がんであることを話せる相手 | にぶんのいちのこっち側で ★癌と猫のわたしの部屋★

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2023年ブログタイトルを変更し、
猫のこと、病気のことなど書いています。
2023.01)胸腔鏡左下葉切除
 T3N2M0(ステージⅢb)の肺腺癌との診断。
2023.02)抗がん剤治療を開始。
 シスプラチン+ナベルビン
2023.04 遺伝子変異分子標的治療
 タグリッソ

外出制限の無いGW、

家族で出掛けるもよし、

帰省するもよし、

のんびり過ごすもよし…

どう過ごすか考えるが、

私はのんびり家で過ごすことにする。

 

髪の脱毛も第二段階にきていて、外出もおっくうだし、

そもそもGWの前半は入院になりそうだから、

体調も考慮して、予定は空にしている。

 

外出がおっくうであると同時に、

誰かに会うとしたら、がんであることを話さなくてはならなくなりそうだし、それが一番面倒くさい。

 

今のところ私は必要最小限の範囲にしか病気の事を話していないから..。

 

家族、

実の家族、

実兄、従姉、

職場の社長、

30年来の親友一人と、

家族ぐるみで仲良くしている一家庭。

 

はじめはもう少し広い範囲で話しても良いと思っていて、

手術して落ち着いたら話そうと思っていたが、

ステージ1のつもりが3で、

抗がん剤治療をするとなったら自分の心が落ち着かず、

必要最小限に留めている。

 

「入院する」とか「手術する」とか、

「少し療養が必要になった」という言い回しで

病気であることを話した人もごくわずかにいるが、

気の許せる人だけにしている。

 

先日、カウンセリングの勉強を一緒にしていた仲間から「GWにご飯でも行こうよ」という連絡がきて、年に数回、わざわざ飛行機で来る人だから「実は入院の予定があって」…と事情を伝えると、

「お見舞いに行くよ」と。

 

「コロナでお見舞い禁止」と伝えると、

 

「まだそんなこと言っているの?」と返事が来た。

 

 

この友人は、そもそも

コロナは風邪と同じ、と言っていた。

ワクチン否定派でもある。

 

「肺がん」と言っていないから重大さもわからないかもしれないが、今は距離を置いておこうと思った。

 

わざわざ言わなければわかってもらえない人との関係はだんだん薄れていくと思う。

 

友人も数より質で、

その方が面倒が少ないと思う。

 

今、私ががんであることを話している人たちは、

驚き心配しつつも、愛と激励を届けてくれる。

それを想うと、そんな気持ちにさせて申し訳ないと思うし、

励ましに応えなきゃと思っている。

 

 

 

従姉から届いた苺💛