株やFXや先物トレードって最初は敷居が高くてドキドキするものです。
誰だって最初はそう、初心者なんだから仕方ない。
「Amazonやメルカリで買い物するなら意味がわかるんだけど、そもそも株券を売買ってどゆこと?しかも株券っていう現物もないのに…」みたいな笑
ただ慣れてきて、相場の見方がわかりダウ理論が根底にあることを理解していくと「あ〜、そ〜ゆ〜ことか」というのが分かるため、トレードは別になんてことないルーティンみたいな非常に地味な作業の繰り返しになります。
これは数百万、数千万、数億の金額を扱おうが同じことです。
なんなら一般労働して給与所得を得るほうがレベル高くて、下手したら死にます。(過労死やらパワハラやらサービス残業やら、そして賃金も上がらない社会構造がもう嫌だ…病みます)
相場を理解したら理解した分だけ、トレーダーの実力というよりも「今回も相場に稼がせていただきました(損切りの場合は「またの機会にお願いしますね」)」という感覚になるのでは。
“トレーダーの実力”…実力?う〜ん…ちょっとしっくりこない表現ですが、この資本主義社会では『金を稼いだ者が強者』という価値観のため、すべては相場の都合で損得が決まる世界なのに、それを「俺の実力だっ!!」と声高に叫ぶ人もいて私は疲れてしまいます。「オメーは確かに相場に向き合い売買したけど、それは相場がそーゆ〜動きをしてくれたから儲けられたんだろうが」と私は内心ツッコミを入れてます。
まぁ…しかしながら相場の理解や経験の浅いノービストレーダーは億トレーダーに対して憧れを抱いてしまい、怪しい情報商材に詐欺られたりしてしまいます。ご多分に漏れず、私自身もトレード初心者の頃は全く相場を理解していなかったのでそうでした。
ビジネスの延長線上に投資(トレード)を捉えていたため、今にして思えばかなり惑わされましたね。多分99%のトレーダーたちは、どこかで“迷走期間”があったんじゃなかろうか。ある種、トレードを極める人の“通過儀礼”みたいなものですね。「ああでもないこうでもない…」と聖杯探しの日々…
そこで挫折した人は負け続けて市場から去り、そこを乗り越えた人は勝ち組トレーダーになっているんじゃないでしょうか。
私自身の経験から言うと「お金をお金と考えている限り稼ぐのは難しく、お金を数字として考えられたら簡単に稼げる(資産を増やす心理的なブロックが解除される)」という気がします。
つまりは一般的な意味でのお金の価値観は、投資においては適応されないということになります。あくまで数字です。
投資における数字の扱いは所詮は加減乗除でしかなく、義務教育レベルの算数ができれば問題ないかと思います。あとは電卓の叩き方とかができればいいんじゃないかと。あ、今の時代はネットの自動計算ツールも使えますし。(なんか難しい数式で算出される云々は数学者や専門家に任せます。)
今、義務教育でも金融教育をされているとは聞きますが、どういう内容で教えているかは知りません。
ただ私なりの考えですが、FP(ファイナンシャルプランナー)のように社会保険(公的保険)、住宅ローン、奨学金、税金や…そもそも稼ぐ力がないのに、そこを一所懸命学んでもあんま意味を為さないなと思ってしまいます(いや、それも大事ですが二の次のことでしょう)。
カッコつけて言えば「収益性が低いのに安全性を高めても意味ないじゃん」と。
投資って投資資金が大きければ大きいほど利益が膨らむ(損失も大きくなる)システムですから、トレード勉強してる人は辞めないで(相場から退場しないで)ちゃんと理解したほうが、かなりお得ですよ。お得どころか死ぬまで重宝するスキルになりますね。システムというか、数字の計算上そうなってしまいます。
これさえ分かると、“破産”しない範囲で最大限の資金効率を目指すトレードしていくと、利益分も再投資していけば数字の理屈上ではどんどん雪だるま式に資金が膨らみ『億トレーダー』になることは決して夢物語ではなくなり、現実的なことだと腑に落ちることでしょう。トレードにおける“破産”とは、“再投資できない状態に陥ること”を指します。
(実際はいくら資産が大きくても証券会社により一回あたりのトレードできるロット数には上限が設けられています。しかしその場合は法人用の口座を開設してさらにもっと大きなロット数でトレードすることが可能。しかしそうなると所得税→法人税という税制の変更の課題が発生しますが、まぁこれは別の話なので横に置いときます…)
ですから辞めるのって非常にもったいない。もったいなさすぎる。途中でトレードに見切りをつけて辞めてしまった人はこれが分かってないから、スッゲ〜✕∞…くらいにもったいないのですよ。本人に対しては「もったいない」という意味が伝わらないほどに、もったいない。資本主義社会で金を重視する社会で生きるならトレードを極めたほうがダントツでいい。ぶっちゃけ資格や免許取得して就職して生きていくなんて効率悪すぎです。(←あくまで金額だけを考えた場合の話ですよ)
ですから初心者の時期は、とにかく勉強させてもらう立場で相場と向き合い、とにかく口座資金上の破産(トレードができなくなるまでに損失を出して市場から撤退を余儀なくされる)をしないように心掛けるのが最優先ですね。どうしても儲けたい欲が先行しがちですが、相場を理解してはじめて健全なトレードを積み重ねることができたらば、途中で損切りはしながらも(これは『必要経費』)、自然と利益が上回るようになっていきます。
