何も改善されること無く日々は過ぎて行く。

 

私の右上4番の痛みは全然変換無く続いてる。

 

2月は2件目地元歯科に3度行った。

ここは矯正も視野に入れての治療計画を立案してくれた。

 

担当の「若先生」、いつもインカムで他の患者さんの対応しながら診察していてお忙しそう。

 

いつものDCの女性に「治療計画のご説明を別室で」と案内される。

 

DC同席のもと、最初に矯正専門の先生が登場。

 

(。´・ω・)ん?

私の痛みは消滅していないのだが…矯正の説明から?

もしや矯正したら痛みが引くのか?

 

私の歯型で作られた(自費で12月作成依頼していた)模型を手に説明が始まる。

 

「ままちゃさんの矯正には色々と複雑な問題が…」と始まった説明。(上の歯では無く下の歯メイン)

 

「矯正は時間がかかる」「動かすから痛みが発生する」「右下7番に器具をかけて引っ張るのがベストだ」等々、説明内容は理解できた。

 

が、ちょっと待って✋注意

 

私の第一希望は歯根端切除したにも関わらず続いている「痛み」を何とかして欲しいのだ。

 

確かにもう1年以上、左でしか噛めていないから咬み合わせが変になってる感じ。(実際、口を開けるのも痛い今日この頃。)

 

咬み合わせを矯正で治すのは分かるし、必要なら矯正も視野に入れてともお願いした。

 

「ご説明は分かりましたが、矯正で今の痛みが消えるのでしょうか?それに右下7番は治療が必要と言われているます。(しかも5・6番欠損で4番と7番でブリッジ状態)治療より矯正を先にするという事ですか?」質問してみた。

 

「私は矯正専門なので…そこは分かりません。」

 

びっくりびっくりびっくり何か違ーーーうもやもや!色々違ーーーうもやもやもやもや!

 

「痛みに対する治療」や「問題有りの歯に対する治療説明」が先じゃないのかなぁ?

そこクリアしないと進めないんじゃないの?

それとも矯正してから治療が正解なの?

(🥚が先か🐔が先か的問題)

 

結局、矯正の先生とは話が付かず、若先生→大先生ご登場。

 

2度目に行った際、咬み合わせに問題が出てるせいかもと大先生が「ナイトガード」(硬いタイプ。定期的に行っていた歯科で作成、2年くらい使用してた。が、昨年4月以降使用していなかった)を調整してくれたのだけど、途中で床に落としたポーン

 

自ら直ぐ拾うでもなくポーン傍にいた人に拾ってと指示出しするでもなくポーンポーン

床に転がる私のナイトガードもやもやもやもやもやもや

 

外科手術で先生が自ら拾わないのは知ってるけど、お医者さんってみんなそうなの?

 

3度目は2週間後。就寝時ナイトガード着用し過ごしたは効果無くやはり痛みは変わらない。

 

困り顔の若先生の横に大先生が立つ。

そして笑顔で一言仰った。

 

「余計な知恵をつけずに任せなさい。死に係わる病でもないんだから!」

 

凝視凝視凝視凝視真顔真顔真顔魂が抜ける魂が抜ける魂が抜ける

 

私の中にある「一生忘れられない言葉」ランキングTOP10にこれまた堂々入る一言だった。

 

私って迷惑系?

 

今年こそ、この痛みと決別したい!初詣で祈願した。

(行ったのは商売繁盛でささ持って来いの戎神社だけど)

 

痛みは一向に全く改善の兆し無しで、年始は予約した6日から歯科と鍼灸へ。

 

歯科はまだ矯正の計画書が出来ていないとの事(まっ、年末年始だから仕方ない)で、若先生がちょっと見て終了。

その後はゴット✋鍼灸先生にいつもの場所にプスプス鍼打ってもらう。

 

総合診療科ではトリプタノールを処方された。

実は先生に

「非歯原性疼痛の方のブログでトリプタノールが効いてるとあったのですが」と話をしたところ

「トリプタノールも疼痛には効果があるので出しましょ」と処方になった。

(プレガバリン75mgとトリプタノール10mgを1日1回夜服用)

 

朝、眠い!ただただ眠い!眠すぎて午前中頭回らない!

