夏遊び第3弾-2 浜焼き&葡萄(静岡・山梨)2017.08. | 今よりは風にまかせむ。

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爺様猫のチャマとふたり暮らし。
休日に自然や文化・歴史にふれたプチ旅に出るのが楽しみです。
緑に包まれたベンチでおにぎりを頬張る… 空を見上げる…
流れる雲を見送る… 深呼吸~~~
すべての煩わしさから解き放たれて、静かな喜びが胸に満ちてきます。

 

フードファイター終結の地は

フルーツ王国 甲府市でぶどう狩り

ここで己の限界を知りました

 

 

夏遊び第3弾-Part1は、駄友Kちゃんと

① 静岡・三島スカイウォーク

② 沼津港 海鮮浜焼き食べ放題

③ 富士山麓 朝霧高原 富士ミルクランド

この3か所での食い倒れ記事を書きました。

 

後半のPart2は、バス旅ツアーの締めくくり

④ 甲府市勝沼のぶどう狩り 『一古園』

 

「満腹」 の上に 「満腹」 を重ねた時の状態を

何と表現すればいいのかしら。

 

  私たち、海鮮浜焼きだけでも

  “お値段以上のニトリ” したのに、

  そのうえ、ぶどう狩りまでして

  身体は大丈夫なのでしょうか。 

 

どなたか、どなたかお医者様はいませんかー

尚雀の旅に同行してくださる、お医者様はいませんかー

 

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2017.08.17.Thu くも。

富士ミルクランドを出発したバスは

湖を左手に、峠を越えて、川を左手に

甲府の町へやってきました。

つまりは、

どこを走ったかわからないのです。 σ( ̄┰ ̄ ) テヘ

今となっては調べる気もなし。

 

 K 「あっここ去年の夏通った道だ♪」

のKちゃんの言葉に

 尚 「笛吹の鵜飼い~~~花火大会~~~」  (T_T) ウゥゥ

と、今年行けなかった石和温泉旅行の恨み節を

ぐじぐじぶつける尚雀なのでした。

 
    過去ブログ
    ★夏休み第一弾!笛吹と甲州の旅① ②(山梨) 2016.08.

 

 添 「そろそろ一古園さんに到着でーす

    今日は巨峰のぶどう狩りをしていただきまーす」

 K 「イケるか?」

 尚 「根性で」

 

 ◆勝沼ぶどう郷 一古園 ≪HP
 山梨県甲州市 勝沼町等々力1327番地

 ぶどう狩りの他、園内のレストランで

 郷土料理ほうとうやBBQが楽しめます。

 ぶどうの種類は20種類以上だっけ?

 7月下旬から11月中旬頃まで

 ぶどう狩りは出来るそうです。

 

ツアー御一行様、一古園さんのオジサマから

ぶどう狩りのルールを聞きます。

 ・食べ放題は30分、いや40分だっけ?

 ・あの房、この房と粒を取って食べない

 ・食べ残しの房とお土産分はグラム軽量で購入

各自カゴとハサミを持って、畑へGO!

 

 

あっ臭っ!!  (≧ー≦) 

畑の通路にあのヘクソカズラ

みっしり花盛りを迎えていました。

 

ママコノシリヌグイを教えた お返し お礼に

茨城のMちゃんが教えてくれた花です。

 

園 「さあ、どうぞ~♪」

 

 ↑ この写真は別の品種の畑

 

我らが入った巨峰畑です。

 

 

正直に言いましょ。

今年は長雨で日照時間が少なく

「きょほ~~~~~♪」

というほどの甘さはありませんでした。

まだ若干茶色っぽいのです。

 

 K  「小さい房をとってふたりで食べよう

     黒いヤツを見つけてお土産にしよう」

 

フルーツ嫌いのKちゃん、5~6粒でギブ。

 K  「いらん。あとはやる」

 

 

そして数分すると

 K 「尚ぴょんおちっこ」  

 尚 「ん、わかった。マーキングして来いっ」 

 K 「写真とか撮って遊ぶんやろ?」 

 尚 「遊ぶよ」

 

もうここには未練も何もないと言うので

先に戻ってトイレに行ったらお土産店で待ってると。

 K 「あー無理や、もー食べ過ぎた」

自分ち様と私んち用に黒々した房を選ぶと

颯爽と畑から出て行ってしましました。

 

うぷっ、私だってもう限界。

鼻からぶどうが飛び出しそうです。

 

帰りがてらいろんな品種を写真に収めてきました。

 

 

 

 

 

果物畑ってほ~んと人を幸せにするネ♪

 

ん?南瓜も見つけました。

 

 

はい戻って来ました。

一古園さんのレストランです。

 

 

園のお兄さんが 

ほうとうバーベキューも美味しいから

 今度またゆっくり来てよ」 と。

値段は忘れちゃったけど

ぶどう狩りとセットにしたお食事がお薦めですって。

 

干し柿の頃に…では遅いんですよね。

でも考えてみよう。

 

    過去ブログ  干し柿↓

    ★甲州市塩山・名刹巡りひとり旅①(山梨県)2015.11.

