昨年2月に山奥に移住してから1年以上が経ちました!
当初は老後のつもりでいて遁世の気持ちでいました。ひたすらに山奥の村で第一次、第二次産業のお手伝いをして、日常生活では人工の娯楽物やコンビニもないので買い物には苦戦し、冬は寒すぎるので布団にくるまって過ごしました。。。
う〜ん、メリットとデメリットを思いつくまま列挙してみます。
【メリット】
・もはやゴリゴリの資本主義社会ではないので“生きにくい”を感じなかった。むしろ人類が今後目指す社会に近しいものを感じた。
・ゆる〜く働ける。自分の必要なときに必要なぶんだけ働いた(「働ける」ことの嬉しさもあり、加えてASD特性で過労してしまったが)。一般的には「使えない」私が、働き手として重宝される。
・都会に住んでたら絶対に出会えなかった類の人たちと仲良くなった(それなりに)
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・その人脈から人のつながりの大切さを痛感した。どうにでも生きられるんだと思えるようになった。
(就職活動とは対人関係が築くのが下手な人や御縁に気が付かない人がやる行為であり、上手い人は勝手に繋がっていく感覚が分かったし、その様子も見た。もちろん私は「下手」な側だが・・・)
・クリスマス時期は毎年タヒにたいくらいのムードになって苦しんだのに、まったくクリスマスの空気が村には催されずに正月を迎えたので人生至上ハッピーなクリスマスを過ごした。←勝手に時が過ぎていった。(その反面11月24日には山を下り、東京都新宿区歌舞伎町のコンビニに入ったが、すでにクリスマスモードになっており鬱になった…)
・夏は暑いっちゃ暑いけど、標高あるとこなので比較的涼しい。山奥でニュースを観ると、都心の人たちは大変そうだなという感想でした。
【デメリット】
・とにかく買い物が不便すぎる。一度に大量買いがデフォルトになる。
・街まで遠い…
・散歩が趣味だが、気軽に散歩ができない。理由としては、すれ違う人たちが近所の顔馴染みのため挨拶をしなきゃならない。←私が散歩するときは、考え事しながら自分の世界観に浸りたいのに阻害されてしまう。都会の希薄な人間関係みたく他人を無視して歩きたい…夜中に散歩していたが、リアルに鳥獣類に襲われる可能性があるため警戒心を張り巡らさなきゃならない…
・もともと寒がりのくせに寒い時期が長い。もうすべてが嫌になる。そう、すべてが。
・シェアハウス住人の中にはガチの犯罪レベルの人がいた。一つ屋根の下で暮らすにはストレスがあった。
みたいな感じかなぁ…総括としては、総じて「生きやすい」と言えます。だから寒さに強くて、人とのコミュニケーションが好きで、活動的で、都会生活に疲れた人には最適な環境じゃないでしょうか。
この1年はオモシロかったけど、実は何にも自分がガッツリ腰を据えてやりたいと思えるものは見つからなかったです。
私はやりたい人たちをサポート(お手伝い)する立場が最適っぽいですね。
でもでも…勉強したいことも心に湧きました。
オモシロくなりそうな予感
終