抗がん剤治療中の退院後の生活(トイレ・食事・外出) | にぶんのいちのこっち側で ★癌と猫のわたしの部屋★

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2023年ブログタイトルを変更し、
猫のこと、病気のことなど書いています。
2023.01)胸腔鏡左下葉切除
 T3N2M0(ステージⅢb)の肺腺癌との診断。
2023.02)抗がん剤治療を開始。
 シスプラチン+ナベルビン
2023.04 遺伝子変異分子標的治療
 タグリッソ

抗がん剤は患者本人だけでなく注意が必要なことがある。

 

例えば、私が抗がん剤を点滴してもらう時、

看護師さんはフェイスシールド、使い捨てナイロン製スモック、手袋などを着用し、曝露を防いでいる。

 

患者が注意を受ける点としては、

抗がん剤点滴中は安静にベッドに横になる、

血管の痛み、腫れなどを感じたらすぐに申し出る。

・・・血管から漏れると皮膚に影響がでるため。

 

もし失禁したり、

計量中のし尿ビンからこぼしてしまったら、自分で処理せず看護師を呼ぶ。

・・・特別な処理が必要との事。

 

 

排泄物で少なからず曝露する可能性もあると聞くが、

退院後の生活で気にすることはないとの事だった。

因みに、入院中から男性も座って用を足すようにと言われている。

 

退院後、

食事は好きなものを食べてよいと言われた。

抗がん剤の副作用で吐き気が強く、体重が落ちている人は特に、とにかく好きなものを食べて体力を回復することが必要なようだ。

 

手術後の退院では、次の外来(2週間後)までは

・飛行機に乗らない

・体をひねる運動は避ける

 などの注意はあったが、

抗がん剤治療の退院では、そういった制限もなかった。

 

とはいえ、

私の場合、1クール目の退院直前、白血球数がかなり減っており、実は退院前日に少し発熱していた。

翌日医師に報告し、抗生剤を処方してもらい帰宅したが、外出は自粛した。帰宅して3日後には体調も戻ったが、次の入院まで必要最低限の外出しかしなかった。

 

抗がん剤2クール目は白血球のコントロールのため、抗がん剤の量が調整されていたこともあり、前回より楽に退院してきた。

しかし、ほぼ外出せずに過ごしている。

医師からは、抗がん剤投与後14日後のピークを目安に、普通に過ごしてよいが、感染症対策はするように。とのことだった。

 

どちらかというと出不精なので、私は気にならないが、

過度に制限しなくていいよ、という事だと思う。

 

因みに、

食事に気を付けるのであれば、

豆・野菜・きのこ・ヨーグルトを摂るのは良いようである。