・むずむず脚症候群に効くツボ
こんにちは。
木もれび鍼灸院の弓削です。
むずむず脚症候群の鍼灸治療について
このブログを見ている方は鍼灸に携わっている方だろうと思います。
むずむず脚症候群の患者さんへの治療ために急いでインターネットで調べていて、このブログにたどり着いたのかもしれません。
このブログ記事では鍼灸によるむずむず脚症候群の治療法を解説します。
むずむず脚症候群の原因?
まず治療の前に原因をはっきりさせなければいけません。
西洋医学では主に脳内のドーパミンの不足と言われていますが、ドーパミンの薬を飲んで改善例があっただけで、実際は原因不明で片づけられています。
木もれび鍼灸院の考えるむずむず脚症候群の原因とは
むずむず脚症候群は多種多様な原因がありますが、木もれび鍼灸院で多く診ているなかで抗生物質や急性の腸炎、偏食によるものがありました。
共通している点で胃腸の不調により引き起こされているという点です。
むずむず脚症候群の多くは亜鉛や鉄など身体に必要とされている必須金属の不足により引き起こされるのではと推測しています。
必須金属とは
生物が摂取することで得る、生命維持にとって欠かせない元素。
人間の生命維持に必要な元素。
必須金属は通常でも常に不足しがちですが、それは腸からの吸収率が悪いから。
例えば亜鉛などは不足すると、むずむず脚症候群と全く同じ症状を引き起こしますが、そのまま口から摂取してもほとんど吸収されません。
ビタミンB群と同時に摂らなければ吸収されないと知られています。
木もれび鍼灸院ではむずむず脚証拠群は脳内の必須金属が不足することによって引き起こされると考えています。
むずむず脚症候群の薬は欠点だらけ
むずむず脚症候群の薬は近年、多く発売されていますが、一度飲みだすとなかなかやめられない。
悪化する割合が高い。
辞められないが、長期間の服用も勧められない。
そして病院では薬は処方しますが、肝心の栄養指導はおろそかです。
かといってカフェインを止めても、野菜を大量に食べてもすぐに良くなるわけでなく、食事なども長期間取り組まなければなりません。
むずむず脚症候群に効くツボ
ここまで読んで、むずむず脚症候群には食事指導で十分じゃないのか?
と感じるかもしれませんね。
はっきり言うと、食事や生活習慣で治る人は鍼灸院には来ません。
なんとか早く治したい、薬の副作用によって引き起こされている。
入院が必要なほど、むずむず脚症候群により日常生活が破壊されている。
今すぐ薬をやめたい、もしくは飲みたくないという人が治療院の門を叩きます。
木もれび鍼灸院ではむずむず脚症候群を2段階の方法で治しています。
①養血法-公孫
②清熱法-胸椎3~7番
東洋医学的な解説ですが、最短で結果を出そうと考えると東洋医学による思考方法が最適だと考えます。
むずむず脚症候群の鍼灸治療による治し方
むずむず脚症候群ですが、脾の働きの低下による部分が大きくあります。
清熱法から治療をスタートすると、間違いなく悪化します。
養血でしっかり血を補うことで清熱できる状態まで身体を持っていく必要があります。
脾の働きをサポートする方法として公孫を使うことを推奨します。
むずむず脚症候群が奇経八脈の症状ですので八脈八会穴の公孫は最短で結果を出してくれるでしょう。
脾の働きをある程度、健全な状態にした段階で、清熱法に移ることができます。
清熱法は素問の刺熱論篇の
熱病気穴、
三椎下間、主胸中熱
四椎下間、主鬲中熱
五椎下間、主肝熱
六椎下間、主脾熱
七椎下間、主腎熱
の部分を参考にできます。
刺熱論篇には診察法もありますので、参考にすればどのツボを使えばいいかわかるかと思います。
胸椎の3番から7番まで使いますので、清熱はばらつきがでます。
今の時期はむずむず脚症候群の方が増える傾向があるので、
参考にして頂ければ幸いです。
■阪急石橋駅徒歩3分の鍼灸専門院■
池田市石橋1-23-5 神戸屋ビル1階
072-761-5589
□初診時の治療の流れについて
□施術料金について
□アクセス
□患者様の声
メールでのご予約はこちらから
●お問い合わせフォーム
電話でのご予約はこちらから
●072-761-5589
□木もれび鍼灸院のホームページ
□薬膳教室のブログ
伝統はりきゅう専門の鍼灸院です。
本当の治療の為の針治療をお探しの方のための治療院。