夏遊び第3弾-1 浜焼き&葡萄(静岡・山梨)2017.08. | 今よりは風にまかせむ。

今よりは風にまかせむ。

  
爺様猫のチャマとふたり暮らし。
休日に自然や文化・歴史にふれたプチ旅に出るのが楽しみです。
緑に包まれたベンチでおにぎりを頬張る… 空を見上げる…
流れる雲を見送る… 深呼吸~~~
すべての煩わしさから解き放たれて、静かな喜びが胸に満ちてきます。

 

え~~~また浜焼きすんのぉ~~~?
と文句を言いつつニヤけた顔が戻らない私
「千葉んサザエとどげん違うんやろね」の旅

 

 

第3弾の夏旅は、25年来の駄友Kちゃんと。

 

去年は山梨県石和温泉までドライブ&宿泊して
笛吹川の鵜飼いや花火大会を楽しみました。


    過去ブログ
    ★夏休み第一弾!笛吹と甲州の旅① ②(山梨) 2016.08.

 

あの日の帰り道、「また来年も来ようね」って言ったのにぃ  (TーT)
7月、「夏休みの日にち早く決めてね」って言ったのにぃ  (TーT)
8月、「もうお宿が無くなっちゃうよ」って言ったのにぃ  (TーT)
アンニャロメがグズグズしている内に
若いモンや家族持ちの同僚に夏休みの予定を先取りされたそうで
石和温泉信玄餅もお流れになってしまいました。

 

     説明しよう。  d ( ̄o ̄)

     Kちゃんの会社は、全員一斉のお盆休暇が3日間、

     あと4日間は先にカレンダーに〇を付けた者が勝ち取るシステム。

 

  K 「ごめーん、争奪戦に負けたわぁ。

    OやHが我儘に休み取るやろぉ、忙しくなったんよ

    夏はサ、暑っちいし、女・子供は騒いで五月蠅いし…
    どやろ、ここはひとつ日帰りバスで軽く済ませて
    秋にまた考えるっちゅうのは。あん?」
  尚 「んもー私と仕事、どっちが大事なのーーー」 ヽ(≧Д≦)ノ キィィ

    

で、

「仕事も旅行も何とか都合を付けるから待ってろ」 と言う

Kちゃんの男らしい言葉を信じて放置していたら、
お盆直前になってメールが入りました。
 K 20日の日曜日に行けるバス旅があったよ
   PCにメールしたからちょっと見てみ

 

 

見た。

2つの候補がありました。


①夏の房総てんこ盛り★秘境の絶景トンネルと海鮮浜焼食べ放題
②日本最長!天空の大吊橋 「三島スカイウォーク」 と
 海鮮浜焼き食べ放題&ぶどう狩り!富士山ぐる~りまんぷく旅

 

尚 「Kちゃんあのさぁ、サザエの事しか頭にないよね?」
K  「そっそんなことないよー、5月は千葉やったから
   8月は静岡辺りも喜ぶんやないかなーと考えたりもしたしー 」
尚 「キレイごと言うなーっ、どっちも浜焼きやんかーっ」  (`Д´*)q 

 

…という経緯がありましたが、②に決定。

 

  K  「三島スカイウォークはみんながみんな

     ウォークせにゃならんのやろか?

     ぶどうは甘~いやつ5個がギリなんよ、私」

  自分でチョイスしておきながら往生際の悪いKちゃん。

  千葉の記事にも書いたけれど

  彼女は高い所とフルーツが嫌いです。  ( ̄‥ ̄) =3 

 

    過去ブログ

     ★浜焼きとイチゴ食べ放題のバス旅(千葉)2017.05.

 

 

海鮮浜焼きさえ満足すれば

2017年の我が夏はオールOK!

 

そう豪語する駄友Kちゃんとの夏休みは

アホみたいに楽しかった♪

 

 

    ≪我らの夏休み≫

    7:00 新宿出発…(高速)…9:20 静岡・三島スカイウォーク…11:30 沼津港・海女小屋

    (海鮮浜焼き食べ放題)…14:20 富士ミルクランド…16:00 山梨・勝沼 一古園

    (葡萄食べ放題)…(高速)…新宿 20:40 ※帰路は渋滞の為2時間プラス

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

 

 

2017.08.17.Thu

東京で17日連続の雨は40年ぶりだそうです。

私たちがバス旅する20日も雨なのかなぁ…

富士山、見えるかなぁ…

そう鬱々していたら、Kちゃんからメールが ~♪~

 

  (抜粋)

  魔魔が2013年に作った色っぽいテルテル坊主様を吊るした。

  お腹のポツポツが帯状疱疹なんか、ただの汗疹なんか、

  明日はちゃんと皮膚科に行ってくるよ。

  試合前やろ、ここはヤクに頼ってドーピングしかないもんな。

  心配せんで大丈夫や。

  栄養は十分すぎるほど取れとるから必ず治すきね。

  夏の思い出作らんとこのまま秋になっちゃうもんな。

      ※魔魔=ママ  試合前=海鮮食べ放題の旅行前

 

思い出した!

