GW -枇杷の袋掛け・雉の母衣打ち-(茨城)2023.05. | 今よりは風にまかせむ。

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爺様猫のチャマとふたり暮らし。
休日に自然や文化・歴史にふれたプチ旅に出るのが楽しみです。
緑に包まれたベンチでおにぎりを頬張る… 空を見上げる…
流れる雲を見送る… 深呼吸~~~
すべての煩わしさから解き放たれて、静かな喜びが胸に満ちてきます。

 

「あーの野っ原にいづも居るっぺよぅ」

そう聞くけどいっぺんも会えなかった雉に

このGWはようやく会えました♪

 

 

今年のゴールデンウイークの後半は

茨城のМちゃんの実家で過ごしました。

入院しているお父さんのお見舞いと

お母さんの元気づけ、日用品の買い足し、

それから裏庭の筍掘りとライダーキック、

あと枇杷の袋掛け・・・やることはたくさん。

ご馳走もたくさんでした。(^m^)

 

キジ(雉) ♂

 

< GW5大はじめて体験 

1- 飛行訓練中の雀が頭にとまった♡

2- まいまいず穴にまいまい降りてみた♪ 

3- 野生のキジ発見!母衣打ちを見た♪

4- 私名義の枇杷に袋掛け

5- 田んぼを泳ぐヒルを見た!!

 

心に残ったМちゃんの2大台詞

それは本文にて  ( ̄Ж ̄)プッ

 

 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

 

2023.GW/☆

 

Мちゃんが “お泊り里帰り” をすると言うので

私も 「前回やり残した大事な仕事がある」 と

一緒にお泊りすることにしました。

メンバーはМちゃん、娘Aちゃんと私の3人。

ご主人KさんとN君は夜には帰ります。

 М 「なんの仕事よ?」 (亠 o 亠)

 尚 「ふふっ、行ってから話す」  (*^皿^*)

 

東京駅から電車に乗ると間もなくLINEが。

 М : ランチは中華でいいよね?

     Kさんがコースの予約取ったよ

    テーブル廻すぞー

 尚 : てこともあろうかと

    ゴムのスカート履いきたー

 

 

ランチ: 中華のコース料理

 

 

GW中は日に3組しか取らないという

老舗中国料理店の石庭の見える個室で

Мちゃん一家、お母さん、私の計6人で

本格中華を堪能しました。

   ̄(0 0) ̄ シアワセ

 

 

Мちゃんの実家

 

  チーチーチーチー チーチーチーチー

    チーチーチー チーチーチーチーチーチー

 

 尚 「あっ見て、やっぱり居た

     屋根瓦の隙間に巣があるんだよ♡

     ねえ雛の声がしない?」 

 A 「カワイイ~私も撮る~♪」 (≧◇≦)

 

 

私たちが見ているからか、

なかなか巣に入れないでいる雀夫婦。

いやもうその下に雛たちがいるの

バレバレですよ~。 (≧艸≦)ごめん

 

下の写真は、3月上旬に私ひとりで遊びに

仕事に来て、泊まった朝に撮ったものです。

仕事?医療費やらなんやらの領収書の整理や

広過ぎる庭の落葉集めや草取りなどです。

要は多忙のМちゃんが出来ないことの代行。

 

 

3月はあのふわっふわのふくら雀のつがいが

何度も瓦の下に潜っていたのを見ていました。

今や雛も孵って顔つきももう立派な親鳥です。


お婆ちゃんの遺したキウイ棚も見て来ました。

今年も豊作間違いないです。 (v^ー°)

 

キウイの幼果

 

 

事件です!!

 

今年もお母さんが植えたと言うので、

この日の夕飯は私の大好物、キヌサヤを

た~っぷり入れた “肉じゃがもどき” を

作ることが決まっていました。

 

 夕方、収穫しようと畑に行きかけたら

  尚 「あ・・・キヌサヤ泥棒・・・?」 (゚_゚i)

  М 「誰だろ・・・先を越された・・・」 (゚_゚i)

 

 Мちゃんちの畑に知らないお婆さんが居て

 プチプチもぎって袋に入れていました。

 そして何故だかМちゃんは 「戻ろ」 と。

  尚 (T△T)  なんで~

  М (≧艸≦)

 

暫くするとそのキヌサヤ泥棒 お婆さん、

玄関の外から大声で叫びました。

 泥 「キヌサヤいっぺー成っでたどー

    ○○さんちも要るけー?」

  (*゚Д`;)  要るかって…ウチんだよ

 