相場の状況からして、そしてご自身の投資資金から算出して、一回のトレードで稼ぐ(損する)金額には“適当量”があるはずです。←あくまで相場の動きの結果論として。
一回のトレードで稼ぎ過ぎる(損し過ぎる)のは、トレードのやり方が誤っています。これはヤバイ…いつか破産を招くやり方です。
…といったものが、きちんとトレードを学んでいくと理解できてしまいます。
ちゃんと理解していくと「今このくらいの含み損なのね(許容範囲内の損失額だから)、あぁそうですか〜」となります。そして本当に損失額が確定してもオッケーです。ダウ理論に則ると、利確も損切りも本質的には同じタイミングですから。
他にも「今は“押し”(または“戻し”)の場面ね〜。動いてほしい方向とは逆になってるけど、まぁ待ちますか。待った結果、やっぱりダメなら損切りするだけだしなぁ」となります。
応用していくと、部分決済や増し玉もできるようになるかと思いますね。
だから嘘くさい情報商材の『◯十万円稼いだ手法!』『勝率90%の誰にも教えたくない手法を極秘公開!』って文句は、弱者を釣りたいだけだと見抜けますよ。そしてその情報商材を売る側も「お前、実は儲けてないだろ笑」とツッコミたくなります。そんなもんはハナクソでもほじりながら聞き流しましょう。
そもそも情報商材を作ってまで儲けようなんて効率が悪く手間がかかります。本当に稼いでるトレーダーはひたすらトレードしていったほうが稼げると熟知してますw
そんなのに踊らされている限りはトレーダーのスキルは一向に上がらないでしょう(一度痛い目を見るのも勉強になるからいいんだけど)。
正真正銘の稼いでるトレーダーの言う事なんて、成功例の寄せ集めですよ。
だけど「このトレーダーさんの表現がしっくり胸に刺さるんだよなぁ」というものがあるかと思います。違うトレーダーも結局は同じこと言ってるのだけど、、、その感覚から深堀りして未知の部分を敷衍していくのも良いでしょうね。
株でもFXでも先物でも暗号資産(仮想通貨)でも、トレードの本質は同じです。市場参加者の心理の変化で相場は動いていくので、常に考えるのは「今、買い方が優勢か?売り方が優勢か?」です。
まぁ…ただ、ご自身の経験から学ぶのが一番の教訓になるから沢山痛い目に遭ってください笑
P.S. その1
…とはいえ数字の計算(管理)が苦手な人もいるかと思います。学習障害で計算できない脳(ディスカリキュア dyscalculia )の人とか。
そして障害を抱えた人は、そもそも就労を継続することがまず困難なので投資資金を貯めることすら難しいです。そこが問題点なんですよね…そもそも投資には“タネ銭”が必要ですから。
ですから収益性が高まらない可能性大の人(働けない、バイトやパートすらできない人)は投資は諦めてしまって、生活保護をはじめとした障害福祉(障害年金、障害者手帳など)のような社会保障制度の情報を仕入れて活用したほうが生活が安定するでしょう。日本という国にはお金に関する社会保障制度だけでも100以上は存在します。ですが大多数の人はその存在すら知らず、かつ行政も分かりやすく公開は絶対にしません。探し出せた人のみが申請して利用できるのが現状です。
格差社会において、かつ就労能力がない貧困層の人が金持ちを目指すなんて非現実的な話です。これは日本社会の制度設計が既にそうなっているので『無理ゲー』なんですよね。投資云々よりも、アプローチとしては生活保護やら社会保障制度の正確な知識を身に着けたほうが見返りが大きいです。
私がガチで就労能力がないならば就職を目指すことは絶対に選択せずに福祉制度を学んでフル活用していたでしょうね。そっちの方が精神衛生上良好だし、自己肯定感も保持されますし、職場で惨めな思いして劣等感に苛まれる人生を回避することができますからね。就職って障害者にとっては地獄ですよ。
下手すりゃ再起不能となり廃人になる。そして自死へ…社会で適応できない人種にとっては冗談抜きで超現実的な話ですよ。
資本主義社会では生産性や効率性に長けている人材を欲しているのに、わざわざそれに欠ける障害者を雇用したいと思うわけがありませんよ。企業側だって国から助成金をもらえるから、その差し引きで利益が残るからこそ障害者を雇用するわけで。厚生労働省も障害者の法定雇用率を水増しして公表していたということは、それだけ企業側は「障害者は要らない」という意味ですからね。資本主義社会では障害者は求められていないのは受け入れるしかありません。
この事実をあれこれ抗い「障害者にも人権はあるぞ!」と主張するのは自由ですが、感情と事実は分けて考えなくては現実的な対応はできないでしょう。
P.S. その2
投資が可能な場合、私なりに生活保護からスタートしてステップアップ式に億万長者になる現実的な道筋も頭の中にはあるのですが、それは気が向いたら記事にします。当然ですが一発儲けるとかではないです。何年要するのかも知りません。すべては相場の都合で左右される世界なので。
まぁこのブログは投資の内容はサブ的な位置付けですし、メインはニート的な有閑生活を綴りたいので期待しないでください。