レジリエンス(心の回復力)を育成する
【うつ・パニック症専門メンタルコーチ】

メタルこと安田伸也です。

わたしが、パニック障害だと解ったのは初めて過呼吸の症状が出てから約2年後でした。

それまで病院へ行かなかったから、パニック障害の症状は正体不明の症状だったんです。

突然、過呼吸に陥って吸っても吸っても息苦しくて窒息感がハンパない。

心臓がバクバク音を立てて鳴り響く。

また、道を歩いていると急に恐怖心が湧き上がってきてどうしていいか解らずに混乱してしまう。

もう20年以上前になりますが、そんな事が時々起こるようになったんです。

だけど、病院へは行きませんでした。

なぜかというと理由はいくつかあります。

1,心が病んでいると認めたくなかった
心の病気かなとは、うすうす思っていましたが、正直心が病んでいるなんて認めたくなかったですね。

2,情報が少なかった
当時は、心療内科や精神科が今ほど多くありませんでした。
インターネットも無かったので、パニック障害に関する情報が少なかったのもあります。

3,過労だと思っていた
疲労が溜まっているので、休めばそのうち治るだろうと思っていました。
いや、思い込もうとしていたというのが正しいかも。
前述のとおり、認めたくなかったので。

約2年後に、病院へ行って診断名を聞いた時
(当時は、不安神経症)は、
「病名がある病気で良かった」
と安堵したのを覚えています。

病名があれば、薬も治療法もあるはずと思ったんですよね。

だけど、こんなに長い付き合いになるとは思っていませんでした。

わたしのように、何が起こっているのか分からない。

という人も多いかもしれないので、代表的な症状を挙げておきますから、身に覚えがある方はまず内科医の先生などにご相談ください。


【パニック障害の代表的な症状】

1,動悸
突然心臓がバクバクする。

2,過呼吸
わたしのように突然空気を吸っても、吸っても息苦しくて
水面で口をパクパクさせている金魚のよう状態になる。

3,冷や汗・脂汗
満員電車や人混みの中にいると背筋が寒くなるような汗が出る。

4,恐怖心
これも辛かった。
突然理由も無く死ぬんじゃないかという恐怖心が襲ってきて、怖くて動けなくなる。

5,悪夢をよく見る
パニック障害の症状をいろいろ調べたんですが、出てこなかったですね。


ひょっとしたら、わたしだけかもしれませんが、悪夢をよく見ました。
 

夜、血だらけの死体が、あちこちに転がっている公園を彷徨っている。
 

自分の子どもが水の中に沈んでいく。
 

今思い出しても、ゾッと知るような悪夢をよく見ました。

6,現実感の喪失
時々、俗にいう地に足が付いていないような、

現実なのか夢の中にいるのか解らなくなるような感覚がありました。

7、その他
めまい、ふらつき、手足のしびれ
などが起こるようです。


そして、これらの症状が
電車の中や車の中などの人混み、すぐに逃げられない閉鎖空間。

または、歯医者さんや美容室など長時間ジッとしていなければならない状況に入る前になるようであれば、広場恐怖症も疑われます。

冒頭にも書きましたが、こういう症状が頻繁に出る方はまず、身体の疾患を疑って内科医の先生に相談してください。

それでも異常がないようであれば、推薦状を書いてもらって心療内科や精神科という流れが良いかもです。


※執筆現在の正式名称は「パニック症」です。
しかし、当ブログでは一般的によく知られている「パニック障害」と表記しています。

 

 




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