呑気症が発症する4つの原因
呑気症はゲップ、お腹の張り、おならの3症状のことを言います。
木もれび鍼灸院では多くの呑気症でお悩みの方を見させていただいておりますが、痩せ型の方が多く来院されます。
また発症の年代では圧倒的に10代後半、特に中学生後半や高校生後半の身体的、精神的なストレスのかかる時期に発症しています。
受験時期が重なるために受験勉強にとって障害となるようです。
木もれび鍼灸院が考える、呑気症の発症原因を4つの点から解説します。
①呼吸
呑気症の発生原因となる横隔膜。
横隔膜は首からでる、横隔神経の圧迫や狭窄が起こると緊張や痙攣し、ゲップやしゃっくりが発生します。
この横隔神経の圧迫、狭窄するのは斜角筋という筋肉です。
斜角筋は呼吸のなかでも【浅い呼吸】によって強く緊張するため、ストレスや環境の変化によって【浅い呼吸】が一定期間連続すると呑気症が引き起こされると考えています。
②胃下垂や内臓下垂
痩せ型の人に多い特徴ですが内臓脂肪が少ないために、胃や腸を支える【腸間膜】が痩せてしまい、胃腸が下垂(内臓下垂)してしまいます。
内臓下垂が起こると食道や胃を支える横隔膜の緊張が強くなり、呑気症が発生しやすくなります。
③腸内環境の悪化
過敏性腸症候群、ストレスによってお腹の張りが強くなる、便秘や下痢が誘発されるタイプの方。
小腸内の腸内環境悪化によって腸内細菌の悪玉菌が増えて、腸内にガスが多く発生します。
呑気症とは少し異なりますが、お腹の張りやガスで悩むことが増えてしまいます。
③咽喉頭異常感症
喉の異常感覚や異物感を強く感じる症状を咽喉頭神経症や咽喉頭異物感症といいます。
咽喉頭神経症は食道の内臓感覚過敏が起こっていると考えられます。
食道の感覚過敏の状態では空気を無意識に呑み込むことになり、胃に空気が溜まってしまう状態になります。
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