《前編》 より

 

 

【宇宙存在たちの求め】
 一人ひとりの情報やたくさんの知識から、学んだすべてを分かち合い、交換しながらそれを生活に活かしながら、地球に感謝の気持ちを込め、毎日を生活できるように、宇宙存在たちからは常に求められているのです。(p.122)
 優れた技術を特許で囲ってしまえば、社会の急速な進化が起こらないように、個々の学びを個で完結させてしまっているなら、それ以上の連鎖的進化促進は起こらない。
 スピな市場であっても、経済利権維持を目的になされているだけなら、スターピープルの手によるものではないだろう。
 give & give に基づくシェアリング(分かち合い)志向に与する。それが鍵である。
 だから、チャンちゃんは、久しく休止していた読書記録を再開することにした。
 宇宙存在、そして人類以外の生命体との接触は、今はもう夢などではなくて、厳然たる事実なのだということも知ってください。彼らは常にモニターしています。そして、その時々に、私たちの進化の状態に応じた形で、その人に一番相応しい状態で接触を図ってきてくれるのです。(p.122-123)

 

 

【封印された記憶に潜む感情の解放】

 私たちの身体の内部には、これから地球が進化を遂げていくために必要な、とても重要なものがたくさん隠されているようです。感情もその一部です。
 何回となく繰り返してきた私たちの生の中で、すべての記憶を少しずつ少しずつ思い出し蘇らせていくことによって、これから光の次元へと地球が進化を遂げるにあたって、私たちは、人間としての存在価値を少しでもとり戻していくことがとても大切になってきます。(p.135)
 封印された記憶の中に潜んでいる感情。それを蘇らせ受け入れていくというメンタルな作業は、「気づき」とか「統合」と言われているけれど、これは個人の進化を促進する上で最も基本的かつ重要な過程。なぜなら、感情のブロックは、意識の機能を基底部分で妨げてしまうから。
 著者の佐藤みつさんは、ヒプノセラピストでもある。

 

 

【完全に調和の取れた社会】
 私たちは、今まで人間社会が創り出してきた数多くの制約の中で縛られ、生きてきました。しかしこれらは、私たちの愛と調和としての自由意思を止めてしまっていたのです。(p.194)
 そう、「止めてしまっていた」。
 ないしは、「偽装システム側に摩り替えて接続させられてしまっている」。
 己の生きる目的は、地球支配者たちがつくり成した、貨幣経済システムを基盤とする「社会意識」に従って生きることではない。いわんや、その「社会意識」に洗脳され切った親たちの期待に違わぬように生きることであるわけがない。
   《参照》  『アセンションの超しくみ』 サアラ (ヒカルランド)  《前編》

            【社会意識(コントロール・グリッド)という檻から出る】

 人間に本当の意味での平和が訪れるのは、人類全員が己の生きる目的をはっきりと知るときです。一人ひとりの道をそれぞれ独自に歩みながら、自分は創造の一部であり、誰もが霊的な存在なのだ、とはっきり自覚することです。これを全人類が達成できた時こそ、完全に調和の取れたときだと思います。(p.154)

 

 

【与えてください】

 意識的に引き寄せようとしなければいつになっても愛は起こったりやってきたりはしません。
 与えてください。その代価を求めずに、戻ってくるものを何一つ期待せずに、ただ与えてください。制限することなく、愛を広げていってください。愛を広げていくことによって、人生の中に素晴らしい喜びと笑いがもたらされます。(p.200)

              【徳を積むとは】 【真我と自我】

 

 

【過去を手放す最善の方法】
 心に平和を求めたければ許しを実行することです。許しとは過去を手放すことであり、過去の誤りをも解きほぐしてくれる最善の方法なのです。(p.204)
 許しを学びそれを実践しなければ、カルマ(因果)の輪を回すことになるだけ。
 人生上の不運について外因志向の人ほど他罰的であり、許すことを知らない。
 あるいは、自らの貪欲さを隠蔽し虚飾するために、相手を許さない。
 そして、謝罪するという素直さの発露は、決してない。
 その愚かさを、いつまで続けるのだろうか。
    《参照》   『ガイアの森』 綾杉るな (ヒカルランド)  《後編》

              【『許し』を学ばないと】

 愛はいつまでも過ちなどは覚えていません。愛とは自分に対する愛から始まり、外に向かって大きく広がっていくものなのです。過ちから学び、過去を手放し、前向きに生きる態勢を取ってください。・・・中略・・・。
 何故許し、忘れなければならないのか。それは、許すことができないことによって、あなたの魂の失うものの方がもっと大きくなってしまうからです。それほど許すということは、人間の行いの中ではもっとも美しく尊いものです。
 自分自身を愛してください。そして愛されてください。愛とは感情であり、存在の一部であるのです。愛とはどんな悪をも優しく明るいエネルギーに変えることのできる唯一の感情であり、唯一の認識でもあります。 (p.205)

 

 

【創造に仕えるイルカたち】
 私たちと同じように、イルカもクジラも地球外の星からやってきた古代の存在の子孫です。地球を維持し愛する古代の人々が生来持っている物事のすべてを知ることのできる心の働きを、人間に伝えるべく地球にやってきているのです。(p.207)
   《参照》  『世界に散った龍蛇族よ!』 浅川嘉富 (ヒカルランド) 《前編・第一部》

            【シリウス・ドルフィン・レムリア】

 彼らは今、この情報を人間に伝えているのです。
 彼らはまた、一つの明確なメッセージを伝えてくれています。そのメッセージとは、彼らの生命の持つ本来の性質に、危機が迫っているということです。
 彼らは今、私たちを映す鏡になってくれています。数多くのイルカや動物たちが、今地球を離れて行こうとしています。彼らは自らを浜辺などに乗り上げてしまうばかりではなく、自分からわざわざ網の中に入って捕獲されることも多いようです。彼らは、とても頭の良い動物です。そして創造に仕えている動物です。地球での生活を、私たちに人間に任せてしまおうと思っているのです。人間たちに、その時期がそろそろ来ているのだと教えているのです。(p.208)