GW -枇杷の袋掛け・平沢官衙遺跡-(茨城)2024.05. | 今よりは風にまかせむ。

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爺様猫のチャマとふたり暮らし。
休日に自然や文化・歴史にふれたプチ旅に出るのが楽しみです。
緑に包まれたベンチでおにぎりを頬張る… 空を見上げる…
流れる雲を見送る… 深呼吸~~~
すべての煩わしさから解き放たれて、静かな喜びが胸に満ちてきます。

 

「尚さんは枇杷の袋掛けに来ねぇのけ?」

「筍もあちこち出でっからぁ掘っでけやー」 

はい、行きまーす、週末行きまーす♪

 

 

今年もGWの後半は茨城のМちゃんの実家で

“私名義の枇杷” の袋掛けと筍掘りをして来ました。

それからМちゃんちに行ってお泊りして、

鰻をご馳走になって、遺跡の丘を散歩して・・・

どうにか人並みなGW が送れた次第です。 (*^皿^*)

 

私の枇杷~♪

 

<私名義の枇杷とは>

実が生れば食べる、生らなければ気にしない。

裏庭に一本だけある立派な枇杷の木は

長年手入れもされずほっぽかれていました。

だから去年 「私が袋を掛けるからあの木ちょうだい」

と言うと 「よがっぺよ」・・・で貰い受けました。

 

     過去ブログ

     ★GW -枇杷の袋掛け・雉の母衣打ち-(茨城)2023.05.
     ★枇杷の収穫・ちびカマキリとオニヤンマ(茨城)2023.06.

 

 

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2024.05.04.Sat みどりの日


心の準備が出来ないうちにGWになって

30、1、2 の中3日の平日は普通に仕事して

あれよあれよと残り3日となりました。

10連休で遊んだ人が羨ましい~。 (≧Д≦)ノ

 

で、「腐ってないか?」 と私の身を案じた

茨城のМちゃんが今年も呼んでくれました。

 

  <一泊二日のスケジュール>

 4日は朝イチ便でМちゃんちへ行ったら

 旦那Kさんに “鰻の約束” を取り付けてとw

 昼は娘Aちゃんと女子3人で彼女の実家へ。

 枇杷の袋掛けと筍掘りなど。

 翌日は鰻と “とっておきの場所” ですって。

 え~何処だろ、と当日までのお楽しみ。

 

9:00 Мちゃんちに到着。

「Kさんあのね、明日はね (=μ_μ)σ| 」 と

可愛い顔して、、、ハイ、鰻確約~ぅ♪  

女房の目の前でおねだりするこの図々しさw

  М ( ̄ー+ ̄) しゃあない食わしてやるよ

 

11:00 女子3人で実家へGo!!

 

 Мちゃんの実家へは、細道の峠を

 越えて行くのですが、そこは緑が眩しくて、

 山藤がキレイで、沢の水が澄んでいて、

 ウグイスが ホーーーーーホケキョ♪ を

 パーフェクトに鳴いていました。

 さあ、素敵なGWの始まりです。

 (後半だけどw)

 

実家に着いて、近況を語り、お昼が済んだら

Мちゃんが農作業用の割烹着と帽子と

枇杷の袋を私にふんっと突き出しました。

 М 「さーやるよ、立て立て~」 

 尚 「え~~~もう~~~?」

 

枇杷の幼果

 

 М 「それにしても田舎スタイルが似合うね(笑)」

 尚 「なんでもエレガントに着こなすでしょ?」

  (Ψ▽Ψ*) そん褒めないで~  ヾノ゚ェ゚*)

 

玄関先で虫避けスプレーする私とAちゃんに

お母さん 「外でやれぇ、ヤモリが死んじゃう」 と。

あぁぁゴメンナサイ。  (>人<)(>人<)

 

 М 「案外優しいところもあるんだよ」 ( ̄ー ̄)フッ

 尚 「こらーっ!」 

 

