「うつを治そうとしても治らない。うつを忘れるとうつは治る」
これは、わたしの持論です。
禅問答のようなんですが、これは自分の体験、身の回りに起こっていること、うつなどメンタルが不安定な方をサポートさせていただいた経験上の気がついたことなんですよね。
よく「満月の夜に手放す」ということが言われますが、それと同じなのかもしれません。
どういう事かというと「執着を捨てる」ということ。
執着をすてて、どうすれば良いのか?というと「今出来ることをする」これだけです。
わたしが、高校生への面接指導へ行った時、就職希望の高校生に自己アピールのために、自分の経験から高校時代に頑張ったこと、努力したことをお話しして貰ったんですが、こんな子がいました。
剣道部に所属している女子高生なんですが、練習のしすぎで両脚肉離れを起こし、突然歩けなくなったとか。
それでも、部活に顔を出し、後輩の指導に当たったり、座ったまま竹刀で素振りをしていたそうです。
メチャクチャ凄いなって思いました。
わたしなら、いくら部活が好きでも休んでいます。
両脚肉離れを起こしたから、といってめげることなく「今出来ることをする」
これなんですよね。
例えば、あなたが風邪を引いて高熱を出しているとします。
どうしますか?
無理して仕事へ出かけますか?
多くの人は、仕事を休んでお医者さんへ行き、薬を飲んで休養するでしょう。
そういうことです。
風邪を治したければ「薬を飲んで休養する」これが出来ること。
でも、うつやパニック障害など心の病気の場合は、なかなかハッキリとした症状が出ないので高熱を出しているにも関わらず、仕事へ出かけてしまうことがあります。
そして、無理をして不眠やパニック発作による過呼吸、酷い場合には動けなくなるなどの身体に症状でてしまうことになります。
うつの場合は、一旦、うつを治そうとせず、病院へ行って薬を飲み、休養すること。
そして、うつになりやすい考え方を変えたり、うつになりやすい生活習慣を変える。
それが一番の早道だとわたしは思います。
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