確かに寝てるときは痛みを唯一感じないのだが(当たり前、意識無いからなー)

まだ“非歯原性疼痛”と確定していないのに2種類飲んでいいのか?そしてこの量は適切なのか?

担当の先生は「私まだ非歯原性疼痛や筋線維性疼痛の患者さんを診たこと無いんです」と言っていたけど…

 

不安しか無い不安これは正解なのか?10月の健康診断であり得ない数値だった肝臓。

ちょっと戻っていたけどまだ正常値ではない。飲み続けて大丈夫?

(眠気が日常生活と仕事に支障をきたした為、3日で断念)

 

中旬、歯根端切除後3か月の経過観察の為に大阪の根管治療専門医のところへ。

 

前回同様に現状報告のメモ持参。

(この辺りが痛みますとか今後の補綴治療に向けて地元で2件歯科へ行きましたとか記入して)

 

今回は受付のお嬢さんに受取り拒否された真顔

「先生は紙に書いて持って来られなくても大丈夫ですので」

(前回微妙な空気だったからなぁ…やっちまったのか私悲しい

 

4番フォーカスのレントゲン撮影後、先生の説明受ける。

 

「前回同様です。骨は再生されてません。最初にご説明した様に痛みが残る患者さんはいらっしゃいます。」

 

以上、終了。

 

私は先生の腕を疑ってなど微塵もいない!

 

ただ、少し詳しく助言して欲しかっただけ!

 

何せ地元では“非歯原性疼痛の患者”を診たことの無いお医者さんが診察してくれてるから!

 

先生がこれまで関わった大勢の患者さんの中には、痛みが長引いた人もいたと思うショボーン

出来れば「そんな時は○○科を受診されては如何ですか?」とかアドバイスが欲しかったのよ悲しい

 

お忙しいのは分かるけど、お忙しいからこそ時間内にきちんと私の状態を伝えたくて(当日アワアワアセアセしなくていいように)メモ書きしたタラー

けど、それが仇になったようだ悲しい悲しい悲しい

 

デパ地下のショートケーキチョコカップケーキ達はいつもと同じくキラキラキラキラしてたけど

いつか食べれる日は来るのだろうか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日、歯医者の日。

 

2025年4月に出会った先生。(完全自費)

まだお若いうちの息子2号とかわらない30代前半、口腔外科ご出身のY先生。

 

先生の治療計画のもと5月~開始されている私の口腔内大改造。

(盛っり盛り沢山なので詳細は別途書きたい。)

 

歯根端切除までしたのに痛みが続いた右上4番は(隣の5番も)結局「抜歯」がベストと判断され抜歯した。

 

 

先生は時間が許す限り私の質問に答えてくれる。

 

Q.「銀歯の下の虫歯はレントゲンでは分からないの?」

A.「レントゲンで金属は白く反射されて写ります。正直外してみないと分からない。」

 

Q.「根管(再)治療で完治はしないの?」

A.「根管治療はどんな治療をしたか、いつしたか、(再治療 

の場合は)何回したか等も重要になってくる。

ままちゃさん、5番の側枝充填もしましたよね。色んな形        や細くて見えないなど完璧に治療をするのは難しいです。」

 

Q.「保険診療では無理?」

A.「保険、自費では無く先生によると思います。ままちゃさ んが保険で今まで治療した他の歯で今何もなって無いのもあるでしょ?そういう事です。」

 

Q.「右上4番は何故抜歯がベスト?」

A.「感染した歯周組織(根尖歯周病巣)の中に長く根があった(根が汚染されてる)。それに5㎜切除は根の半分取ってる状態だからもろくなってる。被せ物をしても長くは持たないでしょう。

ままちゃさんの場合は感染した歯周組織から痛みが出ていると思われます。(歯根肉下腫)

5番も残っている歯が小さく、根管が石灰化しているので根管治療より抜歯がベスト。」

 

(つまり、歯の根の状態は腐った物の中に長時間あったから傷んでいて、痛みの原因は“根”じゃなくて周りの組織からって事?)