このテルテル坊主は2013年の夏、

青森旅行した時の子だね? (≧∀≦)

 

 

2017.08.19.Sat

ここ数年、経験したことがないような大雨と雷でした。

東京は2時間の間に1000回もの落雷があったとか。

翌日を心配していたら、Kちゃんからメールが ~♪~

 

  (抜粋)

  お疲れ~。すごい雨やったけど大丈夫か?

  雨が上がったら照子をまた外に出しとくからな。

  朝ご飯は魔魔がオニギリとゆで卵を用意してくれるって。

  煎餅とかおやつもあった。 水は知らんぞ。 自分で用意しろ。

  明日は雨50%だって。

  でも浜焼きにはなーんちゃ関係なかけん。

      ※照子=テルテル坊主

 

   

いつも思う。

Kちゃん、親にお弁当とおやつを頼むのは

いい加減止めようよ。  (>艸<) ククク

 

 

2017.08.20.Sun くも。

照子のお陰でなんとか曇りの朝を迎えました。

Kちゃんとは九段下駅のホームで待ち合わせして

それから西新宿の集合場所に向かいます。

 

今回の添乗員さんは、博識タイプのお兄さんでした。

 

  さあ、バスは東名高速に入り、

  最初の観光先、天空の大吊橋三島スカイウォーク』 へ♪

  途中、海老名だっけか…SAで買ったナントカ饅頭が

  とっても懐かしくて美味しかった~。 2度目の朝ご飯です。

  懐かしいというのは、私の故郷ではこれを 「石垣餅」 といい、

  よくおやつで食べたからです。

  さいの目切りにした薩摩芋がゴロゴロ入ったふかし餅です。

 

三島スカイウォーク』 が近づくと

添乗員さんがお薦めの歩き方や注意点を教えてくれます。

すると、高所恐怖症のKちゃんがソワソワし始めました。

 K  「うぅぅ ウォーク出来るやろか。 尚ぴょんひとりで渡らん?」

 尚 「嫌や、Kちゃんと渡る」  (*^o^*)

 K 「うぅぅ わかったよ」  (≧ー≦)

 

  全長400m最高地上70.6mの高さだそうです。

  Kちゃん、「そんなん聞きとうない。秘密でいいやんかー」 と

  意味不明をつぶやき始める。 

   添 「…です。あと、橋の上では雨でも傘は禁止。日傘もです。

      もしも降り出したら合羽が無料配布されますので…」

   K 「なんで?なんでなんで?なんで雨でも傘はいかんの?」

   尚 「それは、、、メリーポピンズになっちゃうからやろね」

   K 「やめてー想像しただけでもう無理ーっ バカーーーっ」  (≧△≦)

  馬鹿とな? せっかく親切にソフトに教えてあげたのに。

  (*≧m≦*)ククク

   

 

天空の大吊橋三島スカイウォーク

 

ツアー御一行様の行列はズンズカ行進します。

常日頃、Kちゃんからは 「グズ、ノロマ、アンポンタン」 と

優しい言葉を掛けてもらっているのでそのお返しに

 尚 「ほーらほらほら真っ直ぐ歩けー」 と私。

 

 ◆三島スカイウォーク ≪HP

 静岡県三島市笹原新田313
 平成27年12月14日オープン。
 全長/400m 高さ/70.6m 歩道幅/1.6m
 1-日本一高い富士山
 2-日本一深い駿河湾
 3-日本一長い三島スカイウォーク
 3つの日本一を1度に楽しめる。
 (アクセス例)
 JR三島駅よりタクシーで約20分
 JR三島駅よりバスで約25分
 東名高速道路 沼津I.C.より 約15分 

 

晴れていたらこんなです。

 

 

生憎の曇り空でこんなでした。

 

 東名を走っている時から

 わかっていました。

 

 今日は富士山は

 見えない

 

 ガッカリする私にKちゃんは

  K 「雨が降らんかっただけでも

     良かったと思おうよ、ね」

  尚 「うん、そやね、ありがと」

  K 「また来ればいいやんか、

     ……ひとりで」

 そういう女である。 (--)凸

 

 

  K 「私らあの団体の後に行こ」

    「肥えたオバチャンの後は嫌や」

    「揺らすから子供のいない時に」

  尚 「ええいやかましっ、行くよっ」

 

 

 

ちなみに、200kg/1㎡の重さが掛かっても、

65m/sの強風が吹いても耐えられる設計だそうです。

 

おーし渡るよー!

