こんにちは。
やりがい発見相談室の小野です。
好きなことで、自分らしく働く。
そうやって仕事をしている人ってとって
も輝いています。
会社のため、世間体のため、食べてい
くため。
ただそれだけのために働くのではなく
て自分の幸せに向かって働く。
それが、健康的な社会生活を送ってい
くことや、キラキラ輝いている自分を手
に入れるために必要なんじゃないでしょ
うか。
仕事で充実感を得ること。それは心で
感じるものです。
だから、自分の気持ちに正直に。
素直に答えていく。
自分の心の声にまっすぐに、心の真ん
中を大切にしていかなくちゃいけません。
実は私、柔道の黒帯を持っています。
学生の頃、柔道部に所属していました。
その柔道の基本の構えとして、
「自然体」
というものがあります。
足を肩幅に広げ腰を少し落として重心
を体の中心に持ってくる。
試合で、この基本形をいかに維持する
かが肝心です。
重心がずれてバランスを崩した状態で
はすぐに投げられてしまいます。
技をかけるときも、バランスが崩れてい
る状態ではうまく技もかけられません。
まずはこの基本形の「自然体」の構え
がで出ていてこそ、自分本来の力を発
揮することができるんです。
だから、この基本の構えをたくさん練習
させられます。
やりたいことを見つることにも、同じこと
が言えると思うんです。
「やりたいことがわからない・・・」
今の自分がどこに向かっていいのか、
目標が見えない状態ってとっても怖く
て大きなストレスとなります。
そんな状況のなかで、自分の心を
正常に保つことは、かなり難しい
ですよね。
「心の自然体」
が崩れてしまっている状態です。
「とても辛い・・・けど、今の仕事を
辞めてしまったら、逃げなんじゃ
ないか・・・?」
「仕事を辞めても、次の仕事がみ
つかるなんて保証もない・・・」
「自分の経歴に傷をつけちゃいけ
ない・・・!」
「けど・・・・けど・・・・」
いろいろな思いが交錯し、葛藤を
生み、どれが本当なのかわから
なくなってしまう。
そんな思いが優先し、自分の心の
声が聞こえにくくなってしまいます。
だから、やりたいことを見つけること
の一つのステップとして、まずは自分
の「心の自然体」が保てるような環境
に自分を持っていくこと。
それが大事なんじゃないかなって思う
んです。
柔道で「自然体」をうまく維持できるよう
になるための練習は、「自然体をやる」
しかありません。
ひたすらその状態を維持する練習を
するんです。
「心の自然体」も同じ。
バランスが崩れている状態を長く続け
ても、それが鍛えられるわけじゃない。
一番効果的なのは「心の自然体をやる」
ことです。
そして、徐々にうまくなっていって、どん
な状況にも対処できるようになっていく。
だから、今の仕事があまりにも辛すぎた
り、大きなストレスがかかっている環境
で働いている方々に、私はこう伝えたい。
逃げてもいいんです。
一度自分をつらい環境から解放して
もっと負担の少ない仕事に移ってもいい。
それが、「心の自然体」を手に入れる
ことに繋がるんです。
自分本来の力を取り戻すために必要
なんです。
それは、自分に負けるとかじゃありま
せん。
甘えなんかでもありません。
ちゃんと自分のためになる行動なんです。
それからやりたいことを探しても遅くはな
いと思います。
自分の目標の先に、幸せを思い描くこ
とが出来れば、それは大きな力になって
自分を支えてくれます。
いつも隣で、自分を勇気付けてくれます。
心の真ん中に道が出来て、希望がうま
れます。
私自身も、カウンセラーになりたいとい
う目標が大きな原動力となっています。
毎日の仕事をこなして、帰ってきたら
勉強。休みの日にブログを書いたり
HPを作ったり。
ちょっと前までは、自分がこんな行動
することができるなんて、思いもしませ
んでした。
だから、みなさんにも、是非、やりたいこと
を見つけてほしい。
毎日楽しく心豊かに働いて、イキイキ
と輝いている。
きっとそんな自分になることができる。
だから、ちょっとだけ立ち止まって
考えてみてください。
今、「心の自然体」できていますか??