 

Q.「痛みは“非歯原性疼痛”と診断されたのだけど…」

A.「ままちゃさんは“非歯原性疼痛”ではないと思います。

“非歯原性疼痛”は「これに当てはまらない」「これにも当てはまらない」と消去法で診断します。

僕は専門ではありませんが、実際そう診断された患者さんと接したことは有ります。それと照らし合わせて違うと思います。」

 

今まで行った歯科・医科で非歯原性疼痛の患者をリアルに診た事ある先生は初めて!何んか感動するキラキラ

 

Q.「歯と骨の構造がイマイチよく分からないの~アセアセ

よく見るピンクの歯茎に白い歯の開閉する模型は骨が見えないでしょ?

だけど、歯槽骨が溶けるとか吸収されるとか言うよね?

顎の骨(顎骨)とは違うの?」

A.「歯槽骨は歯の根に接してる部分でその上が顎骨。だから顎の骨とは違います。

ままちゃさんが言われた“骨が無い”は歯槽骨が無かったという事で、顎骨が無いという事ではありません、無かったらそれは大変な事です。」

 

なるほど、顎の骨が無いのかとビビッてたよ~真顔

 

よく歯の断面図が出てるけど、あれで見ると歯根回りに歯根膜、それを囲んで歯槽骨←歯茎下には同じ形で骨が存在するんだと思ってた。(私の理解力が残念過ぎな~)

 

Q.「4番抜歯した時『副鼻腔がピクピク動いてるの見えますわ~』って言ってたのは?

それと『ちょっと血多めに出しときますわ~』ってどういうこと?何下の?」

A.「上差しで言った様に歯槽骨は有りませんでしたが上顎には骨ありました。ただ、とっても薄~い骨でした。

なので、副鼻腔の動きが分かる(見える)んです。

因みに、骨が厚く出来るか薄く出来るかは“運”ですから。

世の中副鼻腔に突き抜けて歯が生えてる方もいらっしゃいますからね。

『血出しときますね~』は骨の再生には血液が必要なんですが、抜歯後の出血が少なかったんです。だから周りの歯槽骨をちょっと傷つけて出血を促したんです。」

 

えぇっ、骨にも血が通ってるのびっくり!?(脳内には💀君しか浮かばない)

理科(生物)で習ったかな…遠い昔過ぎて記憶が無い真顔

 

Q.「根管(再)治療の動画で“フィステルが出来た”とよく出てるけど、私は“フィステル”が出来なかった。コンコン叩いてもちょっと違和感ぐらい、出血やグラグラも無かったの」

A.「“フィステル”が出来る出来ないは根幹治療の目安にはなりません。骨や歯周組織の厚みが人それぞれ違うので、表に出てくるまでの時間が違ってきますから。自己免疫力も関わってきます。体調が悪いときは痛みを感じていたのでは?」

 

なるほど…歯と言うか歯茎が痛いかもって時は確かにあったけど、強く磨きすぎかと思ってたなぁ~割とすぐ治まってたから。

色々深いわー、深すぎー凝視散々検索しまくり、動画も見たけどそこまでの解説には出会えなかった。

(ノートに書き留めたいびっくりマーク

 

ド素人の私のド素人な質問に分かり易く説明してくれる。

※上記の先生と私のやり取りはあくまで私の症状に対してであり、痛みに悩まれてる全ての方が同じとは限りません。

あくまで「とあるアラ還患者の遅すぎる歯のお勉強(&治療経緯)備忘録」です。