《前編》 より
 

 

【フリーメーソンのポーズをしていた坂本龍馬】
 フリーメーソンに関わる指導者や有力者は歴史的評価は別にしても、必ず片手を懐に入れるポーズを取らねばならない時代があった! それがサインであり義務でもあった!!
 その基本からいえば、日本の坂本龍馬は間違いなくフリーメーソンだったと断言できる!! 国を越え宗教の壁も越える行動と思想は、島国根性からは生まれないからだ!! (p.310-311)
 左手を着物の懐に入れて遠くを見つめている龍馬の写真は、誰だって記憶にあるだろう。
 このハンド・サイン(ポーズ)の肖像画や写真を残している人々は大勢いる。モーツァルト、マルクス、ナポレオン、スターリン、ラファイエット、ワシントン、等々、世界史で習った枢要な人々は大抵フリーメーソンである。

 

 

【鏡像反転の根源?】
「なぜ仏像や仏画のポーズの多くはフリーメーソンのサインと逆になっているのかね?」
「宇宙から見れば東半球(アジア)も西半球(ヨーロッパ)も同じ地球上です!
 しかし、人の脳に右脳と左脳があるように東西半球は陰陽になっています!
 西洋的な理屈や知性は左脳が、東洋的な感情や直感力は右脳が受け持つとされ、
 それが鏡像反転するかのように、右脳と左脳の神経が交差し、入れ替わります!
 これが鏡合わせであり、神の深い意図が隠されています!」 (p.312-313)
 ムーブックスのシリーズには「鏡像反転」というキーワードが随所に出てくるけれど、その最終根拠は、地球の半球特性と脳の対応関係にあるということか。
 ユーラシア大陸の両端に位置する英国と日本は経度差が135度であるけれど、陸地として存在する中では、最大の経度差をもつ両極的(分離と融合)特性をもつ産土力の地であるが故に、その個性は言語(英語と日本語)に現れている。地球風水である「ガイアの法則」によると、英国から日本に地球の活性点が移動した近年は、世界史上“類稀なる時”にあるのである。
   《参照》   『ガイアの法則』 千賀一生 (徳間書店) 《前編》
              【経度0度と経度135度の文明的特徴】

 ところで、上記書き出しの中にある“神の深い意図”について、

 

 

【神の持つ深い意図】
「その神のもつ深い意図とは何かね?」
「フリーメーソンが掲げる物心両面の世界統一!!
 ただし、アメリカの影の政府が掲げる世界統一は、ルシファー(悪魔)の世界支配であり、
 フリーメーソンはそれゆえ誤解を受けつづけるでしょう!!」 (p.314-315)
 3年ほど前に出来た民主党政権の鳩山首相はフリーメーソンで、その鳩山政権を潰したのは、アメリカの影の政府の手先となっている日本の官僚・マスコミだった。
 下記リンク書籍によれば、まっとうなのはメンフィス・ライト・メーソン。影の政府側はスコティッシュ・ライト・メーソンということになる。
   《参照》   『2012年へのカウントダウン 闇の権力 フリーメイソンの大分裂』 中丸薫
             【アメリカのフリーメイソン】

 

 

【EUの本部ビルが象徴するもの】
 ヨーロッパ連合:EUも、そうした世界統一政府のための組織である。EUの本部ビルは、ご覧になっておわかりのようにバベルの塔がモデルだ。その外観はブリューゲルが描いた絵画「バベルの塔」と、そっくりである。フリーメーソンにおいて、バベルの塔を築いたニムロデは英雄であり、偉大なる建築家にしてグランドマスターである。また世界中の言語がひとつだった時代、全人類が力を合わせて建築したバベルの塔は、まさに世界統一政府のシンボルといっていい。(p.345)
 EUの財政にかかわる人々の中には、影の政府に連なる人々が数多くいたらしいけれど、昨年度、それらの人々は、一挙に辞任に追いやられている。

 

 

<了>