「うつは心の風邪」という言葉を聞いたことありませんか?
わたしは、当たっているようでもあり、当たっていないようでもあると思っています。
風邪ようだという見方だと、ある意味簡単に治る病気だという印象を与えるから。
上手に対処しないと、繰り返し発症する再発率の高い病気です。
また当たっていると感じているのは、誰しもがかかりうる病気だと言うこと。
上手にストレスを解消したり、休むことをしないと誰もが陥る危険性があるのです。
わたしは、こう思うんです。
「うつは治そうとしても治らない。うつを忘れるとうつは治る」
意味解りますか?
ほんと禅問答のようなんですが、これは自分の体験、身の回りに起こっていること、うつなどメンタルが不安定な方をサポートさせていただいた経験上の気がついたことなんです。
よくスピリチャル系では、「新月の夜に願い」「満月の夜に手放す」ということが言われますが、それと同じかもしれません。
どういう事かというと「執着を捨てる」ということ。
心理学的、脳科学的にも「脳は否定と肯定の区別がつかない」ことは解っています。
例えば、「別れたパートナーのことを忘れようとしてもなかなか忘れられない」と悩む人がいます。
これ、当たり前なんです。
パートナーのこと忘れようとする時は、必ずパートナーのことを思いだし、それを打ち消す必要があるんですよね。
だから、忘れようとすればするほど、パートナーの事を考えなくてはなりません。
なので、より一層パートナーの事を考える時間が増えて忘れられなくなるのです。
言っている意味解りますでしょうか?
じゃあ、どうすれば良いのか?というと「今出来ることに集中すること」これだけです。
これも解りにくいかもしれませんね。
例えば、あなたが風邪を引いて高熱を出しているとします。
どうします?
多くの人は、仕事を休んでお医者さんへ行き、薬を飲んで休養するでしょう。
そういうことです。
風邪を治したければ「薬を飲んで休養する」これが出来ること。
うつの場合でも、これと全く同じです。
でも、うつやパニック障害など心の病気の場合は、なかなかハッキリとした症状が出ないので、ついつい無理をしてしまいます。
そして、不眠やパニック発作による過呼吸、酷い場合には動けなくなるなどの身体に症状でてしまう。
だから、うつの場合は、一旦、うつを治そうと悩まずに、病院へ行って薬を飲み、休養すること。
そして、うつになりやすい考え方を変えたり、うつになりやすい生活習慣を変える。
それが一番の早道だとわたしは思います。
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