    ★甲州市塩山・名刹巡りひとり旅②(山梨県)2015.11.

   

 

 

 

あの奥がぶどう直売所とお土産店です。

 

 

 

あーん、ぶどう畑でジュージューしたーい。  o(≧◇≦)o

 

楽しく写真を撮っていると

ベンチに腰掛けてプカプカ(煙草)している

アンニャロメがいました。

 

   K 「見た?ほうとうセットのチラシ」

   尚 「見たよ、エライお得感あるよね」

   K 「次、ツアーやなく

      連れて来ちゃってんよかよ」

   尚 「ほんと?」

   K 「だけど私はもうぶどう狩りやらせんよ

      ほうとうやらBBQ食べながら

      ここで待っとるわ」   (⌒ε⌒)

 

   Kちゃんっ、アンタ自分の不幸せに

   気付いとらんがよっ!!  (。≧σ≦)

 

 

 

 

 

巨峰は食べ残しと両家ひと房ずつ摘んだものがあります。

シャインマスカットを買いに直売所へ向かいました。

 

正直に言いましょ。

シャインマスカットはまだ渋みが若干あって

収穫時には早かったようです。

 

自分土産はこちら ↓

 

 

葡萄はひと口食べて引き返すくらい

甘くなくては… ね?上田のMちゃん。  (v^ー°)

 

    過去ブログ  ナガノパープル↓

    ★秋の信州① 小布施の焼き栗編 (長野県)2015.10.

    ★秋旅②-小布施再び&松茸三昧編(長野)2016.10.

 

 

これで

甲州のぶどう狩りはおしまいです。


でもー
楽しいツアーにはまだまだ続きがあります。
元気でお家に帰り着くまでがツアーだもん。

食べ疲れてウトウトしかけていたら
Kちゃんが私の肩を揺すって指差しました。

 K 「尚ぴょん、アレ見てみ」

 

信号機と道路標識。  ※画像は別の場所のものです

 

  眠気がいっぺんに吹き飛びました。  o(≧◇≦)o

   

  尚 「クククッ… ダメ… もうダメ… クククッ…

     添乗員さんに叱られてもいいから

     大声出して笑いたい…ククククッ…」  (>艸<) 

 

 

本 BOOK

さあ、これからお話することは、

私の胸だけに収めておくには勿体ない

Kちゃんとの昔話しです。

ここはひとつ、老後のお楽しみに

ブログに残しておきましょうかねぇ。  Ψ( ̄∀ ̄)Ψ

 

あれは私たちがまだ30代後半のピチピチな頃です。

ふたりで熊本大分をレンタカーで旅していました。

私が帰ると集まってくれる

高校時代の仲良しミニクラス会にも

いつの間にか他県のKちゃんまで

招待されるようになったGWの恒例旅でした。

最終日は私の兄の家に泊まります。

 

本 BOOK

奥別府をドライブしての帰り、

山道で不安になった私たちは兄に電話をします。

 尚 「カターチャン、道に迷いそう 方角がもうわからん」

 兄 「なんか目印あるか? たいがいはわかるぞ言うてみ」

 尚 「それが… なーんもないん 田舎道やもん

    木材が山積みになっちょる 崖の工事しよる」

 兄 「それじゃーわからん 他にないんか?」

 

運転していたKちゃんも大声で会話に加わります。

 K 「お兄ちゃん、〇〇〇〇と書いた看板があった!」

 兄 「それはどこにでもある看板じゃ 他はないんか?」

 尚 「それ、どこにもあるんやって 他には?」

 K 「あーん前に大きなトラックがあるからなーんも見えん」

 

本 BOOK

と、すぐにトラックが止まって…

 K 「あった!信号ん下になんか地名が書いとる」

 尚 「ほんと?私からは見えんからKちゃん読んで」

 K 「えー難しいっ、読めんっ」

兄とは電話がずっと繋がっています。

 尚 「読めっ、いいから頑張って読んでみっ」

 

Kちゃん、自信なさげに読みはじめました。

私はそれをそのまんま兄に伝えます。

 K 「トキ…」

 尚 「カターチャン聞こえる? トキだって」

 兄 「トキ?」

 

 K 「す………サ」

 尚 「サっ」

 兄 「サか?」

 

 K 「トキ す…サ…」

 尚 「トキサっ」

 兄 「トキサ?」

 

 K 「シキ…」

 尚 「シキ?えっどんな字なん?」

 K 「時計のトキにサは…」

 尚 「サは???」

 

本 BOOK

私たちの会話を丸聞きしていた兄が

突如電話口で 「どぅわっはっはっは」 と

100デシベルばりの大笑いをしました。

 

私と違い普段からとても物静かな兄です。

こんな大きな声も、ましてや馬鹿笑いなど

子供の頃から一度も聞いたことがありません。

電話の向こうで義姉が

「どしたのー!」 と叫んでいました。

 

 兄 「ダメじゃー 俺はもう腹が痛とうてたまらん

    Kちゃん、そらぁ そらぁな (どぅわっはっは)

    時差式信号機やろがーーー!!」

 尚 「あーっ、このバカチンがーっ」

 

本 BOOK

その日の晩御飯の美味しかったこと。

 兄 「福岡ん教習所は甘いのう。えっ東京で?

