創りたいのは自死ゼロと事故ゼロの世界
【うつ専門メンタルコーチ&講師】
安田伸也です。
コーチングをしていて一番嬉しいのは、クライアントさんからこんなご報告をいただいたときです。
「最近悩んだり困ったりすることが無くなったんですよね」
先日も、そんなご報告をいただきました。
そのクライアントさんも、以前は自己否定が激しくて、何かあると慌てたりパニックになる自分へダメ出しをしていました。
そして、それでまた落ち込んだりと、メンタルが落ち込むループにハマっていたんです。
ですが、初めてのセッションから、5回目のセッションでこういうご報告をいただいたんです。
わずか2か月でこの変化にわたしもビックリでした。
たぶん、悩んでいない、困っていないわけじゃなくて、以前のように悩んでいる状態、困っている状態から直ぐに抜けることが出来るようになったのでしょう。
だって、人間未経験のことや、想定外のことが起きれば誰でも悩んだり困ったりしますもん。
だけど、自ら一瞬で解決できるようになったので、コーチに相談するまでにならないんだと思う。
この状態がレジリエンス(心の回復力)が強くなっている状態なんです。
自分を大切にして、自分の考えで行動し、自ら問題を解決できる。
その状態が、やっぱり理想なんですよね。
「そんなに簡単に人間って変われない、今まで何度試しても無駄だった」
そんな考えの方がいるかもしれません。
だけど、アドラー心理学の創始者アルフレッド・アドラーは
「人は死ぬ2〜3日前でも、人間は変わることができる」
ただ変わろうとする「勇気」を見失っているだけだと言っています。
わたしに置き換えてみても、過去のわたしは行動を起こす前からアレコレ悩んでいました。
そして、結局何もせずに終わってしまう。
行動できないと、自信もつかないし、自己肯定感も上がらないんです。
コーチングセッションは、よくカーレースのピットインに例えられます。
消耗したタイヤを交換する、またガソリンを補給したり、細かい調整したりしてまたレースカーがコースへ復帰する際の一時的な場所。
人生において、コーチングセッションは、人間で課題を乗り越えるエネルギーを補給する場所。
そんな場所だと信じています。
あくまでもクライアントが自走するためのメンテナンス場。
コーチは、クライアントの心をメンテナンスするピットクルーのようなものですね。
でも、冒頭のような言葉を聞くことができると、自分事のように嬉しいしやってて良かったと思います。
今は大変だけど、きっとこのクライアントさんのように自分軸で自分の人生を切り開けるようになる。
誰でもそうなれると、わたしは信じていますし、実際に何度もそんな場面に遭遇しています。
そして、そんな場面に立ち会えるコーチってとっても喜びの多い素晴らしい仕事なんです。
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