こんにちは。
やりがい発見相談室の小野です。
今回は、ラーメンのお話からです。
ラーメン屋さんは、自分の店の売りをそれ
ぞれもっていて、味も全然違う。
けど、それぞれの店に多くののお客さん
が入っていて人気店と呼ばれるお店が
沢山あります。
一度くらいは気になって違うお店に入る
かもしれないけど、きっと1つの店の味が
気に入って多く足を運ぶラーメン屋ってあ
ると思います。
それは、味が気に入って、自分にとってこ
こがおいしいと思うからですよね!
そこに自分にとって、「ベスト」な味がある
からです。
それって本当のやりがいを見つけること
にも共通しています。
仕事の内容にやりがいを感じることがで
きない・・・
って悩んでいる人は、そこに満足できな
いにかがあるはず。
肉体労働がつらかったり、緻密な作業
が多すぎて神経をすり減らしながら働い
たり。
人によって感じていることは違うと思い
ますが、自分にとって、その仕事は
「ベスト」ではない
ってことになります。
肉体労働が全く苦じゃなくて、逆にそれ
が楽しいという人もいれば、繊細で緻密
な作業が性にあっている!という人も
実際にいる。
ラーメンだって、激辛や、濃すぎるこってり。
それがそれがうまいんだよ!!っていう
人もいればそんなのとても食えない・・・
という人だっているわけです。
だから、自分にとっての「ベスト」
一番「ちょうどいい」と思えるところで働くこ
と。それが一番だと思います。
ちなみに私は辛さにはめっきり弱く、こって
りもあまり食べません。
自分にとって絶え難いほど辛すぎるラーメ
ン食べ続けるのも、胸焼けして具合わるく
なりながらこってりラーメン食べつづけなく
ちゃいけないのって、想像しただけでも恐
ろしいほどのストレスがかかりそうです・・・
そんなの全く健康的じゃない。
自分がおいしいと思うから食べに行きたい
し、何回でも食べに行きたいと思うことがで
きるんだと思います。
仕事だって、自分が「やりたい」と思えるよ
うなものだからこそ!!です。
自分にとって、「ちょうどいい」を見つける
ことが、本当のやりがといを発見するため
にはとっても大切だと思います!
ここからちょっと話題が変わります。
毎日会社に行くのがイヤでイヤで仕方
がない・・・
毎日が始まるのに恐怖感すら覚えて
しまう・・・
そのような悩みをもって仕事を頑張って
いる人って、気づかないけど結構いると
思います。
日本の自殺者の数は10年以上、毎年
3万人を超え、この数字を維持してい
ます。
こんなにも多くの人たちが、自殺という
究極の選択をしてしまうという現状が
今の日本社会です。
私たちは、何のために頑張るんでしょう
か?それは、絶対に幸せになるために
頑張っているはずだし、より良くなるた
めに頑張っているはずです。
生活のため。家族を養うため。
かけがえのない大切のものです。
けど、それを手に入れるためには仕事
で大きなストレスを抱えたままでしか実
現できないんできないんでしょうか?
毎日が憂鬱で、今にも爆発してしまいそ
うな状態で頑張っていなければ幸せには
なれないんでしょうか?
私は、カウンセラーを目指そうと決意する
まで、かなり時間がかかりました。
決意するのがとっても怖かったんです。
カウンセラーは、よくそれだけでは食べて
いけない職業だって言われています。
今活動されているカウンセラーの先生た
ちも兼業カウンセラーやボランティアで活
動している方も少なくありません。
目指すのはいいけど、本当にカウンセ
ラーになれるんだろうか?
カウンセラーという仕事で食っていける
んだろうか?
