猫の扁平上皮癌 発症から診断、そして今後の準備 | にぶんのいちのこっち側で ★癌と猫のわたしの部屋★

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2023年ブログタイトルを変更し、
猫のこと、病気のことなど書いています。
2023.01)胸腔鏡左下葉切除
 T3N2M0(ステージⅢb)の肺腺癌との診断。
2023.02)抗がん剤治療を開始。
 シスプラチン+ナベルビン
2023.04 遺伝子変異分子標的治療
 タグリッソ

こんにちは。

 

前回ブログを書きながら、

こんな情報は早い方が良いと思い、このことを描きます。

 

うちの子が扁平上皮癌と診断され、最後を看取るまでの話です。

とっても簡略して、こんなことをしたよ...という情報だけを手っ取り早く記します。

今現在、療養中の猫ちゃんをかかえる飼い主さん、何か聞きたいことなどあれば

コメントくださいませ。

 

最初に気づいたのは、にゃー と鳴いたときに、舌が右に反れている事でした。

そして、おやつを強請るわりには食べが悪いように感じ、しばらく獣医さんにも行っていないかったし、念のため連れて行きました。

 

血液検査は即時対応するような問題はなさそうで、経過観察程度。

歯石が付いているから、次回血液検査の様子で歯石を取るなら…等という話をして抗生剤を注射し帰宅。

 

食欲がなく、1か月後の再診を待たず1週間後、そして2週間後に再診を受けた際、臨時の先生から「舌にできものがある」と写真を撮ってもらい、翌日検体採取と歯石除去のため全身麻酔を掛け対応してもらいました。

検体採取のはずでしたが、採取することができないくらい脆い組織で、これは80%以上の確率で「扁平上皮癌」であろうとの話でした。

扁平上皮癌について随分調べました。猫の扁平上皮癌は手術で摘出しても予後が悪く、他の場所に転移するだけ...という獣医さんの話や、ネットで情報を集め、一つの答えを出しました。

過剰な治療をするより、ターミナルケアに徹しようと家族とも話し合いました。

 

最期、どれだけつらくなるのか、、、と考えると、悲しくて、悲しくて、

今までほとんど病気とは無縁だったのに、

なんで急に?と、やり場のない悔しさや虚しさ、

不安んでいっぱいでした。

 

最後まで看取りたい、

でも、この子が本当につらくて、生きているのが辛いよ、、、と叫ぶようになってしまったら、

獣医さんに相談しなければならない事も、一応、覚悟として持っていようと決めました。

 

■食べられなくなったとき、カテーテルを挿入するかどうか。

  全身麻酔のタイミングなら、胃ろうにすることも可能。

  鼻のカテーテルなら、麻酔なくつけてもらえます。定期的にメンテナンスは必要。

 

■異臭や出血対策

  口から異臭がします。

  だんだん出血してきます。

 

■食事や排せつの記録

  獣医さんに報告するのに役立ちますし、カテーテルを付けるようになれば、

  食事の管理も必要ですから、大体どんな感じにするのか、書き始めるとよいと思います。

 

 

うちの子は鼻カテーテルを挿入しました。

口から異臭がして、よだれが出るようになり、だんだん出血するようになりました。

 

  つづく・・・