「日本の教育は暗記偏重の詰め込み教育で、考える力が養われない。」
よく聞かれる批判です。
確かに、歴史年号の正確な暗記のようなことには意味はないと思います。
しかし、漢字や英単語など、暗記が非常に重要なものもあります。漢字にしろ、英単語にしろ、基本的なものを覚えなければ、話になりません。
暗記とほど遠いと思われる数学にしても、まずは公式を暗記し、公式に当てはめて問題を解けるようになるのが第一段階で、その上で、公式の意味とか公式の導出プロセスとかを考える事で、数学的素養が磨かれていくと思います。
英語の場合、意識して暗記するかどうかは別にしても、文章やフレーズといった「意味のある塊」が頭の中に蓄積されていなければ、英語を使うことは出来ません。
暗記(記憶)によって、頭の中に最低限の知識ベースができます。そうした知識ベースに基づいて、初めて意味のある議論ができるようになると思います。
日本の教育制度に問題があるという指摘は脇に置くとして、今の「日本人の大人」に問題があるのではないでしょうか?
正直言って、考える力が無い人間が多すぎます。すぐ役立つ知識を知りたいとか、手っ取り早く答えを知りたいとか・・・。 また、落ち着きのない子供が増えている原因の一つは、「こらえ性」のない大人が増えていることに大きな原因があると思います。
子は親を映し出す鏡・・・です。