そう考えたときに、気づいたことがある
んです。私はなにが怖かったのか。
それは、今ある状況を失ってしまうかも
しれないというものです。
普通に仕事をしていれば、世間体も気に
しなくていいし、贅沢はできなくても、なん
とか食べて行くことができる。ある程度の
ものなら好きなものを買えます。
最低限の、みんなと同じ生活水準を保
つことが出来なくなってしまうんじゃない
かってことが何よりも怖かったんです。
もしそれを失ってしまったら、一人だけ置
いていかれてしまうんじゃないか・・・
偏見の目で見られてしまうんじゃないか・・・
そんな思いがありました。
多くの方が、辛いけどなかなか次の一歩
を踏み出すことが出来ない理由がここに
あると思います。
今の仕事がつらいけど、周りにあわせて
いたほうが安心。
だから自分もそうしよう!
みんながそうしているんだから間違いない!
自分の思いに自信を失い、周りに融合しよ
うとする心理をアメリカの心理学者ソロモン
アッシュは
『斉一性の圧力』
と呼びました。
自分だけが他の人たちと違う行動をする
ことってとても勇気がいることだと思います。
けど、現状の生活が、非常に大きなスト
レスの上で成り立っているものだとしたら、
今の生活を維持することってそれほどに
まで耐えて頑張るに値するんでしょうか?
もし値するならば、日本は自殺大国なん
ていわれないでしょう。
こんなに多くの人が仕事で悩み苦しむこと
はないと思います。
今、アロマセラピーやエステサロンなど
いわゆる「癒し」というものがとても注目さ
れています。
多種多様なサービスが次々と生まれ
その市場は大きくなってきています。
そこに多くのニーズがあり、こういったビジ
ネスが発展するのも今の社会の中で働い
ている人たちが非常にストレスフルな状態
であることを反映していると思います。
今の生活を維持するために、多くのスト
レスを感じざるを得ない環境で我慢に
我慢を重ね、その稼いだお金で「癒し」
を買う。
それだけじゃなく、ストレス解消に消えて
いるお金も少なからずあると思います。
とすれば、少しだけでも生活水準をお
としてかなりストレスが軽減するような
選択があるとすればそれは、一つの
「癒し」を買うのと同じなんじゃないか
と思うんです。
自分のキャリアを守っていくことや、経歴
に傷をつけないこと。それも大切なこと
だと思います。
だけど、それは全部自分が幸せになって
いくため、より良くなっていくためのもので
あればこそです。
本当に充実感を得ることが出来て「やりがい」
が持てる仕事をすること。
それこそが、自分にとって幸せへの一番
の近道なんじゃないかなって思っています。
だから、今自分が感じている本当の気持
ちを大切に、信じてあげる。
常識とか、世間の目など気にしないで
自分は本当はどう感じて、どうしていきた
いのかをしっかりと向き合って考えてみる。
考えるだけです。
誰にも迷惑かけるわけでもないし、それで
失うものは何もありません。
そういう、ちょっとした行動の積み重ねが
幸せにつながっていくんじゃないかなって
思っています( ^ 0 ^ )/
現在 無料 相談受付中!!
10名限定です!!
きっと、心が軽くなりますよ!
お気軽にどうぞ♪
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ぞれもっていて、味も全然違う。
けど、それぞれの店に多くののお客さん
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沢山あります。
一度くらいは気になって違うお店に入る
かもしれないけど、きっと1つの店の味が
気に入って多く足を運ぶラーメン屋ってあ
ると思います。
それは、味が気に入って、自分にとってこ
こがおいしいと思うからですよね!
