エヘン虫(咽喉頭異常感症・ヒステリー球)を薬なしで克服する方法③日本特有の漢方処方
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エヘン虫(咽喉頭異常感症・ヒステリー球)を薬なしで克服する方法②漢方薬
日本で「半夏厚朴湯」が咽喉頭異常感症に第一選択のお薬になっている現状は東洋医学の考え方としてはあまりよくないと考えられます。
なぜなら東洋医学において咽喉頭異常感症にはこのお薬と決めることができないからです。
西洋薬ですと、インフルエンザにはタミフル、風邪薬にはPL錠といったように症状が出たらこの薬と決まっている場合がほとんどですね。
漢方薬の場合、処方の原則で【三因制宜】という考え方があります。
人に因り、時に因り、地に因りという人時地の因子によって漢方薬の用法用量が変わるという考え方です。
もちろん鍼灸においても同じように施術方法を変化させることが大原則になっています。
日本において咽喉頭異常感症で病院へ行っても治らない方が多い現状をみると、半夏厚朴湯に漢方処方が偏ってしまっていることで、漢方薬の選択を誤っているのではと考えられます。
咽喉頭異常感症に半夏厚朴湯が効果があるのは事実だが、効果に個人差があり、また半夏厚朴湯以外の選択肢があれば高い確率で漢方薬だけでも症状の軽減が図れるでしょう。
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エヘン虫(咽喉頭異常感症・ヒステリー球)を薬なしで克服する方法④中国の方剤から学ぶ
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