人は前提を変えると見方が変わります。
人は前提で物事を考えているんですよね。
良い悪いは別にして、時にはそれが自分の行動を制限してしまうこともある。
例えば「人に迷惑をかけてはいけない」という教え。
これは、前提が「人は迷惑をかけないモノ」という前提の上に成り立っている教えです。
日本では、和を大切にしますから、こういう考え方が生まれたのでしょう。
だけど、この意識が強すぎてしまうと「人に迷惑をかけるんじゃないか」と自分がやりたいことを出来なくなってしまいます。
こうなると、とっても生きるのが苦しくなる。
遠く離れたインドではこう教えるそうです。
「人に迷惑をかけずに生きることができないのだから、人から迷惑をかけられてもそれを許し、助けてあげなさい」
どちらが良いとか悪いとかではなく、どちらが生きやすい社会なんだろうと考えたときに、断然後者ではないでしょうか。
そして、この考え方で生きていると自分が助けて欲しいとき、甘えたいときに助けを呼び協力してもらうことが出来ます。
人間、生きていればいろんな大変なことがあります。
苦しいこともある。
それが当たり前なんですよ。
だから、弱音を吐くのは恥ずかしいことじゃないし、助けを呼ぶのはその人に価値が無いからじゃ無い。
嫌われる勇気で有名なアドラーはこう言っています。
「人間は不完全なモノ、その不完全な者同士が助け合うから美しいのだ」
あなたも前提を変えて物事を考えてみると、いろいろ新しい発見があるかもしれませんよ。
大変なとき、辛い時は人を頼って良いんです。
わたしも、辛い時は親しい友人に話を聴いて貰ってますからね。
人と人との関係は、お互い様なのですから。
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