創りたいのは自死ゼロと労災ゼロの世界
【うつ専門メンタルコーチ&講師】
安田伸也です。
クライアントさんの悩みを聴いているといつも思うんですが、悩みってボンヤリしているんですよね。
例えば、「○○の勉強をしたいけど手に付かない」などがよくある悩み。
コーチングでは、これを質問で具体的に細かくしていきます。
例えば「勉強したい」というのは、何の勉強を何時間したいのか。
どういう方法で勉強するのか、本を読むのか、動画を観るのか、講座へ通うのか。
毎日何時間、すれば勉強したと言えるのか、それとも週1回でも出来れば良いのか。
などなど。
これ「状況確認」と「細分化」と言います。
このように質問しながら、悩みを詳しくしていくと段々解決へ向けての道筋が見えてくるんですよ。
そして、次はリソース（資源）を探していきます。
過去同じような経験があるか。
過去になければ、同じような事をしている人はいないのか。
技術が足りなければ、どうすればその技術が身につくのか。
などとリソースになるもの資源・資金・経験・技術などを探していきます。
コーチングは、イメージや感情を揺さぶり、やる気を出して貰うモノと思っている人が多いかもしれませんが、このように実はとっても現実的な事をしていきます。
もしも、1人で悩みや問題を解決したいのであれば、紙に書きだしてみてください。
いくつ悩みがあっても具体的に書き出します。
良いとか悪いとか、出来る出来ないとかは、一先ず脇に置いておきます。
一通り書きだしたら、自分の意思や行動ではどうにもならない事は諦める。
うつになりやすい人は、自分の力ではどうしようもない事を自分だけで解決しようとするから、辛いんですよね。
だから、そこは潔く諦めてくださいな。
そして、自分の意思や行動で何とかなるモノは、少しでも理想に近づけるように考え行動へ移していく。
頭の中で考えていても、グルグルするだけでなかなか解決方法を思い付くまでには至りません。
だから、紙に書き出して具体的にしていくのです。
そうすると状況が俯瞰できて冷静に現状を把握できるようになります。
例えば、道に迷ったときにGoogleマップで自分の位置と目的地を確認して移動するのと同じですね。
簡単で、とっても効果的なお悩み解決方法ですよ。
アメリカの鋼鉄王カーネギーがある時、あまりの悩みの多さにもう死ぬしかないと自死を図ろうと時。
死ぬ前にいくつ悩みがあるのか書き出してみようと思いたとか。
すると解決へ向けての希望の光が見え、自殺を思いとどまったそうです。
悩みは紙に書き出す。
お試しあれ。
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