レジリエンス(心の回復力)を育成する
【うつ・パニック障害専門メンタルコーチ】
メタルこと安田伸也です。
うつやパニック障害にかかる人って、真面目な人に多いんじゃないでしょうか。
この仕事をやっていて、今まで出会った方々はすべからく真面目で実直な人。
それだけに自分で自分を責めてしまったり、
人に迷惑をかけられない、自分で何とかしなければ、
と追い詰めてしまうんですよね。
人間的に素敵な人、
そんな方が多いように思います。
自分の事はさておき、人のことをサポートしたいとか。。。
だから、そんな方々がわたしは大好きです。
ただ、うつやパニック障害など心の病気を改善していく段階で、それが裏目に出てしまうことがあります。
「職場に迷惑をかけられない、だから早く職場復帰しなければ」
と焦って無理矢理職場復帰して、また再発してしまう。
そんな事を繰り返しがちです。
そんな悪循環を変えたいのであれば、
「うつだから、働けないのは仕方がない」
と一旦、今を受け入れることが必要。
それが改善への第一歩なのです。
再発防止に大事なんです。
「え?これって治すのを諦めること?」
って思った方も多いと思います。
その通り「諦める」ことです。
「諦める」というとネガティブな印象を持つかもしれませんが、
もともと「諦める」とは
「明らかにする」という意味。
”諦の意味は日本語では「明らか・明らかにする」に近いのです。
実際に日本語の「諦める」と「明らか」は言葉として同源。
物事の真実の姿やありさまを明らかにすることで、
やっと諦められるというニュアンスを、もともと含んでいました”
東洋経済オンライン
「多くの人が知らない「諦める」の本当の意味」から引用。
https://toyokeizai.net/articles/-/154783
一旦「諦める」と、今出来る事。
「ゆっくり休む」
「散歩してみる」
「リラックスする」
などなどが見えてきます。
わたしは「積極的に諦める」と言っていますけどね。
あるいは、
「執着を手放す」
と考えてみてはいかがでしょう。
焦る気持ちは、十分解ります。
わたしもそうでしたから。
だけど、悲しいかな病までいってしまうと、
改善には時間がかかるのです。
すぐに出来ないことを諦め(受け入れ)て、
今出来ることを淡々と続けて行く。
そんな考え方で毎日を過ごしていると、
ある日突然
「そういえば最近調子が良いな」
とういう日が必ず訪れます。
【お知らせ】
うつやパニック障害など、メンタルが不安定な方、コーチングを学びたい方向けに、セミナーも開催しています。
この記事が気に入ったら、今すぐメルマガへの登録を‼️
毎日読めばちょっぴりハッピーに生きられるかも。
読むだけでメンタルが安定し、心の回復力(レジリエンス)が高まるメルマガを毎日配信中!!!
「幸福へ舵を切れ!」▼