伊豆半島の伊東市にある大室山浅間神社と
松崎町にある雲見浅間神社に行くためのデイリターン旅です。
二つの神社の共通項は、磐長姫が祀られていること。
【大室山】
こことチャンちゃんチを直線で結ぶと、丁度、富士山の山頂を通ります。
つまり、大室山は富士山の真反対側にあります。
で、
大室山リフトの駐車場に着くと、なぜか売店のシャッターが閉まっていました。
なんと登山リフトは、「12月2日から6日まで休業」と書かれていました。
「なんだ、ネットで確認してから来ればよかった」とは思ったものの・・・プッシャーな気分。
そうとは知らずにここに来ていた車が20台ほどありましたし、路線バスでここまで来ながら落胆していた方も数人いました。お気のどく。
大室山浅間神社は、山頂付近にあります。日を改めて出直すしかありません。
(その後に行った大室山)
【富士山ビューポイント】
伊豆半島を横断して、松崎町の海沿いを走っていると、富士山が見えるポイントが何カ所かありました。海抜0メートルから見えると富士山が高い山であることがわかります。
【雲見浅間神社】
烏帽子山が聳える岬にある神社です。
鳥居をくぐり100段ほどのなだらかな階段を昇ると、拝殿があります。
【拝殿】
風の強い日や寒い日は、扉が占められているようですが、「戸を開けて参拝してください」と書かれていました。
人はおらず、社務所もない神社なのですが、拝殿の前には、祝詞の用紙が置かれていたので、ここ特有の祝詞を3回唱え、参拝させて頂いたきました。
拝殿の右側には、富士山と松の絶景ポイントがあります。
拝殿から、さらに、手摺のある急な階段を300段ほど登ると、中之宮があり、
さらに、ゴロゴロ岩と木の根の道を登り「烏帽子山」の天辺に行くと、奥宮があります。
【奥宮】
奥宮には「御嶽浅間宮」と書かれていました。
加賀の白山と、信濃の御嶽山と、富士山は、一直線上に並んでいます。
白山は菊理姫のお山。
そして、御嶽山は富士山と同様に、国常立に関わるお山のはず。
そして、ここ雲見浅間神社の祭神である磐長姫のお宮が「御嶽浅間宮」と書かれているのですから、「磐長姫は、国常立の女性性の側面を持っているのかも」と思ったりもしました。
であるなら、雲見浅間神社の磐長姫と富士山の国常立は南北軸を司る「地球神」です。
『【世界最古】不二阿祖山太神宮』 渡邉聖主 (ヒカルランド) 《前編》
【阿祖山太神宮の意味】
『宇宙エネルギーによる地球世界の大変革のために』 山本渥己 (文芸社)
【御嶽山:頂上神は国常立大神】
この日は冬の12月4日、快晴とはいえ強風だったのに寒さを感ずることなく、この小さなお宮の前で、お祈りというより、あれこれウジャウジャと長いこと話していました。
ここに来ることができてウルトラ幸いでした。
《 追記 》
中之宮から奥宮へ向かっている途中で、女性とすれ違ったのですが、“この場所で出会える人には何かある” と思ったので、声かけてみました。「なぜ、ここに来たんですか?」 「いえ、特に・・・」ということだったのですが、「えぇ~、だって磐長姫のこと知ってて来たんでしょぅ」 「・・・」 「じゃあ、苗字だけ教えて」と言うと、「ムロフシです。教室の室と・・・」 「あぁ、ハンマー投げの室伏さんね」 「そうです、そうです」 というような会話でした。
この日、ケーブルが休止していたので参拝できなかったのですが、「大室山浅間神社」は磐長姫を祀る神社です。そして、ここ、雲見浅間神社で、室伏さんという方に出会っていたのです。さらに、長野県の 諏訪大社・上社前宮 にある小さな「御室社」に、磐長姫は封印されていたはずです。 「室」は、磐長姫のキーワードなのでしょう。
【展望台】
奥宮の隣には、1畳分ほどの展望台があります。
〈左:南側:太平洋側、右:北側:駿河湾側〉
ここは、富士山を真南から何も遮るものなく眺めることができる最南端の絶景ポイントですね。
〇〇〇 追記:お札を送っていただきました 〇〇〇
12月18日に、「雲見浅間神社御守護」のお札が届きました。
普段は沼津におり、週二日ほどしか雲見には居られないという
高橋宮司様が、わざわざ送ってくださいました。
ご丁寧にありがとうございます。
さっそく、神棚にお奉りさせていただきました。
以上