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 世界を支配している連中の繋がりが分かりやすく記述されている。この本を幹にすれば、いままでいろんな著作から書き出してきたことが枝葉として繋がり分かりやすいかもしれない。2008年11月初版。

 

 

【絶好のテロ日和】
 9月11日は、世界各国の軍事費をあわせた額よりも多額の軍事費をかけているアメリカ軍に、唯一「空白ができる日」でもあった。
 というのも、この日、アメリカでは特別な軍事演習があったのである。その軍事演習の内容とは、民間飛行機がハイジャックされて、ビルに突っ込まれることを想定していたもの。そう、まさに9・11そのものだ。その演習のために、軍事用の航空機はアラスカなどに配置され、ニューヨークにはいなかった。・・・中略・・・絶好のテロ日和となってしまったのだ。(p.20)
 「9・11やらせテロ」の日が「絶好のテロ日和」となった理由は、もう少しミエミエじゃないマシなものを用意しておくべきだろう。

 

 

【「闇の勢力」の正体と最終目的】
 彼らの最終目的は、ずばり、人工的に世紀末を起こして、中近東を中心とした王国を作って、そこから人類を支配することだ。
 では、この「勢力」の正体とは何か?
 これは聖書に求めたい。
 キリスト教でもユダヤ教でも、聖書の予言によると、最終戦争が起きて、地球が火の海になり、その後、救世主が現れて、信者だけが助かるとされている。
 この予言を都合のいいように使おうとしているのが、問題の「勢力」だ。彼らは、自分たち自身を神様だと本気で思っている人々である。もちろん、この勢力は、ユダヤ教でもなく、キリスト教でもない。
 ―― その正体は、ルシフェリアン、悪魔教といわれている人たちである。(p.34)
 問題の「勢力」は今も健在であるけれど、最近は、計画がバレてしまって、いろいろうまくいかなくなってしまった。そんなこともあって、今は戦争を起こすための資金源を断たれてしまって、いまいち具合がよくない。
 「闇の勢力」の計画を知らない人々は、「アメリカ(ロックフェラー)は経済を立て直すために戦争が必要であり、これを画策している」というようなことを未だに言っているけれど、違う。
 「闇の勢力」は、経済再建など何ら目的にしていない。世界総人口5億人までの人口削減が具体的な指標であり、そのために世界経済を破壊し、気象兵器を用いて地震・津波・台風・竜巻・森林火災・海洋汚染などを起こして世界中で環境テロを行っているのである。
 著者のいうところのルシフェリアン、悪魔教徒は、悪魔の思想を持つ勢力なのだから、そこに善意や愛などあるわけがない。経済再建や環境保全などを目的にするわけがない。

 

 

【ボヘミアングローブ】
 ルシフェリアンの儀式を受け継いでいるボヘミアングローブについて、少々述べたい。
 1978年からアメリカで開かれているボヘミアングローブという秘密のキャンプがある。
 これは会員が限定されていて、一般の人は入れない。出席者は、大統領の経験もある大物政治家や、大手金融機関のトップ、著名な学者など、錚々たるメンバーだ。
 この場では、原爆製造についてのマンハッタン計画が議論されたり、ドワイト・アイゼンハワーが朝鮮戦争が起こる危険性についていち早く言及したり、・・・中略・・・。まさに世界情勢の重要な決定がくだされる場所なのだが、このキャンプは、人形を焼いていけにえにするという狂気の儀式で始まるのだ。(p.40-41)
 人口削減という目的に合わせて、断種者を創出するための薬品を食品に混入しているマクドナルドの創業者は、ボヘミアングローブのメンバーである。
    《参照》   『次元「超」突破』 エハン・デラヴィ×中丸薫 (ヒカルランド)《後編》
              【マクドナルドの食品】

 儀式において、本来、生贄にされるのは、人形ではなく本物の人間である。

 

 

【ルシフェリアン=レプティリアン】
 著者の言うところのルシフェリアンは、レプティリアンである。レプティリアンとは爬虫類人間(その霊体は爬虫人類である)のこと。ヘビやワニが人間を喰うように、人間を捕食する霊体生物が人間に変身ないし憑依している連中である。善意の人々が地球上で口を揃えてどんなに「愛」だとか「人類愛」だとか語っても、この連中の心には一切響かない。
 ルシフェリアンは伝統的なキリスト教カトリックに反するいろいろな宗教を作る傾向があるようだ。そういった傾向から、私はプロテスタントを作ったのも、彼らではないかと思っている。(p.41)
 欧米の諸国家が用いている「分断と統治」は、まさにルシフェリアンの昔ながらの常套手段だから、著者の書いているとおりだろう。
 しかし、今日のローマ・カトリック(バチカン)は、完全にルシフェリアンの手に墜ちている。今年、新ローマ法王となったフランシスコ1世は、生肉を好んで食する(!)爬虫類さながらのイエズス会士である。バチカンの枢機卿たちは、おしなべて幼児性愛の性をもっている。嗜好性癖がまったくもって正常な人間たちではないない(!)のである。

