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 表紙の 「び」 にびっくりして初めて手にした人が多いのだろう。なかなか素晴らしいアイデアの表紙である。当時、船井さんのHPで紹介されていたものなど44の 「びっくり現象」 が記述されている。2007年5月初版。

 

 

【下駄はいいよ】
 私は自宅では作務衣に下駄で動き回っています。時には走ります。しかし、笛木さんに聞くと、「今の子どもや若い人は下駄で歩き回ったり、走り回ったりはできないのです」 というし、下駄もはけないというのです。 ・・・(中略)・・・ 。要は下駄で走り回れるカラダがよい・・・・と言えそうなのです。(p.65)
 漸く寒くなくなってきたので、外に出る時は下駄にしよう。最近の下駄は底にゴムが張られているから、そんなに音は気にしなくて歩ける。室内用にも、鼻緒付きのスリッパが売られている。

 

 

【水素イオン】
 私の手の甲のシミ(老人斑)が、ほとんど消えたことも、前立腺の肥大に伴う異常症状が消えたのもHの効用といってもいいらしいと気付いたものです。(p.68)
 書籍のHには、右上に小さな(-)記号が付いていて、マイナス水素イオンのことである。
 老化とは酸化のことだから、酸素イオン(O+)と結合して水に代えてしまう水素イオン(H-)を摂取するのがよさそうだというのは容易に理解できる。還元水ないし水素水は必需品である。料理に使った場合、味も全然違ってはるかに美味しくなる。
 船井さんは 「毎日水素」 という粉末を飲用して症状が良くなったという。
 「毎日水素」 の開発者は及川胤昭理学博士です。
 彼は1941年生れ、名大で博士号を取り、ハワイ州立大や山形大で教えた学者で、 『ネイチャー』 の巻頭に論文が掲載されるなど、生殖器疫学の権威ということです。(p.125)

 

 

【意識レベル】
 私の愛読誌に 『サイジャーナル』 があります。 ・・・(中略)・・・ 
送られてきた2005年9月号(344号)を読んでいました。(p.97)

「意識レベルを1~1000レベルに分け、受講者に測定法を教え、測定した結果はこうだった」 と実測した数値を公表しています。
 ここでは発表していいものだけを書きますが、今の地球人の平均は203、日本人の平均は620、ブッシュ政権は90、小泉政権は410、故人では、アインシュタインは497、デヴィッド・ボームが502、マザーテレサ720、また仏教930、神道950など、面白い数値が並んでいます。(p.99)
 意識レベルが余りに低いブッシュ派(=ネオコン派)をはじめとする 「闇の権力」 に関わる人々は、2012年のゲートウェイを通過できないと中丸薫さんは言っている。
   《参照》   『宇宙のニューバイブレーション』 中丸薫・坂本政道 (ヒカルランド) 《後編》
             【「闇の権力」の結末】

 政治家のレベルの低さと、日本人のレベルの高さは予想通りであるけれど、アセンション後の世界においては、低いレベルが消えて、ある程度レベルが揃うので、日本人を中心とした世界統治形態にしようという国際的なコンセンサスは得やすくなることだろう。

 

 

【参考図書】
 今年、参考になったのは中丸薫さんの 『泥棒国家日本と闇の権力構造』(徳間書店) や 喰代栄一さんの 『幸せの進化系』(ベストセラーズ刊) ですが、最近びっくりするほど参考になったのは白峰聖鵬さんの 『日月地神示』(明窓出版) です。白峰さんは、白峰由鵬というペンネームでいままで何冊か著書を出しています。
 白峰聖鵬というのもペンネームですが、「正体不明の真理研究家」 と言っておきます。(p.145-146)

 

 

【不思議な自動車学校】
 小河二郎さんとの対談の司会をしてくれたのは月刊 『フナイメディア』 の林彩子さんですが、彼女が対談途中で感動して泣きだしてしまったのには、びっくりしました。
 それは小河さんの生きざま、益田ドライビングスクールなどの実績を知って涙が止まらなくなったのだと思います。(p.163)

 去年PHP研究所から 『全国から人が集まる不思議な自動車教習所』 という小河二郎さんの著作が出ましたが、本の帯にはつぎのように書かれています。

 運転免許を取りに行っただけなのに、笑顔で挨拶し、すすんで掃除をし、整理整頓もできるようになった!
 なぜ? わが子に一体何があったの?
 ・・・・帰ってきた子どもに驚く親たち。
 茶髪にピアスの現代っ子を、礼儀正しくボランティア精神に富んだ若者に変えてしまう 「Mマジック」 とは何か? (p.163-164)
 学校の先生が読めばいい本だろうけれど、公務員というのは本当に勉強しないグータラドン引き種族だから、おそらく読みはしないだろう。
 下記は、その本のはじめに、イエローハット創業者の鍵山秀三郎さんか書いていること。
 企業には、人を幸せにしつつ成長するものと、人を不幸せにしつつ膨張していくものとがあります。MDS(益田ドライビングスクール)は、人を幸せにしつつ伸びつづける企業の代表であり、チャンピオンであります。(p.165)

 

 

【悟りは物理的なもの】
 インドのアヴァター(神の化身)と言われているカルキ・バガヴァンさんの話。
 カルキ・バガヴァンさんの説く 「悟り」 とは、「差を取る」 ことであり、言葉の壁を越えて、「すべては1つの世界である」 と理解することだと中西さんは言っています。つまり、悟りの世界とは、「あなたは私、私はあなた」 の世界であり、「あなたもない、私もない=エゴのない」 世界のようなのです。
・・・(中略)・・・ 。
 カルキ・バガヴァンさんは、「右脳と左脳を霊的につなげると、それだけで 『悟り』 の入り口に立つことができる」 と言っているのです。
 カルキ・バガヴァンさんは、「悟りは物理的なものだ」 ともいっています。「悟りのプロセスに入るには脳の転換が必要。だから、ふつう人間の意志力では悟ることはできない」
 「悟りの状態は自分で努力しても得られるものではない。与えられるべきものだ」 とカルキ・バガヴァンさんは断言しているのです。(p.182-184)
 アポロ宇宙船の飛行士が書いた 『宇宙からの帰還』 という本の中に 「神の実在を感じた」 という記述があったのを覚えているけれど、地上より濃密な宇宙線に晒されていたことや宇宙の無重力状態が脳に対して与えていた物理的な影響だったのだろう。
 密教の金剛界九重曼荼羅には、人間の進化の階梯が象徴的に表わされているのだけれど、それは徐々に脳の中心部を活性化してゆくための修業の階梯でもある。右脳と左脳を霊的につなげるには、脳の中心部にある松果体や脳下垂体といった内分泌腺分泌中枢となる特定部位の活性化が不可欠である。
   《参照》   『宇宙のニューバイブレーション』 中丸薫・坂本政道 (ヒカルランド) 《前編》
             【プラズマによる洗礼を受ける松果体】

 

 

【仙酔島の七福神】
 数年前に淡路島が七福神の島と知り、びっくりしたのですが、この仙酔島にも七福神がいたのです。文章でも、イメージとしても、いろんなことを教えてくれました。(p.214)
 p.215 にその内容が書かれているけれど、長いから書き出すのはシンドイ。
 仙酔島とは、広島県福山市の瀬戸内海にある島。
 仙酔島には 『人生観が変わる宿「ここから」』 (TEL 084-982-2111)という、すばらしいホテルがあります。勉強好きな人は、ここには一泊の価値があると言っておきます。(p.217)

 

 

<了>