レジリエンス(心の回復力)を育成する
【うつ・パニック障害専門メンタルコーチ】
メタルこと安田伸也です。
昨日、独りで近くのおでん屋さんへ行って、久しぶりに外飲みしてました。
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そのお店は、弟も通うお気に入りのお店。
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おでんも美味しいのはもちろん、BGMは日本では聴けない本場のオールディズのオシャレなおでん屋さんなんです。
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だけど、そのおでん屋さんへまた行ってみたいと思ったのは生ビールが美味しかったから。
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苦みが少なくて、口当たりがまろやかなんですよ。
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ジョッキがガラスじゃなくて陶器なのもGood。
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昨日、久しぶりに訪れてそのことを伝えると、
「業者の人が週に1回やってくれたら良いという(ビールサーバーの)掃除を毎日やっているんです」
とマスターがこう仰いました。
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ビールの銘柄は、正直わたしがあまり好きじゃない銘柄だったんです。
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でも、ここまで美味しくなるんだってビックリでした。
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マスター曰く
「自分が飲んで美味しいと思えないビールをお客様に出せない」
とのこと。
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丁寧って、こういう事なんだなって思いました。
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人にはいくら頑張っても、出来ないことが多々あります。
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人よりもずば抜けてできることを才能って呼ぶのかもしれません。
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資質、能力の問題もあります。
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だけど「丁寧」とはそういうことじゃないんですよね。
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わたしも新人の頃、船に乗って初めての仕事がトイレ掃除でした。
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船は、職場であると同時に生活の場でもあります。
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だから、新人の朝の仕事はトイレ掃除や風呂掃除です。
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元々雑な性分のわたしは、先輩からこう叱られました。
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「もっと丁寧に掃除しろ」と。
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おでん屋さんのマスターのように「丁寧」に掃除をするとは、能力の問題じゃなく「姿勢」の問題なんです。
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仕事に取り組む姿勢です。
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誰でもできるんですよ。
ふとコーチングと同じだなって思いました。
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コーチングで教えられたのは
「目の前の人を丁寧に扱いなさい」
ということ。
人の心は簡単に壊れてしまいます。
ちょっとした言葉で傷つきます。
うつなどの辛い状況の方はなおさらです。
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寄り添うとも違う。
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優しく接するとも違う。
もちろん、おもてなしとも違う。
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丁寧という言葉がシックリくるんですよね。
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わたしは、コーチングって、能力・技術じゃなく、人と接する上での作法のようなモノだと思っています。
そして、それを実践していくことで、ドンドン幸福になっていく。
わたしは、そう信じています。
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