 

 

【ニムロード】
 私は、ルシフェリアンに詳しいフリッツ・スプリングマイヤーが、「ロスチャイルド家はニムロード(NIMROD)の子孫だ」と指摘していることに着目している。
 ニムロード ――。
 その人物は旧約聖書の創世記に出てくる。その第10章では、ノアの子であるハムの子クシの子どもとして描かれている。(p.42-43)

 ニムロードは堕天使すなわち、ルシファーの子孫であり、強大な力を手にした、神への反逆者ということだ。その人物の子孫であるとされているロスチャイルド家・・・。これが本当ならば、いま現在までニムロードの血が続いているということになる。
 ニムロードは、モレークという悪魔を信仰しており、その悪魔に捧げるため、子どもをいけにえにするという儀式をやっていた。そう、これは先述した、ボヘミアングローブの儀式とそっくりなのだ。(p.45)
 ロスチャイルドをはじめとする「闇の勢力」は、純然たるレプティリアンで、子どもを本当に喰っている連中である。10歳前後の子供は最高に美味なのだという。
    《参照》   『ドラゴニアンvsレプティリアン これが《吸血と食人》の超絶生態だ!』 高山長房 《1/5》
               【食用人間】~ 【戦争という餌狩場】

 中南米などに存在した、人間を生贄にする儀式を持つかつての文明は、いずれもレプティリアンの霊流に憑依され支配されていた文明ということになる。中国のように食人の習慣を持つ文化も、レプティリアン文明の継承国であるという見え透いた証拠である。
    《参照》   『日本と世界はこうなる』 日下公人 (WAC) 《後編》
              【日本人の物差しでは測れない国・中国】

 

 

【サバタイ派】
 17世紀に、サバタイ派と呼ばれるカルト宗教が出現する。しかし、これも、ルシフェリアンによって作られたもののようだ。
 1626年、トルコでサバタイ・ツヴィというユダヤ人の男の子が産声を上げた。ただ、彼が生れた日は、運命のいたずらか、メシアが生れるとされた日だったことで、彼は世界をあらぬ方向へ動かすことになってしまう。
 加えて、彼を後押しする学者も現れた。1665年、ナタンという学者が、サバタイとガザで出会ったときに、「彼こそがメシアだ」といい、それ以来、サバタイも、自分のことを「救世主だ」とエルサレムで公言するようになった。自分を「神」と公言していたニムロード・・・。もちろん、驚くことではない。ニムロードが作ったルシフェリアンが、このサバタイを動かしていたのだから、似ているのは当然である。点と点は、1000年の以上の時を超えても結びつくのだ。(p.55)
 トルコは、中近東とヨーロッパを繋ぐ結節点に位置する。そして、宗教的にもキリスト教とイスラム教の対立を免れるためにコーカサス系のハザール(カザール)人が改宗ユダヤ教徒(アシュケナジー)となって移住し、生き延びる地域となった。サバタイはトルコという国で世界を支配するために計画的に作られたのだろう。サバタイのトルコとロスチャイルド家発祥の地であるドイツは、霊的にも経済的にもこの頃から深い関係にある。
    《参照》   『日本人が知らない「人類支配者」の正体』 太田龍・船井幸雄 ビジネス社
              【サバタ・ツヴィ】
    《参照》   『これが闇の権力イルミナティの内部告発だ!』 ベンジャミン・フルフォード (青志社) 《後編》
              【トゥーレ協会】
    《参照》   『ステルス・ウォー』 ベンジャミン・フルフォード (講談社) 《後編》
              【ハノーヴァー朝による王室連合】
              【「出自」はすべてドイツ系】

 

 

【ホロコースト】
 人工的に世紀末を作るためには、大虐殺(ホロコースト)が必要なのである。ホロコーストというのはギリシャ語で「いけにえの全焼」を意味する。もともといけにえを焼いて、それを供えていた宗教儀式のことを指していた。
「たくさんの人々をいけにえをにすると、世紀末がやってくる」
 サバタイ派はこのようなことを、本当に信じている人たちなのである。(p.58)
 ホロコーストと聞くと、ヒトラーのユダヤ人大虐殺を想起する人が多いだろうけれど、ヒトラーもロスチャイルド家と露骨につながっている。
 国際関係を理解する上では、ニムロード(=ルシフェリアン=レプティリアン)につながるかどうかのみが鍵であって、宗教や宗派や国家は関係ないと考えた方が分かりやすい。ニムロードの系譜にある「闇の勢力」にとって大切なのは、単に「ホロコースト」なのである。
 本来、ホロコーストは、第3次世界大戦の実施によって行われる予定だったけれど、光の勢力の介入によって予定が狂ったので、今では気象兵器を用いて世界中の異常気象による人口削減がおこなわれている。そのうち、有色人種を標的にした強力な生物化学兵器が使用されることだろう。

 

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