夕飯です。

アメリカンダイナー

Tally's Good Food Cafe

1102 S Yale Ave, Tulsa

です。

 

バックトゥーザフューチャーのような伝統的ダイナー。

 

 

カリフォルニアにも、わざとこのようなレトロなデザインにしているレストランはありますが、ここは本物。

本当に古い。

ゆえに少し臭います。

埃と脂の匂いだね。

こんなにすいてて大丈夫か。

 

 

レトロなシェイク。

あふれ出る生クリーム。

義母がこのチェリー好きだった。

 

 

ここのチキンフライドステーキが最高だ!と聞いたのでちゃんと注文しました。

チキンフライドステーキは揚げた牛肉。

鶏肉はどこにもいない南部料理。

 

そして缶詰から出したポパイのほうれん草。

美味しいか?と言われるとそんなことはないけど、最高ではある。

最高に南部アメリカ。


よその皿から転がり落ちたであろうポテトフライが一本いて実にアメリカ。

 

 

夜のライトアップも素敵。

 

お店の人が着ているTシャツを購入しました。

Sサイズがなくて、ウエイターさんが「向かいの店舗に在庫があるかもしれないからみてくる」と探しに行ってくれました。

向かいの店舗?と覗くと、対面には同じ名前の小さなスポーツジムが。

 

レストランで食べた後にカロリーを燃やす仕組みなの?

 

無事にSサイズのTシャツをゲットできました。

 

 

ホテルに戻り、夕飯の後ということで、最上階にあるバーに飲みに行きました。

最高のカクテルが飲めるぜ!という噂の。

オクラホマの人、最上級すぐに使う。

 

 

こちらがメニュー。

めちゃタルサキング推しじゃん。

文句を言いながらも盛り上がってるじゃんねえ。

 

しかしスタローンの加工が雑。

 

 

外に出ると、や、もしかしてこれはドラマでも出てくるホテルのネオンか!

見たい。

でも自分が屋根に上ると見えないという罠。

むむ。

 

 

頑張ってネオンが見えるところを探してさ迷い歩いていました。

白いスーツの人はライブ演奏をしている歌手。

 

 

立派なホテルの外壁を近くに観れる。

うろうろ。

ホテルでは連日結婚式をやっていて、その後の招待客が着飾ったままわっさわっさとバーに繰り出しており、私だけ半分パジャマみたいな姿でした。

こそこそ。

 

 

これがカクテル。

正直、この旅行中美味しいカクテルには出会えませんでした。

ここがもし本当に最高のカクテルを出すとしたら、オクラホマにはちゃんとしたバーテンがいないと言うことになるのではないか。

 

ところで熊夫さんはオクラホマでバーテンの資格を持っており、だいたいこの程度のレベルの物は作れます。

ということは、、、どういうことだ?

 

さて、お宿を移動しました。

ダウンタウンにある老舗一流ホテル

MAYO Hotel

です。

 

何故一流ホテルとわざわざ書くかと言いますと、今ネットフリックスで私に話題のドラマ

シルベスタースタローン主演の「タルサキング」で使われているホテルなんでございますよ。

ドラマで、「タルサで最も格の高いホテル」としてマフィアに選ばれるのがここ。

 

確かにタルサ史上では最も古い部類に入るホテル。

オイルマネーで潤っていた時のバブルの匂いを感じる、しっかりとしたビルです。

 

 

どんなにいいホテルでもトイレとシャワーが一緒の空間にあるのは納得いかない。

そこに仕切りの壁を入れられるなら、ドアを付けるまであと一歩じゃないのか。

 

 

キッチンリビング付き。

 

 

キッチンはあるけど、食器がないので使えない。

なんでやねん。

皿置いておいてくれや。

 

 

眺めはこんな感じです。

ダウンタウンがこんなんですからねえ。

 

ちなみにドラマでは実際にこのホテルが使われている部分もありますが、スタローンがホテルから出てくるシーンなどではオクラホマシティの別の場所が使われており、それがタルサの人々には不満のようです。

滞在中何回も同じ文句を聞きました。

 

 

荷解きしてから少し時間があったので、疲れてだらだらしている子供らをホテルに残し、熊夫さんと

Utica Squareのショッピングモールをぶらぶらしに行きました。

 

唯一の百貨店サックスフィフスアベニュー。

実は20年前に来た時にもこの店舗はありました。

暇だったので義実家からとことこ歩いて遊びに行ったのでした。

「歩いて行ったの!?」と義母に驚かれたのですが、今思うと外を歩いてると危ないという意味だったんだな。

 