そこに自分にとって、「ベスト」な味がある
からです。
それって本当のやりがいを見つけること
にも共通しています。
仕事の内容にやりがいを感じることがで
きない・・・
って悩んでいる人は、そこに満足できな
いにかがあるはず。
肉体労働がつらかったり、緻密な作業
が多すぎて神経をすり減らしながら働い
たり。
人によって感じていることは違うと思い
ますが、自分にとって、その仕事は
「ベスト」ではない
ってことになります。
肉体労働が全く苦じゃなくて、逆にそれ
が楽しいという人もいれば、繊細で緻密
な作業が性にあっている!という人も
実際にいる。
ラーメンだって、激辛や、濃すぎるこってり。
それがそれがうまいんだよ!!っていう
人もいればそんなのとても食えない・・・
という人だっているわけです。
だから、自分にとっての「ベスト」
一番「ちょうどいい」と思えるところで働くこ
と。それが一番だと思います。
ちなみに私は辛さにはめっきり弱く、こって
りもあまり食べません。
自分にとって絶え難いほど辛すぎるラーメ
ン食べ続けるのも、胸焼けして具合わるく
なりながらこってりラーメン食べつづけなく
ちゃいけないのって、想像しただけでも恐
ろしいほどのストレスがかかりそうです・・・
そんなの全く健康的じゃない。
自分がおいしいと思うから食べに行きたい
し、何回でも食べに行きたいと思うことがで
きるんだと思います。
仕事だって、自分が「やりたい」と思えるよ
うなものだからこそ!!です。
自分にとって、「ちょうどいい」を見つける
ことが、本当のやりがといを発見するため
にはとっても大切だと思います!
ここからちょっと話題が変わります。
毎日会社に行くのがイヤでイヤで仕方
がない・・・
毎日が始まるのに恐怖感すら覚えて
しまう・・・
そのような悩みをもって仕事を頑張って
いる人って、気づかないけど結構いると
思います。
日本の自殺者の数は10年以上、毎年
3万人を超え、この数字を維持してい
ます。
こんなにも多くの人たちが、自殺という
究極の選択をしてしまうという現状が
今の日本社会です。
私たちは、何のために頑張るんでしょう
か?それは、絶対に幸せになるために
頑張っているはずだし、より良くなるた
めに頑張っているはずです。
生活のため。家族を養うため。
かけがえのない大切のものです。
けど、それを手に入れるためには仕事
で大きなストレスを抱えたままでしか実
現できないんできないんでしょうか?
毎日が憂鬱で、今にも爆発してしまいそ
うな状態で頑張っていなければ幸せには
なれないんでしょうか?
私は、カウンセラーを目指そうと決意する
まで、かなり時間がかかりました。
決意するのがとっても怖かったんです。
カウンセラーは、よくそれだけでは食べて
いけない職業だって言われています。
今活動されているカウンセラーの先生た
ちも兼業カウンセラーやボランティアで活
動している方も少なくありません。
目指すのはいいけど、本当にカウンセ
ラーになれるんだろうか?
カウンセラーという仕事で食っていける
んだろうか?
そう考えたときに、気づいたことがある
んです。私はなにが怖かったのか。
それは、今ある状況を失ってしまうかも
しれないというものです。
普通に仕事をしていれば、世間体も気に
しなくていいし、贅沢はできなくても、なん
とか食べて行くことができる。ある程度の
ものなら好きなものを買えます。
最低限の、みんなと同じ生活水準を保
つことが出来なくなってしまうんじゃない
かってことが何よりも怖かったんです。
もしそれを失ってしまったら、一人だけ置
いていかれてしまうんじゃないか・・・
偏見の目で見られてしまうんじゃないか・・・
そんな思いがありました。
多くの方が、辛いけどなかなか次の一歩
を踏み出すことが出来ない理由がここに
あると思います。
今の仕事がつらいけど、周りにあわせて
いたほうが安心。
だから自分もそうしよう!
みんながそうしているんだから間違いない!
自分の思いに自信を失い、周りに融合しよ
うとする心理をアメリカの心理学者ソロモン
アッシュは
『斉一性の圧力』
と呼びました。
自分だけが他の人たちと違う行動をする
ことってとても勇気がいることだと思います。
けど、現状の生活が、非常に大きなスト
レスの上で成り立っているものだとしたら、
今の生活を維持することってそれほどに
まで耐えて頑張るに値するんでしょうか?
