2022年の秋の薔薇其の138《優花》《ベルナール ビュフェ》《アブラカタブラ》他2種
秋薔薇最終章になりましたが、まだまだ先は長い
平塚市の花菜ガーデンの薔薇🌹其の4になります。
優花 Yuka
パネルにはハイブリッドティ(HT)とありますが、フロリバンダローズの四季咲き、高芯丸弁咲き中大輪
花径は10cm
◇作出年:2004年
◇作出者:武内 俊介(京成バラ園芸)
◇交配種:Sonia × Faberge
☆2002年JRC銀賞受賞
ベルナール ビュフェ
Bernaard Buffet
花名はフランスの画家の名前ですねー。
ハイブリッドティ四季咲き、濃いピンク。強香。
美術館もありますね。
◇作出年:2006年
◇作出者:Gaujard(仏)
◇交配種:実生 × 実生
アブラカタブラAbracadabra
登録名はRosa 'JACbut’
半剣弁高芯咲きで、クリーム色にピンクの覆輪が入ります。
◇作出年:1993年
◇作出者:William A. Warrine(米)*販売はJ&P
◇交配種:White Masterpeace× Tribut
因みに… 「アブラカタブラ」が初めて書物に登場するのは2世紀のセレヌス・サンモニクスという文献だといわれています。その語源には諸説あり、厳密な部分は不明だとのこと。
🪔語源のひとつにあげられているのが、アラム語です。アラム語の「私は言葉のごとく物事をなせる」
アラム語はメソポタミアで紀元前から用いられていた言葉で、言葉によって何か作用を起こしてしまうと言う事で、まさしく「魔法の言葉」としての意味があります。
アラム語の語源説にはもうひとつあって、「この言葉のようにいなくなれ」という説もあります。「アブラカタブラ」が病気の治療にも使われていたことを示唆しています。
🪔🗓 セレヌス・サンモニクスでは、「アブラカタブラ」は致命的な病気を消滅させる呪文、お守りとして紹介されています。
「アブラカタブラ」のアルファベット表記「ABRACADABRA」を三角形のかたちで、その文字が1文字ずつ減っていくように書き、それをお守りにしていたようです。
不思議なことですが…「ABRACADABRA」を1文字ずつ減らして書いていくと、上辺には「ABRACADABRA」、左辺は「AAAAAAAAAAA」という文字が並ぶのですが、文字が減少する右辺も「ABRACADABRA」という文字の並びになります。
ウェディング ベルズ
Wedding Bells
ハイブリッドティ四季咲きピンクのグラデーション
半剣弁高芯咲きの大輪で花弁数は41枚+
微香、ティにパウダー香。病気に強い品種。
◇作出年:2001年
*2010年にW. Kordes ‘Söhneが発表
◇作出者:Tim Hermann Kordes(独)
◇交配種:(実生 × Lady Like) × Steffi Graf
レッド レオナルド ダ ヴィンチ
Red Leonard da Vinci
フロリバンダの四季咲きカップ咲きで中輪.クォーターロゼット咲き。ティの微香。クリムゾンレッドですが、先進むと少しピンクがかった色になります。
◇作出年:2003年
◇作出者:Meilland(仏)
◇交配種:Rote Max Graf × (Cassandre × Bonica)
一応、コチラをご存知ない方に公式サイトを…🤗
😯
因みにこれまでの秋薔薇記事は…
👉🌹神代植物公園📋其の1
野津田公園のバラ広場記事に二品種を先出ししてますので、一応そちらのリンクを其の1にしてます…
👉🌹新宿御苑の秋薔薇📃其の1
まだまだ画像がある
さぁコレが…終われば(*☻-☻*)
🌹花菜ガーデンの薔薇其の1