 

 

左手前方に見えたはずの富士山を妄想しつつ…

 

 

午後に訪ねる駿河湾の海の幸に期待を抱いて…

 

 

「わ~高い高~~~い♪」 を楽しみながら…

 

 

 

ふと前を見ると、

いや、後ろを見てもKちゃんの姿はありませんでした。 

 

 尚 「あっ逃げたな」  ( ̄ロ ̄) アンニャロメ


  よーくよく前方に目をやると

  肩をすぼめて小走りに

  逃げていくKちゃんが。

  

  そういえば、

  私が足元の写真を撮って

  いた時に背後で

  「もういややぁぁぁ」 と

  小さな悲鳴が聞こえたような。

 

  Kちゃんのアホなところは、

  戻るんじゃなくて進んだとこ。

   

  帰りはどうするんだろうと、

  後を追いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 K 「尚ぴょん焼き栗あるよ~♪」

 

  Kちゃんのイイところは、

  喉下過ぎれば熱さ3秒で忘れるとこ。

   

  京都の焼き栗屋さんの試食をもらい

  モグモグモグ

  おいでおいいでと笑顔で手を振ってます。

 

   K 「買うてー買うてー焼き栗買うてぇー」

   尚 「どれどれ」  

  

 

 

  栗は大・中・小の袋でグラム売り。

   

   尚 「中くださーい

       あ、掴み合いの喧嘩になるから

       偶数でくださーい」

  

  栗屋の若いお兄さん、一瞬手が止まり

  “早よくれ顔” の私たちを見て

   栗 「ケンカに? えー難しいなー 」

   K  「真面目に受け取らんでください」

 

 

  帰り。

   K 「揺れとるがよ 揺れとるって~」

  ピタリと貼り付くコバンザメを連れて

  急ぎ足で渡りました。

  

  このアブラゼミはこの夏始めて見た蝉で

  そういえば今だこの子しか見ていません。

  長瀞でニョロを見た後遺症も癒えてきたし

  そろそろ 「緑」 を見に行こっかな~。

 

  

 

  さて、入口に戻ると

  甘~い香りの誘惑店やお土産店が

  並んでいます。

  

  我らの自由時間はあと20分チョイ。

  バスツアーの残念なところは

  こういうお店に寄れないところですね。

  フルーツや生クリームがのっこし乗った

  パンケーキが心残りとなりました。

  

   K 「トグロムシ行くかー」  (-^□^-)

   尚 「だねー」  (*^〇^*)

 

  仕方がないのでこのツアーの特典

  50円引きのソフトクリーム券を握り締めて

  『スカイガーデン』 へ。

 

   

 

 K 「ほら券を寄こせ。ここで待て」

 

私はかーっ!

Kちゃんがソフトクリームを買いに行ってくれました。

トップ営業マンは気配りとフットワークだけはいい♪

 

 

 

  この日、ひとつ目のトグロムシです。

  んまー美味しいこと美味しいこと。

  

   K 「今回は富士山見えんかったろ

      次、車で連れてきちゃってんよかよ

      でも私はもう橋は渡らんよ

      富士山は見たことあるしね

      ここでペロペロしよるわ」 (⌒ε⌒)

   

  たっ楽しいのか?

  コヤツはそんな旅で、楽しいのか?  (゚Д゚||;)

 

 K 「尚ぴょんおちっこ」  尚 「ん、わかった」

 

Kちゃんは昔から何処に行ってもすぐにマーキング。

縄張り意識が強過ぎるところがあります。 (>艸<)

 

添乗員さんが 「行きたくなくても是非に」 と

お薦めのラグジュアリートイレに行きました。

なるほどびっくり、ラグジュアリーでした。

 

 

バスの中でおにぎり茹で卵石垣餅食べて
スカイウォークで焼き栗ソフトクリームを食べて
なのにもう
 尚 「お腹空いたー」  K 「私もー」
 尚 「だってアブロトニック、3000回はしたよねー」