もし値するならば、日本は自殺大国なん
ていわれないでしょう。
こんなに多くの人が仕事で悩み苦しむこと
はないと思います。
今、アロマセラピーやエステサロンなど
いわゆる「癒し」というものがとても注目さ
れています。
多種多様なサービスが次々と生まれ
その市場は大きくなってきています。
そこに多くのニーズがあり、こういったビジ
ネスが発展するのも今の社会の中で働い
ている人たちが非常にストレスフルな状態
であることを反映していると思います。
今の生活を維持するために、多くのスト
レスを感じざるを得ない環境で我慢に
我慢を重ね、その稼いだお金で「癒し」
を買う。
それだけじゃなく、ストレス解消に消えて
いるお金も少なからずあると思います。
とすれば、少しだけでも生活水準をお
としてかなりストレスが軽減するような
選択があるとすればそれは、一つの
「癒し」を買うのと同じなんじゃないか
と思うんです。
自分のキャリアを守っていくことや、経歴
に傷をつけないこと。それも大切なこと
だと思います。
だけど、それは全部自分が幸せになって
いくため、より良くなっていくためのもので
あればこそです。
本当に充実感を得ることが出来て「やりがい」
が持てる仕事をすること。
それこそが、自分にとって幸せへの一番
の近道なんじゃないかなって思っています。
だから、今自分が感じている本当の気持
ちを大切に、信じてあげる。
常識とか、世間の目など気にしないで
自分は本当はどう感じて、どうしていきた
いのかをしっかりと向き合って考えてみる。
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誰にも迷惑かけるわけでもないし、それで
失うものは何もありません。
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震災からちょうど1年がたちました。
3月11日 14:46
仙台市に住んでいる私は、今回の東日本
大震災で被災しました。
電気、ガス、水道のライフラインがすべて
ストップし、ガソリンもなくどこに行けない。
その日食べる食料を確保するのも大変で、
カップラーメン一つ買うために極寒の中
スーパーに何時間も並んだり、水を求め
て遠く離れた給水所まで荷台を押して何
往復もしたり。とても信じられないような
体験をしました。
親戚や友人には、津波の犠牲となり命を
落としたり家と財産すべてを失った人も居
ます。とても他人事とは思えませんでした。
今回の震災で、考えさせられたこと。
「生きるってなんだろう」
私たちは、幸せになるために生まれてきた
はず。
けど、突発的なことで一瞬にして奪われて
しまうこともある。いつ、どんなことが起こって
もおかしくない。
それを、肌で感じました。
だから、その時その時を精一杯生きて後悔
がない人生にしたい。
犠牲となった人たちの分まで、一生懸命生
きなくちゃいけない。
犠牲となった人たちの分まで、人生楽しま
なくちゃいけない。
私はそう考えました。
そのためには、生活の中心となってしまう
仕事をイヤイヤやっていたのでは、それは
実現できない。
やりたいことをやることが、一番重要なことな
んじゃないかって思ったんです。
いろんな考え方があると思いますが、これが
私の出した答えです。
そして、カウンセラーになると決意すること
ができた、大きなキッカケです。
犠牲となった人たちのぶんまで、私は精一杯
頑張ります。
一人でも多くの方のお役に立てるよう、沢山
勉強します。
そして、精一杯生きたいと思います!
今回の東日本大震災の犠牲となった方々の
ご冥福を心よりお祈りいたします。
====================
「究極」を求めない!!
====================
こんにちは。
やりがい発見相談室の小野です。
「天職」っていう言葉がありますよね。
天職というと、なんとなく
「神様が与えてくれた仕事。自分は、この仕
事をするために存在すると思えるほどの、
自分の人生を捧げてもやる価値がある仕事。
湧き出る情熱が強い使命感に裏づけされる
強いパワーやエネルギーを生み出すもの」
そんなイメージがあります。
自分の夢を実現して、実際に仕事にすること
ができたら、きっとこんな感覚になれるんで
しょうね!!
自分の仕事に誇りを持つことができたらそれ
ほど素晴らしいことってないと思います!!