えーこんなところにフランシスクルジャンが来るじゃん?と思ったけど、どうやらこれは期間限定。

サックスは見た感じポップアップストアばかりを一階正面の平場に置き、なんと二階売り場は閉鎖されて、貸出オフィスになっていました。

暇そうな有閑マダムと店員がだらだらと化粧品カウンターで話し込んでいるだけで、商売としては成立していなさそうな。。。

 

 

モールにはギャップやアンソロポロジーなど、アメリカの店舗が多く入っていて、南カリフォルニアではもうそんな大規模展開はしていないのにってくらい充実の品ぞろえ。

90~00年代アメリカ経済がそのままという感じ。

我々中年の女性が最高におしゃれをするならMadewellらしく、誰もかれも小物からワンピまで判で押したように着用してショッピングに繰り出しています。

 

このAmber Marieは地元の女性が経営しているローカルのセレクトショップ。

ここにしかない物が多くあって楽しかったです。

 

 

こちらもタルサローカルのGlacier Chocolate。

前来た時は無かったのですが、新しく誕生したチョコレート屋さんです。

元々全米展開の一口パイを大規模に作っていたお菓子工場があるのですが、そこがマクドナルドの専売契約に商売を切り替え、アップルパイをひたすら作ることになり。

お菓子屋の最期の矜持なのか、このチョコレート屋さんを出したのだそうです。

 

ここで熊夫さんのストレスが爆発したのか、店の端から端まで全種類箱に詰めてくれ!というアホの成金みたいなムーブをかまし、大量のチョコが荷物に加わることになりました。

荷物の重量は!!?

しかも「沢山お買い上げいただいたので」と2箱無料でお土産までもらってしまい。

箱に詰めてる間コーヒーを飲んで待ってました。

アホなの。

 

 

 

撫でられているモモ。

 

朝です。

昨日フィッシュマーケットでお持ち帰りでガンボを頼んでまして、それを温めて食べています。

ガンボは南部のソウルフード。

ちょっと辛いスープに少量のお米が入っています。

 

ナニコレ最高に美味い!となりました。

ただ塩辛いだけであまり美味しくないガンボはカリフォルニアでも売っているのですが、これは圧倒的に美味い。

セロリが大きめにカットされてはいっているのですが、これがなかなかどうして、シャキシャキと歯ごたえがたまらない。

うま味がぎゅっとしたスープは何が何だかわからないけど美味しい。

深い味わい。

 

 

さて毎日暑いので、外の活動は午前中にやってしまおう!というわけで

Gahering  Place

2650 S John Williams Way, Tulsa

という新しい公園に来ました。

 

熊夫さんがタルサを離れてからできた公園なので、全員にとって始めて来る場所ということになります。

すでに暑いわ。

 

アーカンソー川沿いに作られた、とある大金持ち出資で作られた巨大な公園で、入場は無料。

誰でも入れる上に、常時多くのスタッフが巡回していて安全と清潔が保たれています。

やるじゃんタルサ。

 

タルサはもちろんのこと共和党色が強く、自助努力大好きで貧乏人は死ね!という感じなのですが、こんなに素敵な公園が寄付でできるなんて見直しましたよ。

(ちなみに昨日行った自然公園は公立小学校からの無料シャトルバスを廃止し、貧乏な子は来れなくなってしまったと管理の人が嘆いていましたが。。。)

 

公園内には世界の様々な植物を集めて植えてあります。

奇麗なアジサイ。

 

 

遊具もかなり立派です。

夏休みなので、サマーキャンプの子供らがわさわさと遊んでいました。

私も足が無事なら遊んだのですが、日陰で子供らがわさわさしているのを見守っています。

 

ショッピングモールもそうでしたが、ここでもどこでもほとんどアジア人がいないので、時々私の顔をじっと見てくる人が居ます。

めずらしいですかねえ。

じっくり見て行ってくださいね。

 

 

暑くて死にそうなので、たまらず建物の中に入ります。

空調きいてて素晴らしい。

 

ガラクタをひたすら集めたアート作品が館内全体を使って表現されており、ゴミだらけです。

バルタン星人もある。

 

 

ホールダーのゴミ屋敷を全部広げてきちんと並べたら、というコンセプトなので、本当にゴミなんですけど。

きれいに並べてあります。

シリアルとか。

大量の布も、きちんと棚に広げて積んでありました。

 

最近亡くなったホールダーの友達のお父さんの家を思い出したりしましたね。

結局ゴミから発生する体に悪いなんかで病気になって亡くなってしまいましたが、なぜそこまで物を集めてしまうのでしょう。

私も熊夫さんもちょっと人より収集癖があるので、考えてしまいます。

 

