裕を持ち、自分らしく生きるためのステップなのです。
完璧でなくても、誰かに頼ってもいい、失敗してもいいと自分に許可を出すことで、ようやく人は本当の意味で前に進めるでしょう。
もし今、「生きるのが苦しい」と感じているなら、その原因は「完璧でなければ」という思い込みにあるかもしれません。
そして、それは「もっと良く生きたい」「もっと上手くやりたい」という強いエネルギーがあるからこそ、出てきたものです。
そのエネルギーを「完璧であること」に向けるのではなく、「今の自分を少しでも大事にすること」に向けてみてはどうでしょうか。
私たちは、どんなにがんばっても「スーパーマン」にはなれません。
誰もが不完全で、だからこそ人と助け合い、支え合って生きているのです。
「完璧じゃないけど、まぁいいか」と心の片隅で思えるようになると、自分の人生が楽になるでしょう。
あの完璧に見える大谷選手でも、今シーズンの打率は約3割1分。
10回打席に立っても、6回〜7回はアウトになるのですからね。
あなたは、毎回ヒットを打とうとしているんじゃないでしょうか?
人生は完璧じゃなくていい。
生きているだけで十分なんだと思えたとき、きっと心が軽くなり、あなた自身がもっと自由になれるはずです。
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