このBlogでも英語の勉強法に関する記事を時々書いていますが、結局、「勉強法は人それぞれ違うのかな~」という気がします。
勉強法としては大きく、
(A)基礎を身につけるまでの期間
(B)基礎を身に付けた後の期間
に分けて考えると、(A)の期間の勉強法を決める要因としては、(1)年齢、(2)現在の興味の対象、(3)過去の勉強習慣等があると思います。
一方、(B)の期間の勉強法については、(4)英語で何をしたいかということが、大きな要因になると思います。
(A)基礎を身につけるまでの期間
(1)年齢
幼児が英語を身につける方法と大人が英語を身につける方法とでは、その方法論は大きく異なると思います。例えば、幼児の英語には、ロジック(文法や構文)に対する意識はほとんど要らないと思いますが、大人の場合には、ロジックの助けを借りた方が、より効果的に学べるような気がします。
また、中・高生、大学生、社会人でもやり方は異なってくると思います。中高生は受験英語を意識せざるを得ませんし、大学生は社会人経験がないので、TOEICやTOEFLといった試験を利用した勉強が有効かもしれません。一方、社会人になると基本的には試験等に縛られずに、自由に学ぶことができます。
(2)現在の興味の対象
英語が趣味という人を除けば、現在の興味の対象が何かによって英語勉強法は異なると思います。例えば、時事問題や国際情勢に興味のある人には、童話や洋画等を使った勉強は向きませんし、逆もまた然りです。
(3)過去の勉強習慣
学生時代コツコツ学習する習慣がついているか否かによって、勉強法も異なると思います。学習習慣がある人は、単語や文法の勉強といったオーソドックスな方法でも続けられると思います。一方、あまり勉強が得意でなかった人の場合、学校時代の英語の授業を思い出させるような勉強法は向いていないと思います。したがって、どのような種類(分野)の教材を使うかが異なってくると思います。
(B)基礎を身に付けた後の期間
(4)英語に何を求めるか(英語で何をするか)
この期間において最も重要と思われるのが、自分が何を英語に求めるのか(=英語で何がしたいのか)です。例えば私は、仕事で英語を縦横無尽に使える英語力を目指しています。そういう意味で、私の勉強法は、英語の指導者になる勉強、翻訳家や通訳になる勉強とは大きく異なると思います。
例えば、私の場合は、オフィシャルな場で英語を使うケースが多いことから、気の利いた口語表現や砕けた表現を身につける必要性はさほどありません。むしろ、文法的に誤りがない文章(レポートや論文)を書いたり、また、外国人相手に明快なプレゼンテーションをする能力が必要となります。また、時事問題や政治・国際情勢よりも、ビジネスに直結した話題や自身の専門知識の方を強化する必要性が高くなります。
一口に「英語力」といってもその範囲は膨大なので、自分が英語で何をするのか(したいのか)によって、強化すべき英語の分野や重点配分を変えていく必要があるように思います。
(英語を身につけた人の)体験談や方法論を読む場合にも、
(1)その人がいつ英語を学習し始めたのか
(2)その人の興味の対象が何か
(3)その人は、(英語を含めて)学習習慣があったか(なかったか)
(4)その人は英語を使って何をしているのか
という点を十分意識して、自分自身の勉強法を考える必要があると思います。
(1)~(4)について、自分と状況が似ている人の体験談の方が、そうでない人の体験談よりも役立つと思います。![]()