カロリーを取っても取っても取っても

私たちインナーマッスルを揺する笑いで

すぐに消費しますからすぐにお腹が空くのです。

 K 「次はいよいよ」 (≧∀≦)  

 尚 「いよいよ」 (≧◇≦)

 

 

沼津魚港海女小屋で海鮮浜焼き

 

高いところ嫌い、フルーツ嫌いのKちゃん。

沼津漁港はこのバスツアーを決めた要因の

85%を占めています。(たぶん)

 

  生憎の曇天は続きますが

  その分涼しいので快適な旅でした。

 

  私は沼津港を訪ねるのは3回目。

  ひとつ前から10年は経ってますので

  記憶は殆どありませんでした。

  なので、初めての町…ってことで♪

 

  ツアー御一行様、ゾロゾロ歩いて

  『海女小屋』 へ。

 

 

 K 「この店は牡蠣はないらしい

    ええな、サザエ、サザエ、ホタテ、サザエでいくよー」 

 

と、闘志満々のKちゃん。

 

 

席に着くと魚介類盛り合せのお皿が

ひとりずつにセットされてて

追ってシラスご飯の土鍋が運ばれてきました。

野菜や他の食材、飲み物は自分で取りに行く

食べ放題システムです。

 

 

「サザエ持って来る」 「飲み物は?」 「ほら焼けた」

“焼き奉行” Kちゃんの働きがいいので

他と比べ私たちの七輪の上は無駄な待ち時間がなく

丁度良いペースと焼き具合で頂くことが出来ました。

 

 

貝をひと通り制覇してみて

やっぱりサザエとホタテが一番美味しかったかな~。

 

 

あっ、尚雀のキューピー腹です。

 

 

 尚 「千葉とどげん違かった?」

 K 「あっちん方がサザエのお尻がブルンとしてて

    ホタテん身が大きかった気がする」

 尚 「んーなるほど」

 

親の仇か!というくらいバンバン焼きました。

 

  足元のバケツ。

  尚 「噓でしょー!」  (゚Д゚||;)

  K 「噓やないってー」  o(≧◇≦)o

  
  

  ◆海女小屋

  静岡県沼津市千本港町124

  潮さい市場西2F

  JR沼津駅南口より、伊豆箱根

  バス1番線、沼津登山東海バス

  2番線で10分ほど

  タクシーでは約10分

  

 

ここで暫し仲良しになったお隣カップル(同ツアー客)から

クスクス笑われてしまいました。

彼らの3倍速で食べて、しかも早々に退散しようとする私たち。

 尚 「このお店って牡蠣がないでしょう。

    私たち、これから牡蠣小屋の食べ放題にも行ってきます」

 男 「そうなんですか!!」  女 「えーすごーーーっ!!」

 尚 「んな訳ないですぅ、冗談ですぅ、お買い物ですぅ」

 

お店を出て、何の迷いもなく向かった先は…

 K 「撮って撮って~~~」

私たち、顔出し看板は素通り出来ない身体なんです。

 

 

魔魔へのお土産を買いに。 

 

 

  鯵、鯛は想定内の美味しさ。

  太刀魚の干物があるのに驚きました。

  味醂醤油の他に塩味もあると聞き

  数軒目でやっと最後の一枚を見つけました。

   K 「半分ずっこにしてもらお」

  塩、これは買いでした!

 

 

あっ、また見っけ♪

今度は通りすがりのヤングカップルにお願いしました。

 尚 「私には値段の高いお魚がお似合いよ~ん」   (≧∀≦)

ささっと位置取り、早いモン勝ちです。

 

 

 男 「こんな感じでどうですか?」

 K 「わーいい感じですーありがとうございまーす」

 尚  「やったー、私だけがすご~く可愛く撮れてます~   K: ( ̄ロ ̄;) エ?

    ありがとうございました~」

連れの女の子、笑う笑う。

 

それから 『沼津みなと新鮮館』 へ。

 

  暑いから、一杯150円の冷た~い深蒸し茶と

  玄米茶が飛ぶように売れていました。

   

  お代は横の缶の中へ。

  人を信じているところが気に入りました。

  日本だからこそ、ですよね。

  

  お茶のお土産も買って…と。

  静岡に来たら、お魚とお茶。 (v^ー゚)

 

 


 

沼津魚港


バスの集合時間まであと20分。

 尚 「Kちゃん、漁船見に行こうよー」

 K 「行かん。モク(煙)切れた。私はここで休む」

 

Kちゃんの唯一嫌いなところだぞ!  (≧△≦)ノ  モー不良

「いい加減に止めれ」 と言っても聞きゃあしない。

 

