猫の里親に応募しました:その後...② | にぶんのいちのこっち側で ★癌と猫のわたしの部屋★

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2023年ブログタイトルを変更し、
猫のこと、病気のことなど書いています。
2023.01)胸腔鏡左下葉切除
 T3N2M0(ステージⅢb)の肺腺癌との診断。
2023.02)抗がん剤治療を開始。
 シスプラチン+ナベルビン
2023.04 遺伝子変異分子標的治療
 タグリッソ

こんばんは。こまちです。

 

先週の日曜日に応募した里親募集。

 

二度のアンケートに答え、

3匹兄弟のうちの1匹は、私だけが交渉中。

他の2匹も、2~3人の中で交渉が続いていました。

 

しかし、その連絡は突然で、

私たちはいずれの子も引き取れなくなったようです。

「今回は3匹それぞれご縁をつなぐことになりそうです」と。

 

「は?」

 

って感じです。

心の中では、思春期娘の反応と同じくらいの反応をしていました。

 

「3匹ともですか?」の問いに、

「申し訳なく思っています」と。

 

この時の私の心情としては、

立て続けに濃い内容のアンケートを2回も実施し、

1匹は、私たちだけが候補者として残っていたので、こちらに問題がなければ

面会へと進むと思っていました。

それなのに、

「あなたには落ち度はないのですが、本当に申し訳ありません。ごめんなさい」と言われました。

 

・・・・・・というわけで、この話は終わるのですが、

  

正直なところ、最初に湧いたのは怒りの感情でした。

 

それは、もう面会できると高を括っていたからにほかなりませんが、

 

①落ち度がなく、本当に申し訳ありません...なんて言うくらいなら、選ばれた方の理由を言うのが筋じゃないの?と思った。

 

②このサイトだけでなく、他でも募集しているのなら、先にそれを言うべきではないの?と思ったし、

 

③さらに、自分が知っている保護団体のことを紹介してきた。つまりは、今回の仔猫たちを宣伝活動に利用して、結局、保護している他の子にさせたいの?と思い、

 

④「最後の最後に大どんでん返しなんてこともあります」...だなんて言いやがって

 これがお前らのやり方か------!!(ゆいP 風に) と、腹が立ったわけです。

 

子どもたちも、サイトを見ていましたから、

とくに中学生は「は?」と、私に負けない形相でした。

下の子は、残念がっていたものの、

私が先日、「これ以上の脱走対策の要求をされたら、お断りするね」と言っていましたし、

他の猫ちゃんでもいい…と思っていたようでした。

 

よって、私と上の子が二人で怒っていたわけです。

そうです、

猫ちゃんが飼えなくなったことよりも、この募集者に対しての怒りです。

 

それで、人間不信をおこしつつ、私は、残った応募者の方に連絡してみたのです。

すると、面会の約束ができているという事がわかりました。

よって、③の、そもそも宣伝に使っていた..というのは当てはまらなくなりました。(よかったです)

 

そして、その方とメッセージをやりとりして分かった事は、

その方は猫を飼ったことがない。

でも、

「アンケートを返信した後に言われた脱走対策は正直厳しいと思ったけど、完全室内飼いは他の里親さんも条件にしているし、それが嫌ならペットショップで買うことになりますよね。ですから、どうしたらいいか調べているところです」…と、募集者の方へ相当寄り添った考えをしていると思いました。

 

これが、信頼されたのでしょう。

 

私のように、今まではリードでお散歩してた子もいる、ベランダは自由にさせてた

とか言う人より、

初めて飼うから分からないことだらけなんです。教えてください!と、

自分たちの要求を直ぐに呑んでくれそうな相手なら、

後者を選ぶのも分からなくない...と思いました。

 

 

そして、ここまで厳しい完全室内飼いと脱走対策を強要する方に私は出会ったことはなく、

私が知らないだけで今のスタンダードな考え方なのかな?とも思いましたが、

3匹の里親になっている職場の方に話すと

「それ、やめた方がいいよー(笑)」と、一蹴されつつ、私の感覚が一般的なところにあると分かって安心しました。

 

 

結果、3匹中2匹は、その里親募集サイトでは不成立となり、

その後1匹は、この方に決まったようでした。

 

 

妬ましいなんてこともなく、いい方に決まって良かったと思いますし、

一部、ホッとしているところも私にはあって、

今回の結果は早々に受け入れているのですが、

 

 

家族としっかり話し合うきっかけを持てたこと、

猫ちゃんだけでなく、募集する方も含めて、「ご縁」だということ、

そして、

やっぱり、もうしばらくは、積極的には飼わないでおこう...と思うのでした。

 

 

その話はまた今度。