レジリエンス(心の回復力)を育成する
【うつ・パニック障害専門メンタルコーチ】
メタルこと安田伸也です。
レジリエンス(心の回復力)を育成する
【うつ・パニック障害専門メンタルコーチ】
メタルこと安田伸也です。
人間何か行動しようとしても、一歩が踏み出せない。
そんな時があるますよね。
だけど、わたしが以前読んだ寓話集の中にこんな話がありました。
「ビュリダンのロバ」というお話です。
お腹を空かせたロバが、分かれ道に立っていました。
そして右の道と左の道。
どちらの道にも、美味しそうな干し草が落ちているのを見つけたのです。
その2つの干し草は、同じぐらいの量、同じぐらいの距離にありました。
ロバはなかなか決められずにいたのです。
右の干し草にすると決めて数歩歩き出すと、左の道の干し草が美味しそうに見える。
左の道の干し草にすると決めて数歩歩き出すと、今度は右の干し草が美味しそうに見える。
そうしていつまでも決められないまま時は過ぎ、とうとうロバはお腹が空きすぎて、一歩も動けなくなったとさ。
進学や就職、転職、結婚など人生の岐路に立った時。
人間、重要な決断であればあるほど、なかなか決められません。
わたしも約7年前、35年間勤務した海上保安庁を辞める決断をしました。
この時も辞めたいと思い立ってから、実際に辞めるまで約5年かかっています。
妻も子どももいて、辞めたらどうなるのか、怖くて仕方が無かったからです。
どうやって踏ん切りを付けたかというと、このまま辞めずにいたらどうなるんだろうとイメージしたんです。
定年まで約6年ありました。
この後の6年間を不平不満を言いながら、今の仕事を続けるか。
それとも、辞めて新しい道を進むかです。
今思うと、無茶なことをしたと思っています。
メチャクチャ大変でした。
正直、これほど大変だとは思ってもいませんでした。
人生舐めてましたね。(^_^;
だけどね。
やってみないと解らないことも多いんですよ。
そして、迷って動かないという選択は時として、このロバのように最悪の事態を招くこともあるのです。
わたしも、あのまま辞めずにいたら、うつやパニック障害が治っていたかどうか解りません。
そして、無事に定年退職を迎えられたかどうかもね。
そんな経験から、今は迷ったらこう考えるようにしています。
どっちの道が正解なのか。
ではなく。
選んだ道を正解にする。
そう決めて行動すること。
上手く行けばそれに越したことはなく、
失敗すれば、そこから学んでまた新たな道を探れば良いだけのことなんです。
何があっても、大丈夫。
生きているだけで丸儲け。
やり直せない人生はありません。
最悪な選択は、このロバのように何もせずに動けなくなることなのです。
怖くて選べない方、勇気が出ない方はご相談ください。
わたしの多くの失敗した経験がお役に立つと思います。
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