抗がん剤治療中の出来事 コミュニケーション障害 | にぶんのいちのこっち側で ★癌と猫のわたしの部屋★

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2023年ブログタイトルを変更し、
猫のこと、病気のことなど書いています。
2023.01)胸腔鏡左下葉切除
 T3N2M0(ステージⅢb)の肺腺癌との診断。
2023.02)抗がん剤治療を開始。
 シスプラチン+ナベルビン
2023.04 遺伝子変異分子標的治療
 タグリッソ

私の場合は2種類の抗がん剤を点滴注射で投与する。

詳しくは前回のblogに

 

 

調べてみると、ナベルビンは吐き気が強く出る様子。

また、吐き気のピークは4・5日目である方が多い様なので、気持ちの中で一応そこにターゲットを置いていた。

 

しかし、、、

私は当日から軽い吐き気が出始めた。

翌朝、既にだるさと軽い吐き気が出てきたが、

2ー3日目は吐き気止めの点滴が追加になるため、

そこで様子を見る段取りになった。

 

確かに輸液と吐き気止めが点滴されると、半日ほど落ち着いてはいたが、その後は吐き気のコントロールが課題になった。

 

私はせっかちである。

怒りっぽいのも否定しない。

体調が悪い時は尚更で、

とにかく吐き気が治まるように薬が追加できるか確認した。

答えは「できる」だったから、リスクヘッジしたつもりでいた。

 

申し訳ないが、看護師はあてにならない時がある。

交代制である事が更にコミュニケーションを悪くする。

医師にも同じことは言える。

 

翌朝、体調が優れず

いざ「吐き気止め追加したい」と言ったところ、

朝の担当看護師は難色を示した。

一緒に来た医師と「追っかけるだけになる…」とコソコソ言った。

 

推測するに、

今飲む価値が無いという事だと思った。

 

昨日聞いたよ、私は。

「夕食後の吐き気止め(ドンペリドン)を飲み、就寝前に吐き気&睡眠補助(オランザピン)を飲んでも、朝吐き気が強かった時に使える薬はありますか?」と。

*私はオランザピンの副作用に抵抗がありあまり飲みたくないと思っている*

 

夜の看護師は「あると思うので、その時相談してください」と言っていた。

 

嘘だ。

絶対信用しない、この看護師!!!と思った。

 

結局、吐き気は6日目まで続くことになった。

 

 

第2クールの初めに、私は主治医であるDr.KとDr. Aに

前回の振り返りとして

 

①私は初日から吐き気が出る。

②2-3日目は点滴が回避できたが吐き気は続く。緩和したい。

③オランザピン5mg錠は冷や汗が出る。

 

と話した。

 

Dr. K、Dr.Aは

ー①初日から内服の吐き気止めを出しましょう。

ー②上記①によって、しっかり押さえよう。

ー③日本人女性の体格からして、2.5㎎で十分効果があるから、2.5㎎錠を使いましょう。

 

とのことだった。

 

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しかしながら、夜間Dr. になると、話がスムーズに繋がらなかった。

夜間に吐き気を止めようと、最終の吐き気止めの追加を看護師に申し出ると、夜間Dr. は「それならオランザピンを5㎎に」と言い出したらしい。

 

またである。

 

翌朝、また担当Dr.に昨晩の出来事を話した。

夜間の処方は特に注意が必要である。

 

担当Dr.でなくともスムーズに処方してもらえること、

他の薬と重ねて服用できること、

を、担当Dr.Kに確認できた。

 

やっとだ。

 

根回しも、安心してはいけない。

そして、一度でくじけてはいけない。