お母さんは家の中から叫び返します。

 母 「うちは要らねーみんな持っでげー」

  (゚ロ゚屮)屮 え~

 

Мちゃん曰く、畑の物は “収穫 free”

お母さんはご近所のお年寄りたちに

そうしているんだそうな。 (o^ー^o) ♡

 

 

ジャガイモの花

 

 

翌日は裏庭の竹林に行きました。

この季節、毎日やらなきゃならないから

大変なんだとお母さんは言います。

ほらもう、ちょっと油断すると生え放題です。

 ↓

 

あそこまで育ってしまうと

私の正義の心を以てしてももう倒せません。

まあ背丈50cmが限界でしょう。

 尚 「ライダーキックは任せろ!」 (*^ー゚)v

 М 「いいけど、歳考えろよー」 (*^皿^*)

 

 

奇跡です!!

 

さて、、、鳥が鳴いて、蝶々が舞って

タンポポやオオイヌノフグリが咲く

竹林前の日なたの原っぱにしゃがんで

娘Aちゃんが掘ってくれた筍の皮を

私とМちゃんが剥いていた時のこと。

 

 チチチチチチ… パタパタパタ…

 何者かが背後から飛んで来て

 私の後ろ髪を掴むとパタパタと

 暴れ始めたではありませんか!!!

 

 「ぎゃー!なにっっっ!?」 と頭を振ると

 スズメっ子がコロコロと転がり落ちて

 「あれれれ?」って顔を私に向けました。

   (≡▽≡) 超可愛い~♡

 

2秒…いや3秒、時間が止まりました。

で、「ヤバイ、ニンゲンだ」 と気付いたのか

チーチーチー と2メートルずつ飛びながら

逃げて行きました。 

こんな事ってあるのですね♪

 

 尚 「見た~?今の見た~?」 o(≧◇≦)o カワイイ

 М 「雀の巣みたいな頭してっから~」 (≧∀≦)

 A 「うっそあの巣と間違えられたの~?」 (≧∀≦)

 尚 (≧Д≦)ノ ちがわーい

 

スズメの巣?

 

これだから教養のない母娘は困るんです。

   ┐(-。ー;)┌    (σo ̄) (σo ̄) 

 

 雀の子はたいして飛べないうちに巣立ちします。

 いっぺん巣から出るともう巣には戻りませんから

 巣と間違えるなんてのは絶対にないのです。

 あの子は親鳥を追って、飛ぶ練習や

 採餌の練習をしていたところだったのです。

 

 尚 「上手に飛べなくて、私とМちゃんのどっちか、

     咄嗟に “優しい方” を選んだんだろうねw
     野生だもの、直感でわかるのよ」 ( ̄ー ̄)フッ

 

 М 「さっ、今から私はこれを茹でるから

    尚は剥いた皮をあっちの穴に捨てといて。

    筍は甘いからハエがたかるんだからね

    少しでもここに残すんじゃないよっ、じゃ!」

 尚 (亠_亠) はい 

    今後あの女からは林檎は貰うまい・・・ 

 

 

Мちゃんちの裏庭の焼却…炉?穴、

ゴミはここに集めておいてまとめて焼きます。

冬は落ち葉で焼き芋なんかします。

 

て行ってみると  !!(゚ロ゚屮)屮

今までここで見たことのない大きさの、

それも渦巻状の穴が掘られていました。

*。ヾ(。>v<。)ノ゙*。 なんか楽しい♪

 

 

洗濯物を干していたお母さんに

 尚 「おかーさーん、この穴どしたのー?」 (^|0|^)

 母 「男衆に頼んで掘ってもらっだっぺよー」 (^|0|^)

 尚  「凄いの掘ったね~!!!」  (^|0|^) 

 

“まいまい掘り” って言うかは知りませんが、

私は武蔵野の史跡以外では初めて見ました。

 

 

    ◆まいまいず井戸

    まいまい=カタツムリ、ず=?

    武蔵野台地で数多く掘られた井戸の一種

    古い物で鎌倉時代に造られたものもある

    左:府中市郷土の森博物館の敷地内

    右:羽村市の五ノ神まいまいず井戸

 

 

    ◆ペルーのアクエドゥクト(送水路)

    2000年前に造られた古代ナスカの送水路

 

なんだか嬉しくなっちゃって

まいまい螺旋を二往復して遊びましたw

   ♪ヽ(^。^)ノ まいまい~

 

 

