レジリエンス(心の回復力)を育成する
【うつ・パニック障害専門メンタルコーチ】

メタルこと安田伸也です。


メンタル不調の方のお話を聴いていて
「あなたはどうなったら良いんですか?」
とお訊きしても
「解らないんです」
と仰る方がいらっしゃいます。



他人の「期待に応えなければ」とか
他人から「何を望まれているんだろう」
とか...

そういう考え方が習慣となっていて、
自分がどうしたいかが解らなくなる。

そんな状態なんじゃないでしょうか。


もちろん、他人の期待に応えようとする気持ちは
大事ですし、それで自分を成長させることも
できることがあります。



だけど、他人を基準に自分の存在を観てばかりいると
生きるのが苦しくなってしまいます。



だって、他人と自分は価値観も違うし、
考え方も、環境も違います。



だから、他人の期待通りに生きようとすると、
それに振り回されて本当の自分を置いてきぼりにしてしまう。

そんなことが起こります。


ゲシュタルトの祈りという詩があります。

「わたしはわたしの人生を生き、あなたはあなたの人生を生きる。

わたしはあなたの期待にこたえるために生きているのではないし、あなたもわたしの期待にこたえるために生きているのではない。


私は私。あなたはあなた。


もし縁があって、私たちが互いに出会えるならそれは素晴らしいことだ。
しかし出会えないのであれれば、それも仕方のないことだ」



ゲシュタルト療法の創設者
フレデリック・S・パールズ(ドイツの精神科医)
がよくワークショップで話していたとする詩です。








人は人、自分は自分としっかり分けて考える。

これ幸福になろうとしたら、
とっても大事な考え方です。



自分が本当に満たされていない状態で、
いくら他人のために尽くしたとしても
「○○してやったのに」とか
「こんなに世話を焼いているのに」
と押しつけがましくなってしまいます。



周りの人達との関係を良くしたいと思ったら、
「ゲシュタルトの祈り」
の考え方で生きた方が
一見冷たく感じるかもですが、
結局は、お互いにとってハッピーなのではないでしょうか?






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