レジリエンス(心の回復力)を育成する
【うつ・パニック障害専門メンタルコーチ】
メタルこと安田伸也です。
なかなか眠れないときに
「眠れない時は羊の数を数えると良い」
と聞いたことがありませんか?
どうしてこういうことが言われるのでしょう。
「迷信じゃないの?」
と思われるかもしれませんが、心理学的に言うとそうとも言えません。
これ、羊が重要なのではないんです。
「眠ろう」という意識を「数える」という方へ変える。
それに意味があるのです。
人間眠ろう眠ろうとすると、意識が眠ることに集中してしまいます。
そして「眠らなきゃ」と考え、ますます眠ることが出来なくなります。
考えるということは、脳が働いている状態を作るということ。
だから一旦「眠ろう」という意識から離れて
脳に「羊の数を数える」という無意味なことをさせる。
そうすると、知らず知らずの内に眠ってしまう。
そんな効果を期待しているんですね。
また、夜中に起きてしまって
「今日も目が覚めた」
と気にする方がいます。
わたしも、うつうつとした状態だった頃はそうでした。
「今日も夜中の2時に目が覚めてしまった」
と気にしてましたね。
だけど、それを気にしてもグッスリ眠れるようにはなりません。
だから、大事なのは気にしないこと。
悩みに執着しないことなんです。
手放すと言ってもいいでしょう。
何か解決したいことがあれば、その問題の原因を考えたり、解決しようとせずに、一旦離れお茶を飲んでリラックスする。
そうすると、新しい解決方法を思い付きますよ。
ニュートンは、林檎が木から落ちるのを見て「万有引力」を発見し、
アルキメデスはお風呂に入っているときに「浮力(アルキメデスの原理)」を発見したと言われています。
いずれも研究室で発見したのではありません。
リラックス状態が多くの解決方法を引き寄せるのです。
悩みから離れる。
これが、一番早い解決策なのです。
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