でも、それって突然天声が心に語りかけて
きて、自分がやるべきこと、天職を神様が
教えてくれるものではないと思います。
それを信じて、ずっと待っていたら何十年
先になるかわかりません。
もしかしたら、そんな天声が聞こえることな
んて一生ないかもしれません。
私は、「天職」というものは、突然やってく
るものじゃなくて、自分で「天職」にしてい
くものなんじゃないかって思っています。
自分が好きだと思えるも、やりたいと思えるも
の、本当に価値があると信じることができる仕
事が情熱を生んで一生懸命になれる。
そして、その仕事に誇りを持つことができる。
そうして頑張っているうちに、それが自分
の人生で、それをするために産まれてき
たかのような感覚。それ以外の仕事は考
えられないと思えるほどの「天職」というも
のになっていくんじゃないかなって考えてい
ます。
自分が「やりたいこと」ってなんだろう?
本当のやりがいを見つけるために、それ
を一生懸命探していくことがとっても大切
な行動だと私は考えています。
突然ですが、ブログを読み進める前に、5分
間だけここで考えてほしいことがあります。
ぼんやりとしたものでもいいです。
なんとなくでもいいです。
ほんのちょっとだけでも
「やりたいなぁ」と思える仕事を考えてみて
下さい。
「一番」やりたいことじゃなくてもいいです。
頭の中に浮だものが、とても無理だと思え
るものでもいいんです。
ただ、想像するだけ。
そして、思い浮かんだものからノートでも
いいし、ケータイでもいいのでメモしてみて
下さい。
それを最低3つ、探してみて下さい。
もちろんそれ以上でも大丈夫です。
硬く考えずに、なんとなく思いつくもの
でいいです。
5分くらい考えてみて下さい。
ちなみに、私はこれを考えたときに、
・ミュージシャンになってみたい。
・教師になってみたい。
・会社の経営者になってみたい。
・人を勇気付けるような仕事がしたい
と書き出しました。
・・・。
・・・・。
・・・・・。
・・・・・・・。
考えていただけましたか?
だいたい3つくらい思いつくことができた
でしょうか?
もしかしたら、そのなかには
「こんなの無理・・・・」
と思えるようなものが含まれているかも
しれません。
けど、なんとなくでも、やりたいことを
書き出すことが出来ましたね!
なぜ、こんなことをして頂いたかというと
「やりたいこと」を探す上で、ちょっと
注意しなくちゃいけないことがあるから
です。
それは、「究極」を探す事。
自分のやりたいことに「究極」を求めてし
まうと、逆に見えずらくなってしまうこと
があるからです。
なぜかというと、自分が「やりたい」と
思える仕事のハードルがあまりにも高す
ぎると、
「自分はその仕事をするために、
そんなに努力することはできない。
努力できないってことは、それは自分
が本当にやりたいことではないんだ。」
「自分には適性がないんだ。」
「本当に好きなことじゃないんだ。」
と結論付けてしまう。
そして、自分にはやりたいことがない・・・
となってしまいます。
私自身が、まさにそうでした。
自分がやりたいことに対して、
「こんなの無理・・・」
と決め付けて、それに対して一生懸命に
なれないんだったら、それはやりたいこ
とじゃない。と思っていたんです。
そして、6年間同じことを悩み続けてしま
いました。
今思うと、同じことを何度も悩んで悩ん
で堂々巡り。
でも、良く考えたらそれって、あたり前で
した。
だって、今、自分のできることの中から
その「究極」を探そうとしていたんです
から。
自分にはそんな力も知識もなくて当然
なのに、それが今ないから、その仕事
に就くのは無理。
と決め付けていたんです。
そして言い訳のように、きっと、頑張ろう
と思えないって事はそれはやりたいこと
じゃないんだ!と自分に言い聞かせて
いました。
それで納得したほうが、自分の無力さを
感じずにすみますから。
やりたいことは、今の自分にできるこの
の外にあると思います。中にあったら
きっと、とっくに見つけているはずです。
だから、今は自分のできることの外にあ
るやりたいことを、少しずつ、できること
の内に入れていくことが必要です。
今自分が書き出したもの。
その書き出したものに、自信が持てな
かったとしても、例えば
「明日から、その仕事に何の勉強もしな
くても、何の資格もとらなくても、何のス
キルも身につけなくても、その仕事に就く
ことができて、給料も保証される」
となったらどうでしょうか?
