なぜ金スマで紹介された筋膜リリースで効果のなかった腰痛が針治療で治るのか？

・なぜ金スマで紹介された筋膜リリースで、効果のなかった腰痛が針治療で治るのか？

こんにちは。

ｊ木もれび鍼灸院の弓削です。

筋膜や筋膜リリースは「金スマ」「深層ニュース」「ためしてガッテン」で相次いで取り上げられ腰痛や肩凝り改善の手法として、知られるようになってきました。

筋膜リリースを知る前に筋膜にについての知る必要があると思います。
筋膜とは、体の全て(筋肉、内臓、神経、血管)を覆っている、ネットのような膜で骨格と同じように体を支えている大事な組織のこと。

筋膜は体を支えているために負担を受けやすく、姿勢や動きの癖で縮んだり捻れたりすると言われています。
筋膜リリースは、縮んだり捻れたりした筋膜を伸ばすことで動きを改善し、結果的に腰痛や肩凝りを改善する治療方法です。

筋膜リリースは骨格の歪みや、筋膜のひきつりによって引き起こされている症状には、ある程度の改善が期待できます。
しかし、筋膜も骨格の歪みも日常の中で元に戻ってしまうものであり、そのたびに筋膜リリースしなければいけません。

そして決定的に欠けてる視点があります。

筋膜リリースはメディアに取り上げられたために大きく注目を浴びています。
メディアに取り上げられるものの共通点は、視聴者に都合の悪いことを取り上げない。
筋膜リリースにより、一時的に改善される腰痛と肩凝りですが。

原因は筋膜ではなく
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トラウマ(虐待、災害、事故、犯罪、DV、いじめ)
ストレス(職場や学校の問題、家庭内の不和)
内臓の不調
住居の環境や構造
過去の怪我や手術の後遺症
薬物中毒

これらの原因をメディアはとりあげません。
視聴者にとっては都合が悪いですし、意識して凝りや痛みと結びつけづらいからです。

筋膜は経絡(エネルギーが流れる通路)と同じような流れがあります。
アナトミートレインと言われるものです。

しかしアナトミートレインと経絡はまったくの別物です。
アナトミートレインはあくまで動きや筋肉の構造を図式したものですが、
経絡は心と体、内臓そのもの、エネルギーの通路として、ホルモン、神経血管の流れなどを総合的にあらわしたもの。

経絡を軸にした針治療は筋膜リリースでは治療不可能な心身の問題による症状などにも対処できます。

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