ここで汗を少しひかせた後、うろうろと川を眺めたり、沼を眺めたりしました。

 

 

めちゃ汗をかいたので、日本人にはファンが少ないルートビアの美味しいお店に来ました。

Weber's Superior Root Beer Drive-in

3817 S Peoria Ave,Tulsa

 

ルートビアは薬みたいな味のする謎の炭酸飲料です。

ドクターペッパーと比べてもかなりの薬味です。

 

自家製ルートビアにアイスを浮かべてフロートに。

私も通常のルートビアは苦手ですが、これは!苦手です。

 

 

44オンスのカップもでかいと思いましたが、下に更にハーフガロンのもある。

ハーフガロン(2リットル弱)8ドルか。

安い(?)

 

 

と思ったら、1ガロン(3.8リットル弱)15ドルありました。

この入れ物に入れてもらって、持って帰るのかね。

ラッパ飲み?まさかね。ふふ。

 

せっかくなので記念にお店のTシャツを買いました。

 

 

熊夫さん思い出のホットドッグ屋さんでお昼。

Coney I-Lander

3919 S Peoria Ave, Tulsa

最低オーダーが3個からという。。。

ちなみにウイジがさっさと齧ってしまったやつが上にありますが、由緒正しい食べ方は、熱いうちにもう一個の発泡スチロールの蓋で覆って、上にまぶしてあるチーズをやや溶かしてからいただくんだそうです。

 

熊夫さんにより、一人三個のオーダー。

アホじゃん。

 

ちなみに熊夫さんの思い出巡りグルメなので、特に美味しい所を選んでいるわけではありません。

 

 

衝撃のタルサが続いていますが、ここで友達に面倒を見てもらっているモモの報告写真でもどうぞ。

猫じゃらしでじゃらされているモモ。

 

 

ナナがいた時にはなかなか友達の前に姿を現さなかったそうですが、今は「どうもー」という感じでお出迎えしているとのこと。

やっぱりお客さんのお迎えもアルファの仕事なのかな。

 

 

さて我々は朝起きて

Mohawk Park

5701 E 36th St N Tulsa

にハイキングにやって来ました。

 

足が痛いので、やめとこうかと思ったのですが、熊夫さんが「平らで難しくないコース」と言うので挑戦。

しかしすでにくそ暑いです。

そして蚊がぶんぶん飛んでいます。

くそ。

 

 

私は蚊に刺されないように長袖長ズボン。そして顔にも布を巻いています。

手袋も。

写真では見えにくいですが、トレイルの入り口にあったティーチングシェルターという事務所で杖も借りています。

熊夫さんも蚊に刺されたくないので、とことこ行ってしまいます。

置いていかれる女子供。

 

 

ご覧ください。

水浸しです。

これが底なし沼のように地面を泥地にしており、めちゃくちゃ足を取られます。

ひどい悪路。

 

ウイジが完全に沼にはまって、抜けなくなって助けを求めているのに、どんどん行ってしまう熊夫さん。

私も助けることはできません。

チャムは蚊が不快すぎてパニック状態です。

 

でもご安心ください。

初日に東海岸からやってきた例の熊夫さんの幼馴染が着いてきてくれています。

彼がウイジを引き揚げてくれました。

というかこの幼馴染は寂しんぼなので、書いてないだけで毎朝宿泊先にやって来てずっといます。

彼は何も言わなかったけど、ウイジを助けたために腕をめちゃくちゃ蚊に刺されてました。

ちなみにお嫁さん募集中です。

 

 

アライグマの手形を発見。

 

 

鹿の蹄もあります。

 

 

鹿発見。

 

死ぬかと思ったけど、何とか生還しました。

 

 

さてお昼にしましょう。

White River Fish Market

1708 N Sheridan Rd. Tulsa

 

 

ここは結婚前、「魚市場に連れて行ってあげる」と熊夫さんに言われて行った魚市場兼レストランです。

品ぞろえはアメリカのスーパーの魚売り場並です。

ここで食事をした後、終日一体いつ「魚市場」に行くのかとそわそわしていたという、思い出のレストラン。

市場味は全くないです。

 

オクラホマに海は無いので。

 

 

カエルの足のす揚げ。

オクラホマの郷土料理です。

意外にあっさり味で美味しいのよ。

 

子供らもお腹がすいていたので瞬殺でした。

 

 

海がないオクラホマで食べられる魚。

それはナマズです。

ナマズの唐揚げと、ルイジアナから来たエビのフライ。

 

