心の安全設計室代表 自死ゼロ・事故ゼロの世界を創るメンタルコーチ

 

安田伸也です。

 

※本記事は [初回公開:2024年1月] の内容をもとに、[最終更新:2026年4月28日] に見直しました。

「ルールを守ること」と「人として正しいこと」

この2つがぶつかったとき、あなたならどう判断しますか?

約30年前、平成初期に実際に起きた「100人密航事件」

その現場で、私は“本当のリーダーとは何か”を強く考えさせられる出来事を体験しました。

この記事では、実体験をもとに、

  • 密航事件のリアルな現場
  • 現場で起きた判断の葛藤
  • 人として大切な視点

についてお伝えします。

 

 


👤 筆者プロフィール

うつ専門メンタルコーチ・講師。
企業・家庭・教育の現場で「傾聴スキル」を活かし、人が自ら動き出す支援を行っています。

👉 企業講演登壇およびメディア実績

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100人密航事件とは?当時の背景

今から約30年前、平成初め頃のこと。

日本では、外国からの密航事件が多発していました。

その多くは、蛇頭(スネークヘッド)と呼ばれる組織によるものでした。

中国福建省の貧しい人々を対象に、
「日本に行けば稼げる」と騙し、
多額の借金を背負わせる。

そして、小さな船に詰め込み密航させる。

こうした事件は、日本だけでなく東南アジアや中南米にも広がっていたと言われています。

実際に起きた「100人密航事件」

私が勤務していた管区でも、日本船内から約100人の密航者が発見される事件が発生しました。

後に「100人密航事件」と呼ばれるこの出来事。

当然ながら、

  • 密航者
  • 手引きした日本人船員

全員が逮捕されました。

しかし、問題はその後です。

👉 100人を一度に収容する施設が無い

そのため、巡視船を臨時の収容施設として使用し、特警船、つまり機動隊のような役割の船が警備を担当することになりました。

現場で起きた“ある問題”

私は当時、本部で支援業務を担当しており、密航者の食事手配などを行っていました。

収容翌日の朝、特警船の隊長からこんな要望が届きます。

👉 「食事をパンに変更してほしい」

理由はシンプルでした。

密航者が「おにぎりを食べない」というのです。

なぜ食べなかったのか?

当時の中国では、

  • 冷蔵技術が普及していない
  • 冷えたご飯=腐っている可能性がある

という文化的背景がありました。

だから、おにぎりを前にしても、口にできなかったんですね。

組織としての判断 vs 人としての判断

私はすぐに、当時の食事の手配をしていた管理課長へ変更を依頼しました。

しかし、返答は、

👉 「変更できない」

でした。

理由は、すでに100人分のおにぎりを発注済みだったからです。

その旨を隊長に伝えると、隊長はこう言いました。

「電話を替わってください」

隊長の一言が現場を変えた

隊長は、静かな口調でこう話しました。

「彼らは確かに法律を犯した。
しかし、食べる習慣がないものを無理に食べさせることはできない。
飢えさせることもできない。
人として、パンに変更してほしい」

私は隣で聞きながら、強く感じました。

👉 これは本物のリーダーだ

結果として、上司も了承し、食事はパンに変更。

無事に問題は解決しました。

この出来事から私が学んだのは、

👉 立場ではなく、“人としてどう判断するか”が重要

ということです。

コーチングにも通じる「人と人との関わり方」

この経験は、後に学んだコーチングにも通じています。

コーチングとは、単なる技術ではありません。

目の前の人を、1人の人間として尊重すること。

そこが土台にあるのだと思います。

多くの人が陥る落とし穴

現実には、

  • 立場を守るための判断
  • 組織都合の押し付け
  • 相手の気持ちを考えない対応

が優先されてしまうことも少なくありません。

もちろん、ルールは大切です。

そして、そのルールの先に人がいることを忘れてはいけないんですよね。

本当に大切な視点とは?

この隊長が持っていたのは、シンプルな視点です。

👉 「目の前の人のために何ができるか?」

この問いこそが、すべての判断を変える軸になります。

まとめ|現場で見た“本物のリーダー像”

事件や事故の現場は、常に緊張状態です。

決して、心が和む場所ではありません。

それでも今回のように、

👉 人としての温かさが現れる瞬間がある

それが、強く印象に残っています。

この体験は、今でも私の中で「判断の軸」として生き続けています。

あなたなら、ルールと人としての正しさがぶつかった時、どんな判断をしますか?

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