わたしは、人間ネガティブが基本だと思っています。
なぜなら、生命維持に必要なものだから。
太古の時代、人は狩りに出て獲物を捕らえて洞窟へ持って返ってみんな分け与え、木の実を採っては生きながらえていました。
そんな時代に、新しいえさ場を確保するために新しい場所へ移動するのは命がけ。
知らない土地へ行けば、未知の猛獣に襲われるかも知れないし、未知の木の実を見つけても食べられるものかどうか解らない。
できるだけギリギリまで今ある状態を維持していこうとするのが、人間の本能なんですよね。
だから、人間はポジティブになりたいと思っていても、ついついネガティブに考えてしまいます。
例えば、テレビのワイドショーなんかは、視聴率を得るためにネガティブな内容がいっぱいですよね。
「芸能人の不倫や事件」「政界の汚職」「国家間の紛争」「殺人・詐欺等の犯罪」「各地の災害」などなど、いまだと「コロナウィルス」の話題。
ワイドショーって、大体こういう内容。
明るい話はあんまりない。
だから、こういうのをいつも見ていると、ついついネガティブに考える癖がついてしまいます。
かといって、無理やりポジティブになる必要はないと思います。
わたしはネガティブが悪いわけじゃなく、そのバランスが大事だと思うんですよ。
ネガティブな思考の癖がついていると、気分が落ち込んでしまう。
その気分の落ち込みが多いと、チャレンジする勇気がなくなり、生きるのが辛くなってしまう。
それが問題なんだと思う。
だから、意識的にポジティブな面を観る習慣を付けないと、幸福に気がつかないことが多いんですよね。
うつ専門コーチングでは、セッション前に必ず最近あった「良かったこと」「うまくいったこと」「ほっとしたこと」「まったりとしたこと」などを話して貰います。
なぜなら、そうすることで良い事、気分が良くなることを見つける習慣が付くから。
自己啓発系のセミナーとかでよく言われることですが、夜寝る前に今日あった良いことを3つ書き出しノートに付ける。
ただそれだけで、幸福へ目を向ける習慣が付いていきます。
無理矢理ポジティブになろうとせず、今出来る小さなことを習慣化する。
それがやがて大きな幸福へと繋がります。
「え?そんなこと言われても、何も思い付かないよ」
と思いましたか?
それは、「良かったこと」や「うまくいったこと」のハードルが高いから見えないだけだと思いますよ。
例えば、道を歩いていたら綺麗な花が咲いていた。
これも良いことだし、対向車線を走っていた車が道を譲ってくれた。
これも良いこと。
また、買い物をした時にレジの女性が笑顔で「ありがとうございました」と言ってくれた。
これも良いことじゃないでしょうか?
よく探せば、あなたの周りにはいっぱい幸福が落ちているはずです。
日々、良いことを見つける習慣が、幸せな日常を創り出すのです。
ぜひ、小さな良いことなどを見つける習慣を作ってください。
わたしの最近マッタリとしたことは、アパートの隣の住人が可愛いぬいぐるみをカゴに入れて日光浴させていたこと。
そのぬいぐるみ達を見て思わずマッタリしてしまいました。^^
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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