レジリエンス(心の回復力)を育成する
【うつ・パニック障害専門メンタルコーチ】
メタルこと安田伸也です。
約7年前、海上保安庁を辞めて起業した当初はそう思っていました。
1年本気で頑張れば、何とか喰っていけるようになるだろうとアフィリエイト(インターネットの広告収入)を頑張りました。
ところがギッチョン(古い?)そうは問屋が卸さず、全くの収入ゼロ。
新しく創ったアフィリエイトサイトからは一銭も売上げが上がらない。
結果が出ないので、結局半年で続けて行く気力がなくなり止めてしまいました。
そこからは、目的も理念も失い2年ほどひたすら迷走を続けます。
そういろんなことに頑張り続けたのです。
そして、やることなすこと上手く行きませんでした。
室町時代の剣豪、塚原卜伝(以下、卜伝)の逸話にこういうのがあります。
ある時、弟子入り志願の剣客(プロの剣術使い)がやってきます。
その剣客が卜伝に尋ねます。
剣客:「わたしは、どのくらいで免許皆伝となるでしょう?」
卜伝:「お前はなかなかの腕前だから、5年で免許皆伝になるだろう」
それを不服に思ったのか、剣客は再び尋ねます。
剣客:「寝食を忘れて修行に励みます。それでしたら何年で免許皆伝をいただけますか?」
卜伝:「10年はかかるな」
ビックリした剣客は、また尋ねます。
剣客:「では、死に物狂いで修行をいたします。それでは何年でしょうか?」
卜伝:「おいおい、それだと一生かかっても免許皆伝とはならないだろう」
人間、何かを上手くなりたい、向上したい、何かを成し遂げたいと思ったらそれなりに時間がかかります。
そして、いくら頑張ってもどうしようもないことがあります。
ですから、継続できる環境を整え、自分の気力・体力を充実させて挑み続ける必要がある。
そうじゃないと、いくら死に物狂いで努力しても達成できません。
頑張るには限界があるのです。
それに、結果が出ずに「焦り」になってしまうと、わたしのようにいくら頑張って成果を出そうとしても、途中で放り出してしまうでしょう。
良い加減(ちょうど良い力の入れ具合)で目的に向かって、続けられる状況を作ること。
上手くなりたい、向上したい、何かを成し遂げたいことがあったら、それから始めてください。
そして、結果が出る出ないにかかわらず、その過程が楽しめないと自分が望む未来を創るのは難しいと思います。
今出来ることを淡々と続けるのが一番の近道。
「小さいことを重ねることが、とんでもない所に行くただひとつの道」
元メジャーリーガーのイチローの言葉です。
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