午後はお父さんのお見舞いです。

家から車で15分くらいの、新緑が美しくて

静かで、とっても素敵なところでした。

 尚 「お父さ~ん、尚来たよ~♡」

 父 「東京からぁ来てくれたっぺか~?」

 尚 「うん♡ GWはお世話になります」


 写真には撮れなかったけど

 病院からの帰り道、見たかった山藤が

 もりもり咲くのを見ることができました。

 

 d( ̄o ̄) ここでМちゃん

 「尚ってばほんと山藤が好きだよね~

  回りの植物を絞め殺しながら絡んで

  自分さえ良ければって咲き誇る藤が…

    o(≧◇≦)o ギャハハハハ

 

凄い見方する女だな・・・ ( ̄ェ ̄;) 

 

本をたくさん読んできたМちゃんは

ボキャブラ豊富で面白い感性の持ち主だけど

今日のキレ味は鋭すぎる、怖いわっ。

 

 

Main mission

 

枇杷の袋掛け

 

このGWにどうしても訪ねたかった理由は

裏庭に1本だけある枇杷の木♡

毎年、誰もなーんにも手入れをしないから

野鳥が食べきれない分は

生りっ放しの腐りっ放しの状態でした。

 

「枇杷は長崎からお取り寄せするし」 と

お金持ちの言うことは違うなぁ。

   (^◇^;) そなの?

 

それで

今年こそはと私が立ち上がった次第です。

それは3月のこと

 尚 「お母さんあの枇杷の木、私に頂戴よ~」

 母 「よがっぺよ~ 実は生っけど小せえど」

 尚 「ちゃんと間引いて袋掛けするもん」

 母 「ほうげ~ やっからやっでみろ~」

 

 

私が小さい頃までは枇杷の山があって、

ご近所さんも総出で枇杷の袋掛けから

収穫、出荷をしていました。

袋作りなら少し手伝った記憶があります。

 

それで今回、お見舞いの帰りに

 尚 「お母さん新聞紙と糊ある?袋作る」

 母 「アハハハ、ホームセンター行きゃあ

    果物用の袋って売ってんだぞ~」

昭和は遠くなりにけり。 。。

袋作りから遊ぼうと思ったけど、やーめた。

 

 

 今年から私名義になった枇杷の木に

 50袋だけ掛けて帰りました。

 野鳥の分はじゅうぶんに残しています。

 

 3~4個 × 50袋  (*˘︶˘*).。.:*♡

 

 枇杷大好物のお父さんが退院したら

 家の枇杷を食べてもらうんだ~♪

 収穫が楽しみです。

 

 

 

Мちゃん、娘、私、3人で夕散歩。

      ゲッ ゲーーン

         ゲッ ゲーーン

 

 尚 「ねえ、さっきから聴こえるあの声…」

 A 「どっかんちのニワトリじゃないの?」

 尚 「いいや、、、あれは雉ぞ!!」

 

行ってみよう♪  ヽ(^。^)ノヽ(^。^)ノヽ(^。^)ノ

 

 

「あーの野っ原にいづも居るっぺよぅ」

とお母さんは言うけど

私とAちゃんは一度も見たことがありません。

 М 「こないだ居たよ~、私見たもん」

 尚 「えっ、見たの?」

 

ほら急げ~♪  ヽ(^。^)ノヽ(^。^)ノヽ(^。^)ノ

 

      ゲッ ゲーーン

         ゲッ ゲーーン

 

雉 ♂

 

見付けました♡   (☆゚ ▽ ゚☆)

初めて野生の雉を見ました♡

  ゲッ ゲーーン  ゲッ ゲーーン

それからパタパタと “母衣打ち” も♡

 

そーっとそっと10mくらいまで近づいて

撮影・・・そーっとそっと戻ってきました。

雌は見つけられませんでした。

元は田んぼというこの原っぱを縄張りに

これから営巣が始まるかもしれません。

 

 

 

 М 「 “雉も鳴かずば撃たれまい” ・・・か」

 

Мちゃんのつぶやきで思い出しました。

それは悲しいお話しです。 (TーT)

 

 d( ̄o ̄) ここでМちゃん

 М 「キジは食える、旨いんだよ

    よーし今晩はキジ鍋にするか~♪

    よく肥えてるわ♡ キジは国鳥ってだけで

    天然記念物じゃないから狩猟はオッケー」

 と娘に教えています。

 

 食べる事より先に “雉も鳴かずば” の物語を

 まずは教えてやれよと思う私、間違ってる?

