坐骨神経痛②全米が否定した薬物療法
前回のブログ
全米が○○という題目ですが、ジョークっぽいですよね、けど本当の話。
アメリカの内科医学会が腰痛治療に対して、初期の治療には薬物療法を選択するべきではないという発表しました。
この内科医学会は全米の医師が所属している団体です。
ここが発表しているということは科学的に確認された事実だということです。
ここでは突然起こった腰痛には温熱シート、マッサージ、鍼治療、脊椎徒手整復。亜急性と言われる、ある程度期間が経過した腰痛に対して、消炎鎮痛剤を使用するのではなく、運動療法、鍼治療のほか、ヨガ、太極拳、マインドフルネスによるストレス軽減、ガイデッド・リラクゼーションなどの「心身」療法、認知行動療法が有効だとしています。
2007年に発表されたときはここまで踏み込んではいなかったのですが、2018年の今年は精神的なケアをより重要視してくるようになりました。
アメリカは日本と違い医療費の負担が基本的に自己負担なので、効果があまりない、エビデンスがしっかりしていない治療をはっきりさせなければいけません。
痛み止めよりも、鍼灸などの治療の方が治るまでの期間が明らかに短かったそれだけのことです。
そして、腰痛に悩んでおられる方は自己負担の中で最善の選択をするべきだという考えのもとに発表しているにすぎません。
アメリカの医学がいいとか日本のやり方がいいとかはいいませんが、どのような治療を選択するべきかは、ご自身の身体ですから、しっかり考える必要があります。
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