PUVAバス療法 ~はじめての入院~ | 私の病気の記録

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斑状類乾癬→???
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斑状類乾癬 と診断されてから、PUVAバス療法を進められた。

PUVAバス治療とは、37℃のお風呂に、オクソラレンという薬を入れて、15分浸かり、30分以内に紫外線を当てる治療。
オクソラレンは光の効果を増加させる薬らしく、入浴後の2時間は、治療以外の紫外線に当たってはいけないため、病院から出られない。

先生は「入院をして、毎日治療すれば早くて2週間~1ヶ月で綺麗になる」と…。通院で1週間に1回治療するという方法もあるが、治療と治療の間に、他のストレスがかかったりして治りにくいし、進行する可能性もある。
私は、2週間で治るなら入院しようと決め、入院した。

入院1日目。
まずは、研究に協力するための同意書を記入。全身の写真撮影。そして皮膚生検。入院前と退院後に1ヶ所づつやるらしい。血液検査や、心電図とったり検査をして、空いた時間に院内をふらふら徘徊。

入院2日目。
治療がはじまる。毎日、ローテーションでお風呂に入る順番がかわる。自分が入り終わったら次の人に「お風呂空きましたー」と声をかけに行く。
照射する光の量は、皮膚の状態を見ながら、毎日少しずつ量を増やしていくとのこと。

入院しているPUVAバス治療の人は比較的みんな元気。みんな顔見知りな様子で仲良く話しをしている。少しずつ私も話すようになり、そんな中、何人かが口をそろえて
「入院してもまた出るよ。おどしじゃないけど、すぐ出るよ。私は毎年1回、2ヶ月入院してる。」とか
「私は毎年1年に2回、1ヶ月入院してるのよ。」と笑いながら話している。
私は驚いたが、自分がそうなるとはこのとき思ってもいなかった。

光の量を増やしていくうちに、真っ赤になり火傷したため、最高の量の半分までしか上げられなかった。
結局、2週間では完治せず、入院生活も3週間半。PUVAバスは15回。体は真っ黒。水ぶくれに、びらん。なぜか手だけ、温度差を感じるとピリピリしていた。足や腕にはまだ残っているが、 その他の部分は綺麗になった。
仕事もあり、これ以上入院していられなくなったので、続きは通院で治療していくことに。
しかし、外来のPUVAバスは、人数が限られていて、予約がいっぱいだった。

なんてこったー。

つづく。