きっと、飛びつくと思います。
だから、その書き出した仕事に自信が
持てないんじゃなくてその仕事をするこ
とが出来るまでの過程に自信が持てな
いってことになります。
誰だって最初からうまくやれるわけがない
し今の自分の状況を大きく左右してしまう
可能性のあることに、いきなり大きな挑戦
ができなくて当然だと思います。
だって、大きな行動に出るには、やっぱり
それなりのリスクが伴う。怖くなって当然です。
「もしチャレンジして、それがやりたいこと
じゃなかったら、時間とお金を投資して頑
張ったぶんが無駄になっちゃうんじゃない
か・・・」
「失敗してしまったら、今の自分よりも更に
自信を失ってしまうんじゃないか・・・・」
そんな不安がありますよね。
でも人間って、「不安」っていう感情がより
感じやすくなっているそうです。
それは、生物にとって生きるために欠かせ
ない感情なんだそうです。ネズミの脳は小さ
くシワもない。
人間は、高次の機能を持つ大脳皮質が大
きく発達していますが、ネズミは逆にそれ以
外の部分が発達しているそうです。つまり、
生命維持だけを考えると人間が持つ楽しい
とか嬉しいなどの感情は必ずしも必要では
ないと考えられるからです。
ネズミのような小さな生き物は、自然界で生
きていくためには、いつ天敵に襲われるかわ
かりません。危険な場所や、動物に遭遇した
ときに、自分の命を脅かすものだと感知して
身を守ったりそういう危険な状況に陥らない
ように記憶して危険を未然に防ぐために、
この「恐怖感」という感情は必要なのでしょう。
ネズミのような下等生物にも備わっている感
情はとても原始的なものです。
生きるために、もっとも大切な機能というこ
とになります。
私たち人間も動物です。だから、この感情が
感じやすくなっていると言えるそうです。
何かにチャレンジするっていうのは勇気がい
ることです。でも一歩を踏み出すことができな
い「不安」っていうものは、ただ、そう感じや
すくなるよう脳ができているだけ。
と考えれば、少し気持ちが楽になりますよね。
ほんのちょっとのことからでも、実際に動い
てみる。それが、不安を徐々に小さくしてい
けると思います。今、なんとなくでもやりたい
と思えたこと、書き出せたこと。
それを大切にしてみてください。
今、自分自身で考えて出した答えを信じて
どんなに些細なことでもいいから取り組ん
でみる。
たとえ、それが本当にやりたいことではな
かったとしても、少しでも動くことが出来た
ことや、動いてみて感じたこと。
それって、本当に近づくための大きな
財産になると思います。
決して無駄にはなりません。
その過程の中で、本当の「やりたいこと」が見え
てくるんじゃないかなって思っています。
そう考えると、やりたいことを見つけるこ
とって、なんだかスゴロクみたいです。
勇気を出してサイコロをふらないと1マス
も進みません。
その場所に立ったまま。ゴールには一向に近づ
きません。
確かにその場にとどまっていれば、何のリスク
も追う事はありません。でも、何も良くもなりま
せんよね。
今、現状に満足することができていないのであ
れば、ずっとその不安を抱えたまま同じ場所に
居続けなければいけない。自分の人生をより
良くしていくために、勇気を出して一歩を踏み
出さないと状況は全く変わることはないんです。
1が出続けて、なかなか進まないこともあるか
もしれない。
時には、1マス戻ったり、一回休みだったり。
それでも、着実にゴールに向かっていること
には変わりありません。
6が出て、一気に進めることもある。
10マス進む場所もあるかもしれない。
それも、とにかくサイコロをふらないとゲーム
は始まりません。
今、出せる分だけでいい。
今、持てる分だけでいい。
本当の「やりがい」を手に入れるために
勇気を出してサイコロを投げてみませんか?