京都府八幡市にある石清水(いわしみず)八幡宮。
京阪岩清水八幡宮駅の近くにある一之鳥居。
日本全国の八幡宮の鳥居にかかる「八幡宮」の文字は、平安の三蹟・藤原行成の書を、寛永の三筆・松花堂昭乗が書写したもので、「八」の字が神使の双鳩 になっているそうです。
この鳥居近く頓宮殿前の駐車場に入ったら、白衣の神職さんが「お山の上まで、車で行けますよ。電話番号をいいますから、カーナビにセットしてください」と親切に教えてくれました。住宅街の中の狭い道を進むと、山上にもたくさんの車を停められる駐車場がありました。
お山の上にある三之鳥居。
三之鳥居から南総門までの両側には、石灯籠が並んでいました。
手水舎の真ん中にある、“和歌が書かれたボード” を下に掲載しておきました。
水(みず)と御稜威(みいず)が掛けられています。御稜威については下記リンクで。
《参照》 『ついに始まった大禊祓い 日月神示』中矢伸一(ヒカルランド)《後編》
【御稜威(みいづ)】
石清水八幡宮は、「都の裏鬼門(南西方向)を守護する王城鎮護の神」として尊崇されていたそうです。
石清水八幡宮の本殿は、拝殿を南側の中央として四角形状の回廊で囲まれています。高い基礎の上に載っているので、周回しても、本殿は全く見えません。
回廊の南東側から👆
回廊の東側に、“おがたまの木” とその説明がありました。
1円硬貨の表面に書かれているのは、この “おがたまの木” だそうです。
山上の境内は、お城にあるような頑丈そうな塀で囲まれていました。
パンフレットには「信長塀」と書かれています。
北西の角にあった「校倉」。
南西の角に生えている大木は「楠木正成の楠」
石清水八幡宮の御祭神(八幡宮は、たいていどこも同じ3神ですが、ここでは比咩大神を宗像三女神としています。パンフレットの通り記載しておきます)
神功皇后(息長帯比賣命 おきながたらしひめのみこと)
応神天皇(誉田別尊 ほんだわけのみこと)
比咩大神(多紀理毘賣命・市寸島姫命・多岐津毘賣命)
【摂社・末社】
回廊の東・北・西側には、11の摂社・末社がありました。
水若宮社(宇治雅部子命)
気比社(気比大神) ⇒ 気比神宮
若宮殿社(応神天皇の皇女)
若宮社(仁徳天皇)
貴船社(高龗神) ⇒ 貴船神社
龍田社(級津彦命・級津媛命) ⇒ 龍田大社
一童社(磯良命)
住吉社(底筒・中筒・表筒男命)⇒ 住吉大社
広田社(天照大御神) ⇒ 廣田神社
生田社(稚日女命) ⇒ 生田神社
長田社(事代主命) ⇒ 長田神社
生田社とその御祭神:稚日女命を見たとき、読書記録をサボっていた本『ワカヒメさまの「超」復活!』アマノコトネ(ヒカルランド)《中編》の内容を思い出していました。 なので、帰ってからこの本の読書記録を書くことにしたのです。
石清水八幡宮の名の由来となった「冬に凍らず、夏に涸れない霊泉」のある石清水社は、お山の中腹にあるのですが、そこまで往復するとヘロヘロになっちゃいそうだったので、行っていません。ドヒャ!
<了>