猫の扁平上皮癌 獣医さんより、やっぱり私(飼い主)が一番わかってる!だから自分を信じて!! | にぶんのいちのこっち側で ★癌と猫のわたしの部屋★

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2023年ブログタイトルを変更し、
猫のこと、病気のことなど書いています。
2023.01)胸腔鏡左下葉切除
 T3N2M0(ステージⅢb)の肺腺癌との診断。
2023.02)抗がん剤治療を開始。
 シスプラチン+ナベルビン
2023.04 遺伝子変異分子標的治療
 タグリッソ

手っ取り早く伝える第三弾。

一旦これで締め括ります。

 

飼い主さんのあなたに贈るエールです。

 

今日で薬がきれる。

鼻のカテーテルも、鼻の横に付けたボンドは外れ、

おでこ1か所で止まってる。

 

病院でそれを言えば、「連れてきて」と言われる。

 

そう、カテーテルがなくなったら、

ご飯もお水も思う様に摂取できないうちの子は、

"これ(カテーテル)が命綱"なのです。

 

でも、

昨日から、

うずくまったままほとんど動かず、私には相当辛そうに感じていました。

カテーテルをつけ続ける事が本当に良いのか、考えても分からない、苦しい状況です。

 

病院では薬をもらうだけにし、このところの様子を獣医さんに伝えました。

 

獣医さんは、まだそこまでではないだろう...という話をされ、

カテーテルが取れるか、薬がなくなったらまた来てください、、、と

薬を2週間分処方してくれました。

 

本当のところ、私の中では

あと2週間もいらないんじゃないか...

でも、2週間分もらったことがゲン担ぎになれば、、と思い、それに従いました。

 

結局、翌日の朝、

うちの子は天国へ旅立ちました。

 

やっぱり、私の方が分かってた...と、思いました。

 

獣医さんは、治療の相談、今後の相談、他の飼い主さんたちがどうしてきたか、、等の

意見を伺うにはとても大切な存在で、

特に治療に関しては、この存在無くては成立しないのですが、

うちの子をずっと見てきた私の方が分かってることもたくさんあるのです。

 

「もう病院には行きたくないよーー!!」っていう状況も、

今までになく抵抗する時があります。

 

その治療が本当に、うちの子のためになることなのか、

獣医さんに勧められるままに受けるのか、

一度立ち止まる必要が出てくることもあると思っています。

 

 

2018年に先に天国に旅立ったうちの子くんは、

別の獣医さんに診ていただいていました。

獣医さんに言われるままに治療治療治療、、、

結局は、慢性腎臓病だけでなく心臓病があり、それまでの治療は悪影響を及ぼしていたことが分かりました。

 

良くなっている実感のない治療だと私も疑念を抱いていたのに、

それを、私が受けさせていたのかと思うと、

本当に悲しくて情けなくて、申し訳なくて、、、。

 

それで、

獣医さんを選ぶことを学びました。

 

今回は、

獣医さんとしっかり意思疎通を図ろうと思ってやってきました。そうして来られたと思っています。そして、私がうちの子のことを一番理解しているという自信をもつことを学びました。

 

 

今回の獣医さんは、

扁平上皮癌が見つかった時から、

統計的な予後を考えても完治は難しく、14歳という年齢を考えても、うち(獣医さん)の子が同じような状況になったと考えたら、手術はしないかな…と、最初に話してくれました。

自分の子だったら、、、というのは、参考にできるイイ話だと思いましたし、私も、自分が完治しない病気になった時、年老いて病気になった時の事を考えて、「手術はしない」と直ぐに決心しました。

 

いつか最期を迎えるとしたら、

なるべく楽しく、幸せな時間を増やしたい。

最期は、自分の一番好きな相手と静かに迎えたい。

 

私はそう願って、

それを叶えると誓って、

叶えたと思っています。

 

お別れするのは、もちろん悲しい。

でも、それを迎えることの大切さや、

飼い主として、私がちゃんと見送るんだって気持ちでね。

がんばって♪

 

 

一つ一つの命に感謝する日々です。