グノーブル6年生 振り返りシリーズ番外編。
先週末、グノーブルの6年生は、土曜日にグノレブ、日曜日に志望校判定サピックスオープンを連続して受験した家庭も多かったかと思います。お疲れ様でした。
昨年の今ごろ、我が家にとって初めてのサピックス。今から思えば、ちょっとしたイベント感があったような…。なにしろ、グノレブに比べて、SNSや動画解説など、情報が豊富。
アウェイな環境で、試験形式も塾の授業進度も違うので、4月のSOの結果は気にしないつもりで受験はしたものの、まったく歯が立たなかったらどうしようと少し不安な気持ちで結果が出るまでの数日間過ごしたっけ。
娘の結果は想定の範囲内におさまったものの、当時のグノレブ偏差値とは6近く下だった。それは、それまでに受けた試験で最も低い偏差値だった。
グノーブル偏差値とサピックス偏差値はほぼ一緒と言われているので、「あー、SOでは娘は力が出せなかったんだな。というか、偏差値通りの力しか付いていないんだな」と思ったものだ。
グノーブルとサピックスの偏差値表の値は似ている。が、細かいところで違いがある。
- グノーブルの偏差値表(2024年度)は2刻み
- 6年後期のグノレブの平均における合格可能性75%の目安
具体的には、2024年5月に発表されたグノーブル偏差値表の2月1日午前の女子校の値は、下記の通り。
62~ 桜蔭
60~ 女子学院、渋渋①、早実
58~ 雙葉
56~ 洗足①、広尾①
54~ 吉祥女子①、 鷗友①、フェリス
偏差値表が2刻みであることは、基本的に気にならなかった。偏差値が60であろうと61であろうと、難易度や頑張るべきことに変わりはない。
同様に、合格可能性が75%だろうが他塾のように80%だろうが気にする違いではない。
一方、2024年4月(第1回SOの後)に発表されたサピックス偏差値表の2月1日午前の女子校の値は、
62 桜蔭、渋渋①
61 女子学院
60 早実
58 洗足①、雙葉
57 広尾①
55 吉祥女子①
53 鷗友①、フェリス
確かにグノとあまり変わらない。ところどころ1,2ずれているくらい。
だからといって、グノ生がサピックスオープンにおいてもグノレブと同じような偏差値が取れるかというと、それはまた話が違う。(個人差はある。)
娘の場合だが、SO偏差値とその月のグノレブや持ち偏差値(直近5回平均)とを比べると下記のような感じだった。(SO偏差値ーグノレブ偏差値)
G当月 | G5回 平均 |
|
志望校判定第1回SO (4月) |
-5.8 | -5.7 |
志望校判定第2回SO (6月) |
-5.7 | -2.2 |
合格力判定第1回SO (9月) |
-6.1 | -5.8 |
合格力判定第2回SO (10月) |
-0.5 | -4.4 |
合格力判定第3回SO (11月) |
-4.6 | -4.6 |
合格力判定第4回SO (12月) |
-3.6 | -9.3 |
あくまでも娘の場合だが、上記のように、グノレブと比べてSOはあまり良くなかった。
9月~12月の合判SO4回分の平均と、12月時点のグノレブ直近5回平均と比べても、SOの方が4.7低かった。
毎回、「あー、SOでは娘は力が出せないんだな。というか、これが娘の実力なんだな。」と冷静に受け止めることに。
とはいえ、グノレブでは志望校の偏差値に届いていたので、あまり悲観することなく。
グノ偏差値とSO偏差値のどちらを信じるべきかという話ではないと思う。どちらも、あくまでも目安でしかないので。よく言われる「サピックス中学(グノ中学)に入学する訳ではない」ので。
「グノ生さん、SO悪くても大丈夫ですよ!」とわが子だけの例で素人がいい加減なことを言うつもりはありません。あくまでも、「こういう例がありましたよ」とご参考までに。
ただ、今回(4月)のSO結果は、良くても悪くても参考程度、受験本番までのステップ・練習と捉えるべきというのは、その通りだなと思います。