こんにちは。
キャリアコンサルタントのこまちです。
恥ずかしながら、まだ自分の推しが掴めていないキャリコンです。
...というわけで、
自分の強み探しを込めて、
自己診断ツールをいくつか試しているところです。
ここのところ深めていたのは"エニアグラム"です。
坪田信貴先生の"ビリギャル"で有名になりましたが、
人間を9つの性格タイプに分類した統計学です。
以前にも紹介しましたね...
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実は9つのタイプに分類した後、そのウィングと呼ばれる隣り合った性格タイプ、
生得本能という、大切にしている守りたい領域と、そこから盲点となる領域から
性格を判断していくのですが、大変奥が深いのです。
私はこのエニアグラムを知って、自分の嫌いなところが許せるようになってきましたし、
ストレス下で起こりやすいパターンが分かることで、防衛できるようになったように感じます。
エニアグラムの特徴が分かってくると、
対人関係の中でも"あの人〇っぽいな..."のような予測ができるようになって、対人関係もやみくもにコミュニケーションを取るよりも楽に感じます。もちろん、人間だって単純ではありませんからヒットしない事もありますが、そこはトライ&エラーを繰り返していくことで相手を理解していくことに役立ちます。
理論的なものを知っていると、トライすることに意図性を持たせていますから、精度がいいのです。
実は、エニアグラムも学び続けていますが、
ちょっと別の切り口で何か...と思っていた時にMBTIという性格診断ツールを知り、体験セッションを受けてみました。
先日もキャリコン仲間で話をしていた時に、
自己診断ツールに興味を示す方はとても多いけれど、それによって自分をその枠に嵌めた考え方しかできなくなる方がいるので、自己診断ツールが独り歩きしないようにフォローするのはとても大事だよね...という話をしていたところです。
確かにそうなんです。
ネットでも、数個の質問で診断できる簡易版や、100個前後まで質問を広げた診断ツールが存在していて、結果が出てくるとそれに自分を当てはめて考えますよね。
この時に、"そうじゃないかもしれない"と思いながら読むことも大切で、
それをサポートしてくれるのは専門家によるセッションだと思います。
私も、自己診断していた結果をもとにお話を伺ったのですが、4項目の内1つは別のタイプの疑いが出てきました。また、私はいずれも傾向が弱く、解説を聞きながら本当の素の自分を検証していく必要があるようでした。
傾向が弱い...と言うと、一見"どっちつかずの人間"みたいに感じますが、そうではありません。特に大人は、どう振舞うかのペルソナがありますから、"本当の自分"を探すことそのものが案外難しかったりするのです。"瞬時に使っている思考"と"こうした方がうまくいくからやろうとする思考"というのは全く別で、しかも、行動したその事実よりも、"なぜそうしようと思ったのか"という思考が大切なのです。本当はこう思ったけど、世間的にはこれが求められているからこっちをする...というような思考は無意識のうちにやっていて、それが、どこからどこまでが巣の自分の思考なのか..ということに考えを巡らせていきます。
私のつたない説明でご理解いただけるかはさておき、
要するに自分の本当のタイプを知るのは、なかなか難しいのです。
ですから、この類の自己診断ツールは、
"1回で答えが出るものではない"
どちらかというと、その診断を元に、今後の生活の中でそれを検証していくきっかけづくりになるものだと思います。
検証するにも、どんな指標があるかが分かっていると判断しやすいですよね。
それを示してくれているものと捉えるとよいと思います。
自分がどんな性格なのかな?
どんな職業が向いているのかな?
どんな人と結婚するといいのかな?
どんな人と仕事をすると実力を評価してもらえるのかな?
そして、
困った上司、
困ったママ友の対応方法...
なんかにも使えたりします
因みに、
一つの指標を持っていると、私は安定するのですが、そうでない方もいらっしゃいます。
「〇」と診断が出ると、「△」だと思う...と言い、
「□」と診断されると「◇」だと思う...という感じです。
疑いを持って検証し迷っているのか、自分の存在を型に嵌められることを恐れるのか、
それらの事も、他の性格診断ツールを組み合わせてその人を見ていくと
ちょっとわかってきたりします。
それが分からないで聞いていると、
偏屈な人にも見えたりしますが..(笑)
と、いうことで、
私も自己理解を進めている最中です♪
楽しいけれど、けっこう疲れますから時間と心に余裕のある時がいいと思います。
ではまた。