手前は南部でよく食べられているハッシュパピーです。

トウモロコシの生地を丸めて揚げたもの。

揚げ物の付け合わせに揚げ物です。

 

 

こちらも揚げてあるサイド。

唯一の緑のオクラも、揚げて茶色にしなければ気が済まないのか。

美味しいけれどもが。

 

一年分の揚げ物を食べたわ。

 

この後、カッチカチに固まった泥だらけの靴をどうにかしようと、

特に子供らは葬式にも黒いスニーカーのまま行く予定だったので、洗濯機で回したりしてました。

チャムの靴がどうにもならなかったので、幼馴染の彼に頼んで、チャムと一緒に靴を買いに行ってもらいました。

ありがとう。

お嫁さん募集中です。

 

 

何の変哲もない道路で、何を撮影しているかと申しますと、これがルート66なのです。

みんな大好きルート66。

 

丁度ウイジがおバカさんで夏の補講に出席してまして、そこでカーズ(ピクサーの映画)を観たと言っていたので、ここがあのルート66だよーと見せていました。

しかし親にとって夏休みに学校に連れて行くというのは結構な労力とリソースを割かれるもんなんですが、そのあげく登校して勉強しているかと思いきや映画観とるんかい、といら立ちを禁じ得ません。

しかもカーズ。

もっと勉強になるもんでも観てくれ。

 

 

タルサの象徴である金色の炭鉱夫の像のパロディ像。

もはや炭鉱夫でもないし変な服着てるし。

君は一体なんなんだ。

 

 

ルート66を巡っているであろう人たち向けのお土産屋さん。

ここでTシャツやマグカップや冷蔵庫に貼り付けるマグネットを買いました。

チープなお土産物大好き。

 

 

こちらはお向かいにあった謎の店。

外は恐竜が沢山いて、中は宇宙とか人体とか占いとかエルビスプレスリーとかのよくわからない物が売っていました。

あやしい。

でもトイレ貸してくれたので好き。

 

 

そしてお夕飯は少し運転して郊外へ。

熊夫さんの高校の友達に「お夕飯食べに来て欲しい」と招待されたので行ってきました。

 

これは大変失礼なので書こうかどうしようか考えてたのですが、やはり記録として書いておこうかな、と。。。

この方の経済状況はかなり悪く、住んでいるところも治安がとても悪かったです。

ドライブウエイに着いた時に、外に出るかどうかちょっと悩みました。

お向かいの爺さんが半裸でうろうろしている。

 

エミネムもかつてお母さんと住んでいたというキャンピングカー。

トレーラーハウス?

お友達の家の敷地の中にあるのですが、よその誰かが勝手に住み着いているのであまり近づかないように、とのこと。

誰。

 

 

おうちもなかなかな感じで。

とにかくすごい家畜の匂いがする。

どうしたのかと思ったら、どうも豚を飼いたいと思って飼い始めたら、中に一匹オスがいて、どんどん繁殖してしまい12頭を超えたところで行政指導が入り、泣く泣く全頭処分したとのこと。

肉屋が引き取ってくれなかったから、ビーガンなんだけど川べりで自分で全部〆たと言っていました。

どういうことなのか全くわからない。

 

 

家の中も外とあまり変わらない感じ。

何かを家の中で燃やしたようで、床に焦げと燃えカスが。。。

犬猫の糞尿も落ちたままなので、匂いが動物園です。

 

座るところが無くて、食べなよ!と出されたのがジップロックに入ったいつ作ったのかわからない冷え冷えのパスタだったので、悩んだ末に「お昼すごい食べてお腹いっぱいなんだ」とお断りしました。

あと20年若かったらトライしたかもわからないけど、今は葬式にも行かないといけないし危険は冒せない。

 

 

適当に放し飼いになっているわんこ。

かわいい。

 

 

適当に放し飼いになっているにゃんこ。

かわいい。

 

ところで私はひ弱なことに蚊にアレルギーがあるので、夕方になって蚊がわんさか出始めて、もう駄目だ!と思い車に避難しました。

熊夫さんはしばらく残って色々と思い出話をしていました。

 

私は自分の限界を感じました。

かなりショック受けました。

彼女はとても感じが良い人で、息子も無口だけど穏やかな、彼氏はよくわからないけど黙々と雑草を刈ってて、普通の人っぽいのに。

何がどうなって彼らは豚大虐殺に手を染めることになったのか。

 

時々熊夫さんの友達がわけのわからない事件に巻き込まれたり、事故を起こしたりするのを聞いて、どういうことなの?と思っていましたが、この環境であればそういう事もあるかもしれないな、などと思いました。

オクラホマ。