創りたいのは自死ゼロと労災ゼロの世界
【うつ専門メンタルコーチ&講師】
安田伸也です。
ネガティブ思考で悩む人がいますよね。
なんかポジティブじゃないから。
ネガティブだから、私はダメだって。
これ大きな間違いです。
何故なら、人はネガティブに元々できているから。
なぜかというと、生き残るためです。
いいですか。
今までうまくいったこと。できたこと。
上手にできて、何の問題もなかったこと。
そういうことって、ほっといてもどうってことないんですよ。
死ぬことはない。
生物って、生き残ることと、子孫を増やすこと。
この2つが、大きな目的ですよね。
種の保存。
ネガティブ思考は、種を保存するための生存戦略なんです。
だから、ほっといてもいいことは、どうでもいいんです。
そのままにしておける。
だけど、できなかったこと、失敗したこと、そういうことをそのままにしておくと、死滅してしまう。
種の保存が難しくなる。
そんなことになってしまう可能性があるんですよ。
だから、人ってポジティブな思考よりも、ネガティブな思考。
そっちに引っ張られます。
先ほども言ったように、種の保存が目的ですからね。
生物としてはネガティブ思考は、当然の思考なんですね。
でもね。
人の場合ネガティブな思考が多くなると、何が困るかというと、行動できなくなるんです。
また失敗したらどうしようとか、またうまくいかなかったらどうしようとないろいろ不安になるわけです。
何回もそれが積み重なると、どうせやっても仕方がない、うまくいかないよって、やる前から諦めてしまう。
そんな風になりがちなんですね。
だから、ポジティブな思考になろうとしたら、わざわざできていることに意識を向ける必要があるんです。
よく言われるのは、コップの中に水が50パーセントだけ入ってる。
その時に、もうあと50パーセントしかないって考えるよりも、まだ50パーセントがある。
そうポジティブに考えた方が、やってみようとか、まだまだできるはずだっていう可能性が見えてくるんです。
この可能性が大事なんです。
可能性が見えると、何かを始めようと思い始めます。
わざわざモチベーションを上げる必要ないんです。
だから皆さんも、何か始めよう。
とか、
チャレンジしようと思ったら、今までの自分のできているところ。
これまで、いろいろ失敗しちゃった。
とはいえ、できてるところはないか。
とはいえ、うまく行ったことは無いか。
コーチング的に言うと、リソースを探すっていうんですけども、そんなふうに、振り返ってみて、できているところに目を向ける、そんなことが必要なんです。
人はネガティブにできているんです。
はい。
だからネガティブ思考だといって、悩む必要は全くありません。
機動戦士ガンダムに出てきたカイ・シデンって、キャラクターご存知ですかね。
ちょっと拗ねた感じのキャラクターです。
あのセイラさんから「軟弱者!」ってぶん殴られるという可哀想なキャラクターなんですけど。
彼が言ってました。
「臆病なぐらいがちょうどいいのよね」
はい。
それが彼の生存戦略です。
死なないためには、臆病なぐらいでちょうどいいんです。
勝ち目が無いのに下手に突撃すると玉砕してしまいます。
生き残るためにはネガティブ思考。
これとっても大事です。
覚えといてください。
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