  作業はふた手に別れました。

 お母さんとAちゃんは筍掘り。

 伸び過ぎた筍をライダーキックで

 倒すのはAちゃんの仕事。

 私とМちゃんは枇杷の袋掛け。

 と言っても、Мちゃんは途中から

 掘った筍を茹でに帰っちゃったから

 枇杷担当はほぼほぼ私。

 

 ←この娘は大学生になっても

 中・高時代のジャージが家着です。

 ったく色気ナイ子。 (>艸<)

 

 

さて、去年は50枚の袋掛けで

3~4個/袋 × 50袋    (*˘︶˘*).。.:*♡

今年は100枚用意されていて

2~3個/袋 × 100袋  ヾ(。>v<。)ノ゙*♡

一家とご近所さんの期待度は倍みたい(笑)

 

暫くするとAちゃんの悲鳴。

「キャーーー、カミキリムシーーー!!」

この娘、爬虫類は好きだけど虫は怖いという

母親譲りの変態娘。 (*^皿^*)

 

 A 「尚さーんカミキリいたよー赤いやつー」 (^|0|^)

 母 「カミキリ け?そいつぁ殺さねばどっ

 

(。>0<。) ダメダメ~ヤメテ~

 

ベニカミキリムシ ♂

 

   ◆ベニカミキリムシ
   毒々しい赤色だけど毒はない。
   触角が体長の1.5倍あれば♂、体長より少し短いのが♀
   成虫は木の皮を食べる他のカミキリムシとは違って
   ネギ坊主、栗、ハゼ、ガマズミなどの花の蜜を食べる。 
   竹林でよく見かけるのは、枯れた竹に産み付けられるから。
   ふ化した幼虫はその中で3年かけて成虫になって外へ出る。

 

この子は悪さしない、いい子なんです。

Aちゃんに目で訴えると彼女は察してくれて

お母さんにわからない様こっそり逃がしました。

 

ε= ( ̄。 ̄;)

 

にしても、ヤモリとカミキリの扱いのこの落差。

みんなみんなみんな生きてる友達なのに・・・(|||▽ )

 МちゃんはそのDNAをしっかり引き継いでいて

彼女も虫となると容赦がありません。

 

鳩居堂の防虫香

  そのあとお母さんは箪笥の整理をはじめ、

 代々伝わる鼈甲や金の装飾品や帯などを

 見せてくれました。

 で、「銀座でこれを買って来てくれな」 と

 1万円握らせてくれました。  (o"_"o) えっ?

 

 ◆鳩居堂≪HP

 東京都中央区銀座5-7-4
 薫香・文房四宝・和紙製品の老舗専門店。
 1663年(寛文3年)、鳩居堂は京都寺町の

 本能寺門前に薬種商として創業。

 

 

やっぱりお金持ちの家は 「タ○スにゴ○」は

使わないんだな、と再認識します。 (>艸<)

 

お昼、Мちゃんの作った筍御飯は絶品で

お茶碗山盛り2杯と半、頂きました。

GW前半での努力のマイナス1.5キロは、

後半でいとも簡単に取り戻すことになります。

(|||▽ )

 

子育て中の燕

 

夕方は温泉施設に寄って外食して

それからМちゃんちに向かいました。

 

「なぁ~んだ、泊まんねぇのけ?」 

と言ったお母さんの寂しそうな顔。

ごめんね。 (TーT)

 尚 「枇杷の収穫は泊まりで来ます!」

 母 「ほうげぇ?」 (o^ ^o)

 尚 「ほうほう」 ←使い方間違ってるw

 

6月中旬かな・・・待っててね♡

 

 

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2024.05.05.Sun こどもの日

 

他所様んちでも早起きは変わらない。

5:30にはセコムを解除してもらって

広~~~いお庭をひとりで散歩しました。

 

 

虫が美味しい季節になりましたね。

(*^皿^*)

 

ジョロウグモ(女郎蜘蛛)の亜成体

 

   ◆亜成体 オトナになる前段階の未成熟な頃

 

 

どれどれ? (>艸<)