    尚はよーまあKちゃんの車に乗って

    あちこち旅が出来るもんやのう

     妹は明日俺が空港まで送っちゃりますけん」 (^^)

 K 「エーンだって大分は日出(ひじ)やら安心院(あじむ)やら

    訳んわからん地名が多いですやんかー

    また難しいやつやと思ったんですもーん」  (。>0<。)

Kちゃんの苦しい言い訳が続いた夜でした。

 

BOOK おしまい。

 

 

 尚 「Kちゃんこの話し、何べん思い出してもたまらんね」  (>艸<) ククク

 K 「んもー忘れとうてん忘れられん、やっちまったよ」  ((^┰^))ゞ

 

やっちまったことはまだ他にもたっくさんあります。

ただこの日はこのネタで、3,000カロリー分の

アブトロニックマシーンに掛かったのと同等になりました。

バスの中で肩と腹筋を震わせて

もうもうもう笑いを堪えるのに必死でしたからね。

 

  『時差式信号機』 がこの世にある限り

  それを見た私たちは

  いつでもピチピチなあの頃に戻れる様な…

  気がします。

 

 

 

さあ予定通り、バスは高速に乗りました。

ところが、

3か所で事故があったそうですぐにノロノロ運転に。

途中2度のサービスエリア休憩を取ることになりました。

 

 K 「おちっこ休憩さえ取ってくれれば

    なーんも心配ないから」

 尚 「そうかい? コーヒー飲む?」

 K 「いらんっ」   (≧ヘ≦ )

 

そして、場所は忘れてしまいましたが

2つ目のサービスエリアで嬉しい体験をしました。

 

 

何だか全く見えないかと思いますが、

これ、ツバメの大群です。

チーチーチーチーチーチーチーチーチーと鳴きながら

もんの凄い数のツバメたちが夕空を旋回していました。

 

誰かが 「ムクドリだよ」 って言ってましたが、

 尚 「大きさが違うよ、よーく見て、ツバメだよ」

 K 「あっホントだ!ツバメだ!間違いない」

 

これが山紅葉ちゃんに教えてもらったばかりの、

夏遊び第2弾のブログで書いたばかりの、

ツバメのねぐら入り』 です。(たぶん)

 

     尚 : 山紅葉ちゃ~ん、私も見れたよ~~~  o(^◇^)/~

 

     過去ブログ

     ★夏遊び第2弾 長瀞ライン下り(埼玉)2017.08.

 

 

  ◆ツバメのねぐら入り

  夏の終わり頃からヨシ原に

  集団で大きなねぐらを作り、

  南下の準備をするんだそうな。

  夕方になると何万羽ものツバメが

  河川敷の空を飛び交う様子を

  “ツバメのねぐら入り” という

  そうです。

  「軒下から巣立っちゃった」 は

  即、「南へ帰っちゃった」 のでは

  ないんですね。

 

 

もっとずっと見ていたかったけど

バスの出発時刻があります。

Kちゃんに引っ張られて席に着きました。

 

新宿駅西口に着いたのは

予定より2時間遅れの20時40分でした。

 

 K 「これ、めっちゃいい旅やなかった?」  (*^▽^*)

 尚 「雨も降らんと、めっちゃいい旅したね」  (o^ー^o)

 

 

 

昨日、Kちゃんからメールがありました。 ~♪~ 

(抜粋)

大阪のオジチャンから二十世紀梨が届いたZ!

今日は帰りが早いと思うから寄るわ。

4個やるから待て。

 

 尚 「私は犬かーっ」  ヽ(#`Д´)ノ

 

 

ヤッタ、二十世紀梨。

あのショリショリ感と芯のところの酸っぱさが大~好き。

昔から梨と言えば二十世紀じゃなかったですか?

毎年、魔魔がお裾分けをくれます。

 

  Kちゃんですが、

  とうとう夏休みは4日の内の1日しか取れず

  ストレスMaxで 「キイッ」 と怒っていました。

  「バナナでも食うか?」 って言ってあげればよかった。

 

 

 

秋に、、、もう秋だけど

日帰りで何処か行く?

 

 

 

 

 

 

 

 シャーしてごめん

  

 Kちゃんがビビると

 チャマもビビる

 それだけ

 キライとかじゃない

      By チャマ