 

綺麗な顔して残忍な女・・・ ( ̄ェ ̄;) 

 

A  「へ~、捕ってもいいの?」 

尚 「命を比べちゃあいけないんだけどね

   スズメは飼っても捕ってもダメなのに

   キジは国鳥だけどいいの、法律って…」

A  「そっかー キジ食べてみたーい」

 

うん、さすがМちゃんの子だ・・・ ( ̄ェ ̄;) 

 

 

 

母衣打ち(ほろうち)しながら歩く雉。

この村に 「ヨーシ食ってやろう」 という人が

居ませんように。。。 (>人<)

 

 

お母さんと4人でお出掛けランチ♪

中華コースランチの記憶も新しいまま

今度はすき焼きランチを頂きました。

 

 

もう最高のGW っす。   ̄(0 0) ̄

(雉に同情して牛を満喫) 

 

 

そして夕散歩。

小学校で飼われていた一羽ぼっちの鶏です。

 尚 「雄?雌?メスかなぁ…」

 М 「わからん」

 

 

なんだか寂しそうに見えました。

校長先生、も少し増やしません?

 

 

 尚 「おー、新種の猛禽類だー♪」 (≧∀≦)

 М 「あれなら千代田区でも飼えるよ

    ベランダで飛ばせ~あとで送っちゃる」

 尚 「アホかっっっ」 ミ(`◇´)キ

 

 

ホームセンターで売っているらしいです。

 

 

この神社には、Мちゃんが子供の頃に

夏休みのラジオ体操で集まったそうです。

あ、今の子たちもここでやってるって。

 

 

いい風が吹く~~~♪

 

  ゲロゲロ ゲロゲロ ゲロゲロ

    グワー グワー グワー グワー

  ゲロゲロ ゲロゲロ ゲロゲロ

    グエ グエ グエ グエ グエ

 

けど超やかましい蛙の合唱サラウンドです。

3人が少し離れるともう会話が届きません。

 

 М 「田んぼに降りてみようかー」 (^|0|^)

 A 「え?田んぼー?行くのー?」  (^|0|^)

 尚 「行きたーい」 (^|0|^)

 

 

セスジビル(?) 7~8cm

 

 尚 「アレ何?魚?ドジョウ?」

 М 「たぶん・・・ヒル」

 尚 「そーなの?」 ( ̄□ ̄;)!! 

 

 

  ゲロゲロ ゲロゲロ ゲロゲロ

    グワー グワー グワー グワー

  ゲロゲロ ゲロゲロ ゲロゲロ

    グエ グエ グエ グエ グエ

 

 М 「蛙、3種類の声がしない?」 (^|0|^)

 尚 「んーーーそう言えばー」 (^|0|^)

 

この田んぼからМちゃんの家までは

かなり離れているというのに

夜、耳を澄ますと…いや済まさなくても

ゲロゲロ聴こえてきたのですから

この季節、近くの人は大変でしょうね。

 

 

散歩から戻ると親雀が餌をくわえて

屋根の上に居ました。

じーっとしていて動きません。

 

 

どうやら私たちの存在に関係なく

ああして見張っている様なのです。

なーに考えてるんだろ。。。

 

 

 
      “私の枇杷”が生ったら
      雛ちゃんを連れて
      食べさせておやりね~♡
 
 
 
 
 
 

☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆

 

5月はチャマ君のお誕生月♡

1997年5月の写真です。

 

 駅裏の 落ち葉の吹き溜まりで

 震えながら びゃ~びゃ~鳴いてた
 生まれて間もない小さなチャマ
 
 両手に包んで抱き上げると
 ピタリと鳴きやんだ

 うちの子にする決心と
 うちの子になる決心と
 同時だったね
              By 母ちゃん

 

 

☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆

 

 

 

 

 

 

GW明けから、肘の痛みで眠れないくらいの

ツライ日々を過ごしていました。 (×_×;) 一ヶ月

枇杷の袋掛け50袋がそんな過労だったのか!?

いよいよダメだと思い整形外科を受診したところ

肘関節の横に白い塊?がレントゲンに写り

この石灰化しているものが原因だとわかりました。

「どうりで数日前から首と後頭部も激痛で…」

と診てもらうと、「あぁぁこれは皮膚科ですね」と。

で「帯状疱疹の初期ですね」と診断されました。

     (≧△≦) ええーーー!!

しっかし頭頂部にできた2粒ぽっちのオデキが

耐え難い片頭痛を起こすのだから驚きです。

帯状疱疹3日目・・・薬が良く効いています。

こうしてブログ書くキモチになったのですから。

まずは “早期発見” が良かったみたいです。

この頃、帯状疱疹予防のCMをやっていますが

そこのアナタ、アナタもぼんやり見てないで

ワクチン接種を考えた方がいいかもですよ。

    ε=( ̄。 ̄;) フゥ やっと熟睡できた