広~~~いお庭の片隅にある

狭~~~いМちゃん専用農園を視察。

 

 

若い頃、土とか触るタイプに見えなかった

Мちゃんが、嫁に来てここをひとりで耕して…

こうして何か植えるつもりの下準備を見ると

今なら笑みがこぼれます。

 

ここだから書いちゃうけど

嫁いびりの辛さを家庭菜園の時間だけは

忘れられたみたいだから。

あぁぁやっとМちゃんの時代(天下)になって

土いじりを100%楽しんでる・・・ (*^m^*)

 

畑の隣のクレマチスはМちゃんの自慢。

茶花には使わずずっと大切に育ててます。

(*^▽^*) お見事!

 

クレマチス / テッセン(鉄線)

 

昨夜の宣言

М 「私は寝てるから、朝はタバに行ってね」

尚 「うん」

A  (*^ー゚)v  やった

М 「Kさん、朝食は “お妾さん” と済ませてね」

K 「わかったそうする」 ←否定しないw

 

天下取ったら暴君になったー!! v(≧□≦)v

 

・・・と言う訳で、

前回お泊りした時もそうでしたけど

旦那KさんとAちゃんと私の3人で

早朝からやっている道の駅のスタバへ行きました。

K 「アイツは寝ないと一日動けないから」

と笑う恋女房を思いのKさんなのでした。 (o´艸`)

 

午後 4人でお出掛け。

息子君は東京に出て友だちと遊んでます。

 

筑波山

 

“田舎のGWは総出で田植え” と聞きますが

ここはそうでもないみたい。

水を張ったままの田んぼの方が多かったです。

 

 

さあ約束の・・・♡

 

お店の名前は忘れちゃいましたが

すっごい美味しかった鰻重♪

地元民に愛される行列のできる鰻店です。

 

 

Kさんが穴子、海老、野菜天婦羅を山盛り

追加するので、半分お持ち帰りにしてましたw

 

 

平沢官衙遺跡

 

本日のメインイベントはここ♪

Мちゃん超お薦めの “涼み処” 平沢官衙遺跡。

前から電話で 「尚ぜったい好きだと思うわ」 と

熱く語っていたのは

私が歴史好きだからとかいうんじゃなくて

(歴史苦手は知っている)、誰も居ない、緑の丘、

眺め良し、ぼーっと涼める、その点です。

 

 

  ◆平沢官衙遺跡(ひらさわかんがいせき)

  茨城県つくば市平沢353ほか
  奈良・平安時代の郡の正倉と推定される、地方官衙の代表的遺跡。
  古代律令制下の筑波郡役所(郡衙)跡の一部(正倉域=税である稲を保管した倉庫群。

  他に政務を行った郡庁や国司等が宿泊した館等がある)と推定される、

  たぶんこうだったんだろうの復元建築が建つ丘です。
  <アクセス> 
  ・つくば駅からつくバス小田シャトルで大池・平沢官衙入口下車 徒歩約5分
  ・土浦駅から関東鉄道バス筑波山口行・下妻駅行で「平沢官衙入口」下車 徒歩約5分

 

 

筑波山地域ジオパークの真ん中あたりに位置します。

 

 

小さな受付所でパンフを頂いたらGO!!

 

М 「尚~これ見てみ。ふっふっふ」 Ψ( ̄∀ ̄)Ψ

 

 

尚 「飼い主が必ず始末・・・・・て怖っっっ」 (゚Д゚||;)

可愛いワンコになんてことするのーーーっ!!

Мちゃんは笑って先に行きましたが

全国の皆さんっ、茨城っちゃー恐ろしか所です!!

