私は、ハーバードとかスタンフォードといった超TOP校ではありませんが、一応、TOP校と言われるMBAを卒業しています。(欧米)MBA志願者なら誰でも知っている学校ですが、そうでない人だと、大企業の人事担当者でもない限り、知らない学校だと思います。 しかも、「T大 → 超トップ校」ではなく、「私大 → TOP校」ですから、ピッカピカのMBAホルダーというわけでもありません。
一般の方は、MBAというと先の超TOP校のMBAをイメージすると思いますし、書籍などでも超TOP校の情報が取り上げられます。しかし、意外に超TOP校でない学校のことは知られていません。この点、超TOP校でないTOP校の良さもあると思うので、自分の経験を踏まえて超TOP校以外のMBAのメリットを紹介したいと思います。
1.期待ギャップが小さい
超TOP校に行く人(行ける人)は、これから自分の行く学校について、あるいは取得するであろうMBAという学位に対して、非常に大きな期待感を持っているように思います。何せ、厳しい競争を勝ち抜いて
栄冠を手にしたわけですから。
一方、超TOPとは言えないTOP校だと、「MBAで人生逆転してやろう」とか「MBAを利用して超高給の仕事に就こう」という想いはあまり強くないようです。まぁ、私だけかもしれませんが・・・。![]()
MBAホルダーの大半は卒業した後、期待ギャップに直面します。しかし、私の場合は留学前からMBAに対するある種の「醒めた期待感」を持っていましたので、卒業後の期待ギャップもあまり感じませんでした。
2.受験準備コストが安く、受験期間も短い
TOP校の場合は超TOP校ほど高いGMATやTOEFLの点数が要求されません。したがって、比較的短期間で、スコアメイクが可能となります。例えば、超TOP校を狙うのなら、基本的にGMATで700点超えが必要です。ところが、それ以外のTOP校であれば、670点~680点もとれれば十分です。GMATは数学と国語(英語)の2科目から成りますが、数学はすぐ満点(または満点近く)取れるようになります。
問題は国語(Verbal)ですが(数学が満点近く取れれば)30点(50点満点)で上記の点数はクリアできます。凡人の私でも(独学)3回目で600点台後半をとることができました。 ただし、母校のGMATの平均点が、直近では700点程度まで達しているという情報もあり、私の時代とは事情が相当違っているかもしれません。
一方、TOEFL IBTは純ドメの場合、100点を超えるのは少々厄介なようです。この点、私の時代は(幸いにも)CBT時代の最後だったので、何とか(4回ほどで)クリアできました。TOEFL、GMAT、Essay策とも予備校には通わずにすべて自己流でした。
大学受験では予備校に通って勉強するスタイルでしたが、社会人になってからは予備校に行こうとは思わなくなりました。自分の気の済むようにやって、それで不合格ならキッパリ諦めようと思っていました。
志望校に関しても「どうしてもここに行きたい。」というのはありませんでした。「ま~、TOP校(全米で20位以内程度)ならばどこでもいいかな。」程度の感じでした。もっとも、Essayには、「なぜその学校でなければならないのか」という(脚色がかった)想いを切々と書き綴る必要がありますが。![]()
3.学校で案外(?)リーダシップがとれる
超TOP校は回りが超優秀な人達ですから、その中で傑出するのは大変だと思います。一方、周囲がそこそこ優秀なTOP校なら、(自分の得意分野があれば)リーダーシップがとれます。「★★に強い」というような評判が得られれば、(あまり積極的にならなくても、英語に多少難があっても)相手がこちらに近づいてきてくれます。![]()
卒業した後も、「(日本の)○○は、★★分野のエキスパートだ。」みたいな評価が定着していると、同窓生からも比較的頻繁に連絡が入ったり、彼(女)らが日本に来た時、こちらが現地に行ったときも、会う機会も比較的多くなり」ます。
以上、超TOP校でないTOP校のメリットでした。