 K 「ここで見ててやるから行っといで」  ( ̄o ̄)

 尚 「子供のオシッコとちゃうわー」  (≧δ≦)

 

 

♪ド~レミ~ファ~ソ~ラシ~ド~♪  By はじめてのおつかい

 

海鮮浜焼きを制覇したKちゃんに 「野望」 はもうない。

いいもん、ひとりで遊ぶもん。

 

 

あ、プカプカしながらこっちを見ている。

おるおるあーゆー輩、ガラ悪ぅぅぅ。

 

 

対岸にて。

 

Kちゃんが……いた。

じーっと空を見上げて動かない。

さっき食べたサザエを反芻していますね。

 

 

貰った地図を見てみると富士山は左方向です。

ガーーーン、雲でやっぱり見えませんでした。  (TーT) 
 

 

ツアーは楽ちんだけど、時間が足りない。 

もっとたっぷり散策したかったなー。

 

 

さあ、次は何処へ?

 

  静岡の茶畑。

  ♪沼津~港の~名物は~~~♪

  

  バスが揺れる度、 「うげっ」 となるほど

  お腹がパンパカパンなのに

  次は朝霧高原の 『富士ミルクランド

  だそうで、

  ここはトグロムシを食べる自信を失いかけた

  道中になりました。

 

 

 

 

朝霧高原 富士ミルクランド

 

そーそーそー、

Kちゃんは高い所フルーツに加えて動物嫌いでもありました。

 

  それでも私が留守をする時は

  半泣きでチャマのご飯とトイレの世話を

  してくれる優しい奴、なのですが…

  動物って、良い人間と悪い人間を

  見分ける能力が備わっているのでしょうか。

  どんなに面倒を見てもらっても、

  Kちゃんにだけはシャーシャー言います。

  だから、

  「動物とふれあう」 なんて以ての外。

  ここでのお楽しみは高原アイスのみ

  と。。。

  

さあ、バスを降りるとすぐにミニカップに入った牛乳

チーズケーキの試食サービスがありました。

 店 「いらっしゃいませ~どうぞお味見を~」

牛乳ゴクリ。

爪楊枝が刺さったケーキをパクリ。

 尚 「買う」  

 K  「早っ」

 尚 「Kちゃんあのな、よーく覚えとき。女は決断力。

    人生のキメ時を逃さない、そういう女がモテるんよ。

    私みたいに」    K: (゚_゚i)

 K  「それこういう時の話?

    んで真逆の生き様しか見たことないんですけどー」   K:(≧∀≦)

 

  ←ミルクランドってこういうところ。

 

   ◆富士ミクルランド ≪HP

   静岡県富士宮市上井出3690番地

   富士山の裾野に広がる朝霧高原に

   あります。

   

  悲しいかな、自由時間は30分ぽっきり。

   K 「トイレ行って買い物したら

     お終いやんかー」

 

Kちゃんの数少ないお楽しみを優先しました。

 尚 「ねえ、お腹いっぱいじゃないの?」

 K 「いっぱいだけど

    食べぬ後悔よりも食べた後悔の方がマシ

    食べるよっ!」

 尚 「ん、わかった」

 

  ベストコンディションの時だったら

  最高に美味しかったと思います。

  3口目までは 「おぉぉぉ」 と唸ったけれど

  それ以降は 「うぅぅぅ」 になりました。

 

   尚 「ねえ、このあと葡萄狩りだよ」

   K 「……今は考えんでよか」

  

  「太っちゃう~」 とか 「カロリーが~」 とか

  面倒臭い女の台詞を一切言わない、

  そんなKちゃんの健啖ぶりが私は好きだ。

 

それにしても食べ過ぎ。

 尚 「ふぅぅぅ苦しいぃぃぃ

    妊娠線が出来る時ってこういう時?」

 K 「知らんわ」

 尚 「だよね、うぅぅぅ」

 

 

時間がないから、望遠MAXでお馬さんを撮りました。

 

 

  チーズケーキ?

  もちろん買いましたよ。

  4等分にして、翌朝、昼、夜、朝のご飯に。

  なーにハイジの暮らしを思えば

  こんなの普通です、普通。 

 

 

次は山梨県甲府市です。

 

 

 

 

 

 

 

  Zzzzzzzz…

 

  眠ってばかりで

  つまんなーいと言われても

  眠ってなんかいませんよ

  捕まるもんかー

  あっ母ちゃんやめれー

  くすぐったいぞー  zzz…

  (足ピクピク)

            bY チャマ