 

この写真では伝わりにくいですが、

もう少し傾斜のある丘でした。

涼しい風がさわさわさわと草を揺らして

丘を上って行きます。

 

尚 「Мちゃーん、私ここ超好きーーー♪」 (^|0|^)

М 「でしょーそうだと思ったーーー」 o(^◇^)/~

 


 

  <茨城県教育委員会HPより>

  平成5・6年度(1993・1994)、東西 200m、南北 160m範囲内の発掘調査で
  地面に方形の大きな穴を掘り、柱をすえた掘立柱建物跡55棟分を確認されました。

 

 

丘も涼しいけれど、校倉の下はもっと涼しい♪
 
 
ピクニックシートを持って先行く母娘。
 
 
そよ風に吹かれながら
ぼ~~~~~~っとしよう♪というのが
今日ここを訪ねた目的です。
 
 
ナルホド、気持ちいい~~~♪
 

斜面下は水を張ったばかりの田んぼです。
 
 
     夕焼け空が マッカッカ
     トンビがくるりと輪を描いた
     ホーイのホイ  ってか~
        夕焼けとんび (S33)  By 三橋美智也
 
 
(亠 o 亠) (亠 o 亠) (亠 o 亠) (亠 o 亠)
 
 
じゅうぶん涼んだところで
次は麓の北条大池へ移動します。
(ほんと言うと夕方まで居たかった)
 
 
北条???  d( ̄ー ̄)
この地名について調べてみました。
 
この地名は、1537年(天文6)、
八坂神社の五重塔に奉納された
経筒に記されていて、
奉納者は聖道慶(ひじりどうけい)という人。

  十羅刹女  常州北条住人
  奉納大乗妙典六十六部聖道慶
  三十番神 天文六年今月日
 
 
それ以前にも、稲野神社(現 飯名神社)の
鰐口に「常陸国北条郡臼井村」の字が
あることから15~16世紀にはこの地名が
あったと推測されるそうです。
 
「筑波郡を桜川で南北に分割した時、
北側を北条と呼んだことに由来する」
というのもありました。
 
 
北条大池
 
250本の桜の木に囲まれた北条大池は
「日本の道100選」にも選ばれているそうです。
 
 
桜の花の頃はキレイだろうな~と
妄想だけでわかります。 (≡▽≡)
 
 
平沢官衙遺跡に着いた時に
茨城県民の恐ろしさに震えましたが
赤ペンキの経年劣化だと判明しましたw
 
 
劣化看板は3つくらいありましたので
まずはあれをなんとかして欲しいものです。
 
「釣り禁止」 の看板も何か所かありますが
ざっと見渡して釣り人は20人くらい。
Мちゃん曰く 「いつもみんな気にしてない」 と。
やっぱ恐るべし茨城県民。。。 (゚Д゚||;)
 
 
なんだろ?
 
 
「見えてる魚は釣れない」 と
昔、釣りの師匠が言ってました。
納得。。誰にも釣果はみられません。 (>艸<)
○のところ、10cmくらいのチビ亀です。
魚は・・・ヘラブナ??
 
 
北条大池の “ぐるり散歩” も涼しくて
とても気持ちのいいものでした。
 
 
春アザミ
 
М 「ね~いい所だったでしょう?
    また来ようね~」
尚 「うん、また来連れてきてね
   鰻とセットで」
 
 
    またってまた五月ね
    ここが一番ステキな季節
    ぜったい五月よ~♪
 
 
 
 

*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆

 

5月はチャマ君のお誕生月♡

18歳のお誕生日プレゼントは

長年愛用の絨毯地の爪とぎと

マタタビ入りの魚ミニクッション。

すりすりにゃお~ん。

<2015.05.27 18歳 恍惚>

 

  駅裏の 落ち葉の吹き溜まりで

 震えながら びゃ~びゃ~鳴いてた
 生まれて間もない小さなチャマ
 
 両手に包んで抱き上げると
 ピタリと鳴きやんだ

 うちの子にする決心と
 うちの子になる決心と
 同時だったね
              By 母ちゃん

 

 

☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆

 

 

 

 

(TーT)

なんにも難しい仕事をしている訳じゃないけど

掛け持ちって日々が気忙しくなってほんと嫌っ。

不器用ですから、一社入魂でやりたいのです。

あぁぁ6月半ばまでの辛抱だ。 ガンバレ自分!!